秋近い小鉢の恐怖よ

高糖度トマトは水を切り過酷な状態で育てると言う。 植物も危機を感じると生き残り策を考えるようだ。 我家では居酒屋の突き出し宜しく、食卓にヒーちゃんの小鉢が出て来る。 中でもシシトウは彩りも良く小鉢が引き立つ夏野菜の優等生である。 菜園のシシトウも夏の終わりを感じると生き残り策を考えるようだ。 結果、3個に1個は『シシトウ』が『激辛唐辛子』に変貌する。 この時期、小鉢のシシトウは罰ゲームである。 僕が「当たり🎯」と言って辛さに悶絶する姿を見てはヒーちゃんが喜ぶ。 勿論、ヒーちゃんにも当たりが出る。そん時は僕が大爆笑なのだ。 何時もは静かな老夫婦の食卓に『秋近い小鉢の恐怖』ではあるが、激辛シシトウで笑いが起こるのも楽しいものだ。