活動データ
タイム
09:36
距離
1.9km
のぼり
379m
くだり
382m
活動詳細
すべて見る鹿児島勤労者山岳会の宮崎県延岡市にある比叡山遠征2日目はみつばツツジの道ルート。 (会山行のサブ記録として) トイレ横の駐車場から15分ほど登ったⅠ峰南壁のTAカンテや3KNの取り付きの左側20mほどの場所。 2日目は9名の為第1パーティー1-2-2 セカンドパーティー1-2-1で登る。 1ピッチ 30m Ⅵ 2ピッチ 35m Ⅵ+ 3ピッチ 50m Ⅴ- 4ピッチ 45m Ⅲ (ガバが多いためかⅢであるが高度感がある) 5ピッチ 45m Ⅵ+ 第1ピッチの1ピンと2ピンの乗り越えが肝と言われていた。しかしその先にも難所は沢山あった。 1ピッチ目は登ってすぐの1ピンと2ピンの間の乗り越えが肝。逆三角の割れ目がアンダーが効く為それをもって立ち上がり、斜め右上に伸びたクラックを乗り越す。 2ピッチ目は左斜め上に登りブッシュを越えて少し登った場所から2ピン目まで急なスラブをスメアを効かせながらトラバース。そして1.5m程下るところが正規なルートのようである。しかしここを下るのはとても怖くスキルがいるため一度2m程少し上に登り立木にかけてくれたお助けロープを頼りに垂直なクラックを3m程下りて2ピッチ目のビレイポイントについた。ここもとても狭い。 3ピッチ目もスラブ斜面の中央部の3本比較的狭い間隔でピンが打たれているがこれを登るのはとても難しい。左側のブッシュ沿いに登った。3ピンから上は比較的容易に登れた。 4ピッチは真っ直ぐに登るが他のピッチから比べるとⅢ+は高度感があるものの楽しく登れる。 5ピッチ 傾斜が緩くなるがホールドがなく上部の大岩の左に回り込んで乗り越えるところが難しい。「セカンドパーティーのKさんが大岩を右側に巻くと簡単だったという。我が会では「K本パス)ということにする(笑)」 6ピッチ 5ピッチを少し手前で切ったため50mのロープいっぱいの6ピッチになったがジグザグに登りガバで登り易かった。 追伸 私たちの会で今年89歳になる現役クライマーで「師匠」と呼ばれている大先輩から幾つかのアドバイスが寄せられていた。登った後にこの登攀のTOPを務めた岩部長が報告したら以下のようなメールが寄せられました。 「 2ピッチの終わりから3ピッチのスタート上をギリギリの技術で通過。私が慎重に!と言ったのがわかったと思います。 難しいルートを征服した時の胸の高鳴りが岩登の醍醐味です。☀ スメアは最高の技術の大事な1つです。これを使いこなさないと進歩はないです。」 まことに深い言葉で素晴らしい大先輩がいることに感謝です。 #ミツバツツジ #比叡山 #マルチクライミング
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