暴風の北海道: 樽前山通行止め→支笏湖→紋別岳

土日に浦河の方に用事があり、せっかくなので少し前乗りして支笏湖周辺でハイキングしてきました。 本当は樽前山、風不死岳と登るつもりだったんですが、この大荒れ予報、直前で樽前山だけに変更しました。 しかしそれすら叶わず、樽前山駐車場に続く道まで走ったところで、倒木により道路閉鎖、ゲート閉じるとの無情の宣告。まあ実際暴風時々暴風雨だったので、プランBの恵庭岳も諦めて、支笏湖観光して温泉でも行くかということにしました。 支笏湖に来たら、駐車場のおじさんに、ええ今日来たの、遊覧船も全部中止で歩いてちょっと見るくらいしかできないよ、駐車場本当に入る？みたいな反応。余程なんだなと思いつつ、車を停めてビジターセンターへ。ビジターセンターでも、湖畔は危ないから風がおさまる隙を見つけて行ってくださいというお姉さんのご指導。レインウェアを上下がっちり着込み、とりあえず湖畔に出発しました。 その時の支笏湖は確かに大荒れで、離れて歩いていても水飛沫がかかるほど。陸を歩いていて波に攫われるということはないですが、危険と言われるのも大袈裟ではないかな、と思うレベル。それでもプラプラ散策していると、紋別岳登山口があるじゃないですか。まあ行けるところまで行ってみるかと歩き出したところ、これがずっと舗装道路で、多くの場所で風も緩やか、結局頂上まで行ってしまいました。色づき始めた山肌と支笏湖の眺望も得られ、こんな天気の割には楽しめたんじゃないかと思います。 下山後は車で15分くらいのところにある丸駒温泉へ。ここの露天風呂が支笏湖の絶景を眺めながらトロトロ白濁のお湯に浸かる、本当に素晴らしいもので、飲泉もあり、長時間くつろぎました。ここは本当におすすめです。 天気最悪で前乗り失敗と思っていたのですが、そんなことなくとても楽しめた札幌近郊ステイでした。