奄美自然観察の森での探鳥(ズアカアオバト、サシバなど)

2023.04.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 14
休憩時間
38
距離
792 m
のぼり / くだり
26 / 33 m
1 14

活動詳細

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奄美大島にある奄美自然観察の森での探鳥。初めて来た島でライファーだらけの半日だった。 昨日から、鹿児島県の奄美大島に来ている。割と勘違いされがちだけど、沖縄本島、佐渡島に次いで大きい島で、6万人くらい住んでいるらしい。亜熱帯性の高温多湿な気候で、野鳥も独特。特にこの時期は春の渡りの途中で立ち寄る鳥と子育て中の夏鳥で賑やか。 今まで石垣島とか西表島とかは何度か行ったことがあるけど、奄美大島は初めて。地理も全くわからないし、とりあえずガイドさんを半日雇ってバードウォッチングに連れて行ってもらった。 初めて島を訪れた我々一家なので、とりあえず定番らしい奄美自然観察の森に連れて行ってもらった。ホテルから自然観察の森に行くまでの道中、車をゆっくり走らせながら鳥を見つけては教えていただく。 リュウキュウサンショウクイは関東でも近年みかけるけど、流石に本場だけあって数が多い。ズアカアオバト(初見1つ目)は名前に反して頭は赤くない。台湾にいる亜種は頭に赤い羽があるらしいが。ルリカケス(初見2つ目)は東京のオナガや佐賀のカササギと同じように、森よりむしろ民家付近にいる。電柱にいたりする。 奄美自然観察の森に着くと、車を降りて林の中の遊歩道へ。yamapの活動記録はここから。 さっそくルリカケスの巣があった場所に案内してもらうが、すごく早いうちに子育てを終えてしまうルリカケスは、もうみんな巣立ってしまっている。 近くで尺八の音がする。こんなところで誰が尺八なんか練習しているんだろう、と思ったら、ズアカアオバトの声だった。「尺八に似た鳴き声からシャクハチバトとも呼ばれる」と後で知ったが、「似ている」どころではなかった。 藪の中から盛んに「ヒュッピュルリピュルリ」と美しい囀りが聞こえる。「ヒュッヒャヒャヒャヒャヒャ」とか「キュルキュル」とか、いろんなバリエーションで長々と鳴いている。アカヒゲ(初見3つ目)だった。オスは鮮やかなオレンジ色だが、暗い林の中ではこれが全然目立たない。かなり大きい声で鳴くのに、なかなか見つけられない。動きはミソサザイに似ていて、飛ぶのは苦手なようで地面付近をあちこち動き回るだけで高いところには行かない。 奄美自然観察の森を後にして、ガイドさんの車で秋名の水田に向かう。途中電柱の上にサシバ(初見4つ目)がいた。渡りの途中らしい。 秋名では、水田付近を車で移動しながらみんなで鳥探し。ガイドさんによると近年稲作は減っていて、マコモを植える人が多いとか。鮮やかなピンク色のジャンボタニシの卵が大量についている。 草が多いので、セッカが多い。鳴き声がたくさん聞こえるし、時々飛んでいるのも見える。けどすぐ草に隠れるので結局一枚も写真を撮れず。地面に二羽の黄色い鳥を見つけたので、車を止めて観察。一羽はキセキレイだったが、もう一羽はツメナガセキレイ(初見5つ目)だった。 水田にはタカブシギが多い。イソシギも少しいたが、ここでは少数派。そのほかにカルガモもいる。関東にいるカルガモより、かなり色が濃い。 今日は昼だけでライファー5種。夜のツアーも同じネイチャーツアー会社にお願いしたが、その夜のツアーで見たヤマシギも含めて1日6種の鳥に初めて出会った。

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