アケボノとカタクリを眺めに赤星山・豊受山・七々木山・鋸山・寒川山 縦走

2023.04.17(月) 日帰り

活動データ

タイム

09:24

距離

11.6km

のぼり

1465m

くだり

1014m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 24
休憩時間
59
距離
11.6 km
のぼり / くだり
1465 / 1014 m
2 11
1 48
1 25
1 3
32
31
7

活動詳細

すべて見る

赤星山(あかぼしやま) 石鎚山系を東に辿ると「チチ山の別れ」で尾根が分岐します 主稜線は「予土県境尾根」として冠山~平家平~大座礼山~野地峰~大登岐山~兵庫山~玉取山~カガマシ山~笹ヶ峰~野鹿池山~黒滝山等が続き吉野川へ消えます 一方、チチ山の別れから北側に尾根が分岐して大永山トンネルの上をツナクリ山~西山~銅山峰~西赤石~東赤石等の「赤石山系」、更には「法皇山脈」と言われる権現越えから権現山~黒岳~エビラ山~二ッ岳と続きます 二ッ岳からより北側の瀬戸内海近くを赤星山~豊受山~鋸山~翠波峰~平石山と高度を下げて阿波池田付近で吉野川へと消えて行きます 赤石山系の物住ノ頭や上兜山の稜線から東を見ると、二ッ岳の稜線部から海側にまるで独立峰の様にどっしりとした三角形の赤星山が見られます 標高は1,452mとさほど高くは無いのですが存在感がありますし、愛媛県では皿ヶ峰と並び花の山として知られています 昔、北側の宇摩(うま)地方の豪族、越智氏がこの山の上に赤い筋を引いて流れる星を見た事から「赤星山」と山名が付けられたと言います 山頂を少し南に下った場所に「赤星大明神」の祠が立っています 北側から急峻な傾斜ですが山頂部は小学校の運動場程広くて気持ちの良い場所で、昔は萱場(かやば)として利用されていた様です 一昔前までは余り見通しの良く無い山頂だったらしいのですが、北側が伐採されて土居町や三島の町、瀬戸内海の眺めが良い場所になっています 西側は標高の高い二ッ岳から峨蔵山~赤石山系が雑木林の上側に並んで良く見えます 登山としては北側の土居町を流れる大地川(おうじがわ)沿いに歩くのが滝が多く見られて人気がある様です このルートを大地川(おうじがわ)から「皇子渓谷」と名付けて良く整備されており、機滝や布引滝、千丈滝などを見ながら退屈する事はないと思います この「野田登山口」の標高が320m程ですから赤星山の山頂までの標高差は1,100m程もあり、あのキツくて有名な東赤石の登山とそんなに変わらないハードさは覚悟する必要があります 赤星山~豊受山の縦走路 20数年程前に泉保安夫さんがこの界隈を歩いた時には藪が酷くて、盟友の坂上さんに初めて縦走路で会った時に鉈(なた)で藪を切り開きながら歩いて来たと著書に書かれています 今は整備される方や鹿のお蔭(?)で快適な縦走路となり藪は残念ながら消え失せております 豊受山(とようけやま) 豊受山は北側の土居町から見上げると異様な形をしています 私は南側、銅山川沿いの富郷(とみさと)から見上げる姿がマッターホルンの様に尖がっており大好きです 山名は山頂にある豊受神社にちなみ名付けられ、この神社は全国に幾つか有る様です 祀神は「豊受姫大神」(とようけひめのおおかみ)で名前のイメージ通り五穀豊穣を司る神様 別名「富宇気毘売神」(とようけひめのかみ)で食物全般の神様みたいですね 伊勢神宮の中に豊受大神宮ってのが有り、そこに祀られている登田宇気神=豊受大御神と同じ神様らしい この女神のお母さんは和久産巣日神(わくむすびのかみ)と呼ばれて体から蚕(かいこ)と五穀が生じたとされています こんな母上、ちょっと気味が悪い気がします 日本の八百万(やおよろず)の神って奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)な感があります まあ、要するに「豊受神社」は五穀豊穣に御利益があるって事でしょう 土居町は南側から「やまじ風」と言う全国的にも特異なフェーン現象の突風が有名で私の親戚もこの辺りに住んでおり風の被害に遭っています その突風が何と豊受山の風穴からドカ~~ンと吹き出すって言い伝えがあり、毎年7月と9月の2回、ここで風鎮祭が行われているそうです(御餅を風穴に投げ入れる行事らしい) 鋸山(のこぎりやま) 何処から眺めてもギザギザの稜線には見えませんが鋸山と名前が付いています 何時の頃からかカタクリが有名になり、特に「なすび平」のカタクリが鹿の食害で絶滅状態になってからはこの山が超人気の山となりました 三角点名は「暮石」(くれいし)ってお墓の石ですが、そんな地名が近くに見つかりません 寒川山 鋸山の登山口から林道を挟んで東側にある尾根ピークに三角点「寒川山」があるので一応この山名が付いている様です 立派な赤松が見られましたが至って平凡な通りすがりの尾根ピークです 若い人なら鋸山~豊受山~赤星山のピストンを平気で歩いたり、四国中央市の平地から周回をされたりしている様ですが、高齢者になると面倒でも車をデポして片道切符で歩く方が現実的です (複数の場合は車2台、単独の場合は自転車を利用)但し今回は下る林道の選択を間違えてぬかるみ悪路で苦労しました この時期、この界隈は歩くのが楽しいですね エントツ山

赤星山・豊受山 寒川山付近に車をデポし自転車で赤星山登山口へ移動
赤星山(野田登山口)~豊受山~七々木山~鋸山~寒川山
実歩行時間約9時間
寒川山付近に車をデポし自転車で赤星山登山口へ移動 赤星山(野田登山口)~豊受山~七々木山~鋸山~寒川山 実歩行時間約9時間
赤星山・豊受山 赤石山系、物住ノ頭~上兜稜線上から見た二ッ岳の北側に単独峰の様に見える赤星山
赤石山系、物住ノ頭~上兜稜線上から見た二ッ岳の北側に単独峰の様に見える赤星山
赤星山・豊受山 06時22分 寒川山付近に車をデポし自転車で赤星山野田登山口へ向かう
下る林道の選択ミスでダートな悪路のぬかるみを下り泥だらけになる
06時22分 寒川山付近に車をデポし自転車で赤星山野田登山口へ向かう 下る林道の選択ミスでダートな悪路のぬかるみを下り泥だらけになる
赤星山・豊受山 08時15分やっとこさ赤星山
野田登山口へ到着~
途中、林道のぬかるみでハンドルを取られて転倒もあり、もうこの時点でヘロヘロでした
08時15分やっとこさ赤星山 野田登山口へ到着~ 途中、林道のぬかるみでハンドルを取られて転倒もあり、もうこの時点でヘロヘロでした
赤星山・豊受山 自転車を停めた場所の足元には帰化植物の黄色いツルオドリコソウが一杯咲いていました
原産地はヨーロッパや西アジア
日本種は花の色が白い
自転車を停めた場所の足元には帰化植物の黄色いツルオドリコソウが一杯咲いていました 原産地はヨーロッパや西アジア 日本種は花の色が白い
赤星山・豊受山 すぐに大地川に架かる橋を渡ります
随分前に大水で流された事がありました
橋を敷設して頂く人がいて助かります
すぐに大地川に架かる橋を渡ります 随分前に大水で流された事がありました 橋を敷設して頂く人がいて助かります
赤星山・豊受山 ヒトリシズカ
センリョウ科チャラン属
静御前が舞を舞っている優雅な姿を連想して名付けられたらしい
フタリシズカも同じ種類の花ですが、断然こちらが美しい
ヒトリシズカ センリョウ科チャラン属 静御前が舞を舞っている優雅な姿を連想して名付けられたらしい フタリシズカも同じ種類の花ですが、断然こちらが美しい
赤星山・豊受山 ヤマルリソウ
ムラサキ科ルリソウ属
カタクリやアケボノツツジが咲く頃に登山道で良く見かけます
ヤマルリソウ ムラサキ科ルリソウ属 カタクリやアケボノツツジが咲く頃に登山道で良く見かけます
赤星山・豊受山 ユキモチソウ
サトイモ科テンナンショウ属
テンナンショウやマクシ草と違い白いお餅が可愛らしい
後ろに立つ仏炎苞(花序)が仏像の後炎飾りに似ているサトイモ科の特徴ですね
毒性のあるシュウ酸カルシウムがあるので食べちゃダメよ
ユキモチソウ サトイモ科テンナンショウ属 テンナンショウやマクシ草と違い白いお餅が可愛らしい 後ろに立つ仏炎苞(花序)が仏像の後炎飾りに似ているサトイモ科の特徴ですね 毒性のあるシュウ酸カルシウムがあるので食べちゃダメよ
赤星山・豊受山 良く枝打ちされたまるで庭園の様な岩を配した植林帯です
良く枝打ちされたまるで庭園の様な岩を配した植林帯です
赤星山・豊受山 毎度 橋のお世話になります
毎度 橋のお世話になります
赤星山・豊受山 沢沿いにはヤマブキが沢山咲いていました
薄暗い谷筋を明るく賑やかな雰囲気にしてくれます
バラ科ヤマブキ属
沢沿いにはヤマブキが沢山咲いていました 薄暗い谷筋を明るく賑やかな雰囲気にしてくれます バラ科ヤマブキ属
赤星山・豊受山 イチリンソウ
キンポウゲ科イチリンソウ属
葉柄があるのがイチリンソウ
葉柄が無いのがニリンソウ
(ニリンソウは茎から直接葉が出ている)
イチリンソウ キンポウゲ科イチリンソウ属 葉柄があるのがイチリンソウ 葉柄が無いのがニリンソウ (ニリンソウは茎から直接葉が出ている)
赤星山・豊受山 またまた木橋のお世話になります
一旦敷設すると点検やら補修やら大変です 有り難い事ですね
またまた木橋のお世話になります 一旦敷設すると点検やら補修やら大変です 有り難い事ですね
赤星山・豊受山 ヨゴレネコノメ
ユキノシタ科ネコノメソウ属
まあ確かに少し汚れている様には見えますが本人の了解も無くヒドイ名前を付けますねぇ
まさか牧野博士が命名したんじゃないとは思いますが・・・
ヨゴレネコノメ ユキノシタ科ネコノメソウ属 まあ確かに少し汚れている様には見えますが本人の了解も無くヒドイ名前を付けますねぇ まさか牧野博士が命名したんじゃないとは思いますが・・・
赤星山・豊受山 西隣の面白(つらしろ)川を隔てる尾根は絶壁ですね
北側は兎に角急峻な地形で立ち上がっています
西隣の面白(つらしろ)川を隔てる尾根は絶壁ですね 北側は兎に角急峻な地形で立ち上がっています
赤星山・豊受山 機(はた)滝
落差約10m 幅も12m程あるので筋状に水が落ちて来ます
機織り機って見たことが無い人も増えて来ていると思います
機(はた)滝 落差約10m 幅も12m程あるので筋状に水が落ちて来ます 機織り機って見たことが無い人も増えて来ていると思います
赤星山・豊受山 紅葉滝
機滝のすぐ上にありますが、こちらも落差は10m程ですが幅が少し狭い分水量が多く見えます
紅葉滝 機滝のすぐ上にありますが、こちらも落差は10m程ですが幅が少し狭い分水量が多く見えます
赤星山・豊受山 ナガバタチツボスミレ
スミレ科スミレ属
ナガバとかホソバとかヒメとか色んな分け方があって素人としてはスミレはスミレって言い張りたい気分です
ナガバタチツボスミレ スミレ科スミレ属 ナガバとかホソバとかヒメとか色んな分け方があって素人としてはスミレはスミレって言い張りたい気分です
赤星山・豊受山 エイザンスミレ
スミレ科スミレ属
このスミレだけは葉っぱが切れ込みがあって分かり易く許せるスミレです
比叡山で最初に発見されたとか
エイザンスミレ スミレ科スミレ属 このスミレだけは葉っぱが切れ込みがあって分かり易く許せるスミレです 比叡山で最初に発見されたとか
赤星山・豊受山 布引滝
これも落差10m程ですが斜めに傾いたスラブを流れ落ちるので羽衣の様な模様が上品ですね
布引滝 これも落差10m程ですが斜めに傾いたスラブを流れ落ちるので羽衣の様な模様が上品ですね
赤星山・豊受山 ミヤコアオイ
ウマノスズクサ科カンアオイ属
う~~ん こんなタイプは蟻さんが繁殖のカギを握ってそうですね
色んなタイプの植物があるんですねぇ
ミヤコアオイ ウマノスズクサ科カンアオイ属 う~~ん こんなタイプは蟻さんが繁殖のカギを握ってそうですね 色んなタイプの植物があるんですねぇ
赤星山・豊受山 さては南京玉簾~  ♪
いつも岩に付いたコケの上を水がタマスダレの様に垂れ下がっています
さては南京玉簾~  ♪ いつも岩に付いたコケの上を水がタマスダレの様に垂れ下がっています
赤星山・豊受山 最初に何人かの登山者が石を置くと自然にそれが増えてアートなオブジェになります
最初に何人かの登山者が石を置くと自然にそれが増えてアートなオブジェになります
赤星山・豊受山 09時22分トタン張りの造林小屋跡を通過します
奥にボイラーの様な物が野ざらしになってヤカンが置かれています
09時22分トタン張りの造林小屋跡を通過します 奥にボイラーの様な物が野ざらしになってヤカンが置かれています
赤星山・豊受山 橋の表面に板が敷かれていると歩き易いです
ほぼ水平なので滑る心配もありません お世話になります
手製の橋を渡る時にはそれを置いてくれた方に少しの思いを巡らしましょう
橋の表面に板が敷かれていると歩き易いです ほぼ水平なので滑る心配もありません お世話になります 手製の橋を渡る時にはそれを置いてくれた方に少しの思いを巡らしましょう
赤星山・豊受山 09時25分豊受山分岐の骸骨が乗った標識に来ました
以前はこのルートも藪でしたが奇特な人が整備してくれております
でも骸骨は要らん!
09時25分豊受山分岐の骸骨が乗った標識に来ました 以前はこのルートも藪でしたが奇特な人が整備してくれております でも骸骨は要らん!
赤星山・豊受山 大地川の源流は赤星山の相当奥深くから流れ出ている様です
大地川の源流は赤星山の相当奥深くから流れ出ている様です
赤星山・豊受山 渓谷の岩場は滑り易いので鎖が置かれています
渓谷の岩場は滑り易いので鎖が置かれています
赤星山・豊受山 この辺りは逆層のスラブっぽい岩場が多いので鎖場が続きます
この辺りは逆層のスラブっぽい岩場が多いので鎖場が続きます
赤星山・豊受山 09時56分尾根ルートと千丈滝ルートの分岐点に着きました
私は毎回滝ルートを詰めます
09時56分尾根ルートと千丈滝ルートの分岐点に着きました 私は毎回滝ルートを詰めます
赤星山・豊受山 左岸側が崩落していました
デカい岩は斜面から転がって来たのでしょう
左岸側が崩落していました デカい岩は斜面から転がって来たのでしょう
赤星山・豊受山 この辺りは橋はありません
渡渉箇所には目印のテープが置かれています
この辺りは橋はありません 渡渉箇所には目印のテープが置かれています
赤星山・豊受山 苔生した雰囲気が良い岩場の間をジグザグに登山道が付けられています
苔生した雰囲気が良い岩場の間をジグザグに登山道が付けられています
赤星山・豊受山 千丈滝(落差25m)の展望所から全体を見上げます
上部で中折とか天流とかに分類されるみたいですが、まあそんなに細かい名付けは不要ですね
千丈滝(落差25m)の展望所から全体を見上げます 上部で中折とか天流とかに分類されるみたいですが、まあそんなに細かい名付けは不要ですね
赤星山・豊受山 ハシロドコロ
ナス科ハシロドコロ属
これはアルカイドという毒を含むので鹿も食べないから沢山繁殖していました
山菜と間違って若い葉を食べて中毒になる人もいるらしい
確か食べると中毒症状、幻覚が起こって走り回る所からこの名が付いたと聞いています
ハシロドコロ ナス科ハシロドコロ属 これはアルカイドという毒を含むので鹿も食べないから沢山繁殖していました 山菜と間違って若い葉を食べて中毒になる人もいるらしい 確か食べると中毒症状、幻覚が起こって走り回る所からこの名が付いたと聞いています
赤星山・豊受山 サイゴクサバノオ
キンポウゲ科シロカネソウ属
一度花が咲いた所を見たい物です
(位置情報を変えて掲載しています)
サイゴクサバノオ キンポウゲ科シロカネソウ属 一度花が咲いた所を見たい物です (位置情報を変えて掲載しています)
赤星山・豊受山 ハルトラノオ
タデ科イブキトラノオ属
イブキトラノオやオカトラノオが夏に咲きますが、これは春一番に咲くのでハルトラノオとかイロハソウとも呼ばれているそうです
でも虎の尻尾にしては少し短いですね
ハルトラノオ タデ科イブキトラノオ属 イブキトラノオやオカトラノオが夏に咲きますが、これは春一番に咲くのでハルトラノオとかイロハソウとも呼ばれているそうです でも虎の尻尾にしては少し短いですね
赤星山・豊受山 エンレイソウ
シュロソウ科エンレイソウ属

葉が3枚、顎が3枚、花が3枚
昔の通信簿で言えば良くも無く悪くも無くって無難な平均点ですね
食べた物を吐き出させる成分があり、昔は食あたりになった人これを煎じて飲ませて回復させた事から延齢草となったらしい
エンレイソウ シュロソウ科エンレイソウ属 葉が3枚、顎が3枚、花が3枚 昔の通信簿で言えば良くも無く悪くも無くって無難な平均点ですね 食べた物を吐き出させる成分があり、昔は食あたりになった人これを煎じて飲ませて回復させた事から延齢草となったらしい
赤星山・豊受山 クロモジと千丈滝
クスノキ科だけに香りが良くて爪楊枝(つまようじ)に使われる
クロモジと千丈滝 クスノキ科だけに香りが良くて爪楊枝(つまようじ)に使われる
赤星山・豊受山 ヤマネコノメソウ
ユキノシタ科ネコノメソウ属
葉の切れ込みが普通のネコノメソウの様にギザギザしていない
ヤマネコノメソウ ユキノシタ科ネコノメソウ属 葉の切れ込みが普通のネコノメソウの様にギザギザしていない
赤星山・豊受山 10時55分 千丈滝の上を渡渉します
10時55分 千丈滝の上を渡渉します
赤星山・豊受山 ツルシキミ
ミカン科ミヤマシキミ属
殆どが白い花を付けていましたが、たまに赤い実を付けた物もありました
ツルシキミも葉や実にアルカイド系の毒があるので鹿も食べない
今どきの山野で繁殖を保っている植物は鹿も食べない毒がある物だけ?
ツルシキミ ミカン科ミヤマシキミ属 殆どが白い花を付けていましたが、たまに赤い実を付けた物もありました ツルシキミも葉や実にアルカイド系の毒があるので鹿も食べない 今どきの山野で繁殖を保っている植物は鹿も食べない毒がある物だけ?
赤星山・豊受山 11時20分滝上で尾根コースに合流
大阪から来られた登山者が先行されていました
この方は75歳で日本百名山を既に踏破されていて、現在は好きな山を車中泊しながら歩いているとの事でした
11時20分滝上で尾根コースに合流 大阪から来られた登山者が先行されていました この方は75歳で日本百名山を既に踏破されていて、現在は好きな山を車中泊しながら歩いているとの事でした
赤星山・豊受山 沢の上部で叉雰囲気の良いコケが付いた岩場を上がって行きます
稜線も近くなりました
沢の上部で叉雰囲気の良いコケが付いた岩場を上がって行きます 稜線も近くなりました
赤星山・豊受山 大きなカタツムリが鳥に食べられていました
弱肉強食の世界
大きなカタツムリが鳥に食べられていました 弱肉強食の世界
赤星山・豊受山 荒れ気味の斜面を稜線部へと向かいます
荒れ気味の斜面を稜線部へと向かいます
赤星山・豊受山 昨日の前線通過でアラレが降った様で、結構谷筋は寒かったです
昨日の前線通過でアラレが降った様で、結構谷筋は寒かったです
赤星山・豊受山 大地川の源流部でしょう
結構稜線近くでも水が流れていました
大地川の源流部でしょう 結構稜線近くでも水が流れていました
赤星山・豊受山 稜線部へ上がって山頂はもうすぐです
稜線部へ上がって山頂はもうすぐです
赤星山・豊受山 12時37分やっと東側の三角点近くから赤星山に着きました
登山口から4時間20分程かかりました
12時37分やっと東側の三角点近くから赤星山に着きました 登山口から4時間20分程かかりました
赤星山・豊受山 二等三角点「赤星山」
1,453.16m
赤星山、中々良い山名ですね
二等三角点「赤星山」 1,453.16m 赤星山、中々良い山名ですね
赤星山・豊受山 黄砂で霞んでいますが土居町と瀬戸内海が眼下に見えます
この日山頂でお会いしたのは大阪の男性と高知から二人の女性だけでした
黄砂で霞んでいますが土居町と瀬戸内海が眼下に見えます この日山頂でお会いしたのは大阪の男性と高知から二人の女性だけでした
赤星山・豊受山 お馴染みの逆三角形型をした山頂標識です
ここは昔から私設山頂標識が立ち過ぎていましたのでこれで統一するのがゴミが出ずに良いと思います
お馴染みの逆三角形型をした山頂標識です ここは昔から私設山頂標識が立ち過ぎていましたのでこれで統一するのがゴミが出ずに良いと思います
赤星山・豊受山 赤星山山頂のカタクリです
ユリ科カタクリ属
種子で繁殖しますが発芽してから開花するまで8~9年程もかかるらしいです
赤星山山頂のカタクリです ユリ科カタクリ属 種子で繁殖しますが発芽してから開花するまで8~9年程もかかるらしいです
赤星山・豊受山 赤星山の山頂は風が強いのでカタクリも小さく、写真を撮るのが大変ですわ
赤星山の山頂は風が強いのでカタクリも小さく、写真を撮るのが大変ですわ
赤星山・豊受山 二ッ岳~エビラ山~黒岳などの峨蔵山とそれに続く赤石山系が並びます
二ッ岳~エビラ山~黒岳などの峨蔵山とそれに続く赤石山系が並びます
赤星山・豊受山 昼食休憩の後、13時08分豊受山へ向かって出発します
昼食休憩の後、13時08分豊受山へ向かって出発します
赤星山・豊受山 縦走路に難所や藪は全くありません
縦走路に難所や藪は全くありません
赤星山・豊受山 ヤブレガサ
キク科ヤブレガサ属
山菜として天ぷらや白和えで食べられていたそうです
ヤブレガサ キク科ヤブレガサ属 山菜として天ぷらや白和えで食べられていたそうです
赤星山・豊受山 根元から幹が分かれたブナは珍しい方です
根元から幹が分かれたブナは珍しい方です
赤星山・豊受山 植林帯と自然林
鹿の食べないツルシキミが生えています
植林帯と自然林 鹿の食べないツルシキミが生えています
赤星山・豊受山 標高が低い割にはシャクナゲ帯も所々に出てきます
標高が低い割にはシャクナゲ帯も所々に出てきます
赤星山・豊受山 ミツバツツジの蕾と豊受山
ミツバツツジの蕾と豊受山
赤星山・豊受山 14時02分野田登山口への分岐を通過します
このルートのお蔭で野田登山口から赤星山~豊受山の周回縦走が容易になっています
ここから豊受山まで700mとあります
14時02分野田登山口への分岐を通過します このルートのお蔭で野田登山口から赤星山~豊受山の周回縦走が容易になっています ここから豊受山まで700mとあります
赤星山・豊受山 ミツバツツジも冬枯れの山肌をピンクに染める春を山に運んでくれます
ミツバツツジも冬枯れの山肌をピンクに染める春を山に運んでくれます
赤星山・豊受山 キジムシロ
バラ科キジムシロ属
地を這うように広がるので雉(きじ)が休む蓆(むしろ)に例えたらしい
山を歩けばこれに似た黄色い花(ミツバツチグリ等)が多いので同定するのが面倒くさい
キジムシロ バラ科キジムシロ属 地を這うように広がるので雉(きじ)が休む蓆(むしろ)に例えたらしい 山を歩けばこれに似た黄色い花(ミツバツチグリ等)が多いので同定するのが面倒くさい
赤星山・豊受山 おっ!  今季初アケボノツツジです
やっぱこの時期この色ですわ~
おっ!  今季初アケボノツツジです やっぱこの時期この色ですわ~
赤星山・豊受山 結構良い形をしたブナがありました
廻りのリョウブは鹿に皮を齧られた物が多かったです
結構良い形をしたブナがありました 廻りのリョウブは鹿に皮を齧られた物が多かったです
赤星山・豊受山 豊受山分岐に出ました
豊受山は稜線から少し北側に外れているので寄り道となります
分岐にタムシバが咲き残っていましたバックに四国中央市が見えます
豊受山分岐に出ました 豊受山は稜線から少し北側に外れているので寄り道となります 分岐にタムシバが咲き残っていましたバックに四国中央市が見えます
赤星山・豊受山 14時40分豊受山三角点に到着です
三等三角点「鳥子山」
1,249.4m
点名の由来はわかりません
少し山頂から下ってみましたがアケボノツツジの開花は見られませんでした
14時40分豊受山三角点に到着です 三等三角点「鳥子山」 1,249.4m 点名の由来はわかりません 少し山頂から下ってみましたがアケボノツツジの開花は見られませんでした
赤星山・豊受山 ミズナラでしょうか?
豊受山への細尾根に根を張っています
少し山頂から引き返して豊受神社の裏手から斜面を下ります
ミズナラでしょうか? 豊受山への細尾根に根を張っています 少し山頂から引き返して豊受神社の裏手から斜面を下ります
赤星山・豊受山 豊受神社の裏手に風穴の祠があります
ここでやまじ風の風鎮祭が7月と9月に行われているとの事
豊受神社の裏手に風穴の祠があります ここでやまじ風の風鎮祭が7月と9月に行われているとの事
赤星山・豊受山 やまじ風がここから吹き出すと言われる風穴に御餅を投げ入れて風を鎮める行事が行われているそうです
思ったより小さな穴でした
やまじ風がここから吹き出すと言われる風穴に御餅を投げ入れて風を鎮める行事が行われているそうです 思ったより小さな穴でした
赤星山・豊受山 縦走路へ帰り、分岐から少し等高線を下げた場所に豊受神社へ来た事を告げるゴングがあります
相当前からあったので錆びています
私が神社に居る時に鐘の音が聞こえましたので登山者が帰っていた様です
縦走路へ帰り、分岐から少し等高線を下げた場所に豊受神社へ来た事を告げるゴングがあります 相当前からあったので錆びています 私が神社に居る時に鐘の音が聞こえましたので登山者が帰っていた様です
赤星山・豊受山 15時15分豊受神社の鳥居が尾根に立っています
15時15分豊受神社の鳥居が尾根に立っています
赤星山・豊受山 叉尾根にアケボノツツジが現れるとそちらに吸い寄せられていきます
叉尾根にアケボノツツジが現れるとそちらに吸い寄せられていきます
赤星山・豊受山 縦走尾根は快適です
縦走尾根は快適です
赤星山・豊受山 ミツバツツジも尾根を飾ります
ミツバツツジも尾根を飾ります
赤星山・豊受山 ヤマシャクヤクはまだ蕾でした
ボタン科ボタン属
山でこの群生を見付けた時は嬉しいですよね
ヤマシャクヤクはまだ蕾でした ボタン科ボタン属 山でこの群生を見付けた時は嬉しいですよね
赤星山・豊受山 七々木山手前でカタクリが咲いていたのでゆっくりと写真を撮ります
七々木山手前でカタクリが咲いていたのでゆっくりと写真を撮ります
赤星山・豊受山 やはりカタクリは下から狙いますね
やはりカタクリは下から狙いますね
赤星山・豊受山 16時05分 ミツバツツジの奥に三角点が見えます
16時05分 ミツバツツジの奥に三角点が見えます
赤星山・豊受山 七々木山の山頂は稜線部から少しだけ南側に出た場所です
四等三角点「七七木」
1,145.17m
七々木山の山頂は稜線部から少しだけ南側に出た場所です 四等三角点「七七木」 1,145.17m
赤星山・豊受山 赤星山と二ッ岳を振り返ります
稜線が重ならず北にズレているのが分かりますね
赤星山と二ッ岳を振り返ります 稜線が重ならず北にズレているのが分かりますね
赤星山・豊受山 鋸山から翠波峰方面
黄砂で霞んでいます
鋸山から翠波峰方面 黄砂で霞んでいます
赤星山・豊受山 七々木山から等高線が狭まって急に下り傾斜になります
七々木山から等高線が狭まって急に下り傾斜になります
赤星山・豊受山 鋸山への途中で樹林帯に入りますが地形が平坦なので迷わない様に出来るだけ真っ直ぐ歩きます
踏み跡もあるの斜面に出ずに水平な場所を歩く事ですね
テープも少し見られます
鋸山への途中で樹林帯に入りますが地形が平坦なので迷わない様に出来るだけ真っ直ぐ歩きます 踏み跡もあるの斜面に出ずに水平な場所を歩く事ですね テープも少し見られます
赤星山・豊受山 鋸山のカタクリは葉っぱが多くて花は非常に少なかったです
4月の後半辺りが盛りでしょうか
鋸山のカタクリは葉っぱが多くて花は非常に少なかったです 4月の後半辺りが盛りでしょうか
赤星山・豊受山 左手に大岩が出たら鋸山の展望所です
左手に大岩が出たら鋸山の展望所です
赤星山・豊受山 ミツバツツジと大岩越しに七々木山と台形をした豊受山を振り返ります
ミツバツツジと大岩越しに七々木山と台形をした豊受山を振り返ります
赤星山・豊受山 山桜が少し咲き残っています
ここから土居町~新居浜への海岸線を眺めるのは気持ち良いですが逆光と黄砂でぼやけています
山桜が少し咲き残っています ここから土居町~新居浜への海岸線を眺めるのは気持ち良いですが逆光と黄砂でぼやけています
赤星山・豊受山 大岩展望所から少し下った場所に鋸山の三角点があります
三等三角点「暮石」
1,017.36m
この辺りまでは標高1,000mあるんですね
大岩展望所から少し下った場所に鋸山の三角点があります 三等三角点「暮石」 1,017.36m この辺りまでは標高1,000mあるんですね
赤星山・豊受山 16時50分鋸山通過~
一応三角点には鋸山の山頂標識が有ります
16時50分鋸山通過~ 一応三角点には鋸山の山頂標識が有ります
赤星山・豊受山 鋸山から林道交差登山口までは掘れ込んだ道が通り辛く、土手(?)沿いに踏み跡が続きます
鋸山から林道交差登山口までは掘れ込んだ道が通り辛く、土手(?)沿いに踏み跡が続きます
赤星山・豊受山 17時15分林道に下り着きました
ここが鋸山登山口です
17時15分林道に下り着きました ここが鋸山登山口です
赤星山・豊受山 林道を少し回り込んだ場所から向かいの尾根に入ります
現在藪は全くありません
林道を少し回り込んだ場所から向かいの尾根に入ります 現在藪は全くありません
赤星山・豊受山 見事な赤松が何本かありました
見事な赤松が何本かありました
赤星山・豊受山 17時27分3つ目の小ピーク
四等三角点「寒川山」に着きます
標高817.01m
まあ、三角点が無ければ来ない場所でしょう
山頂標識もありました
17時27分3つ目の小ピーク 四等三角点「寒川山」に着きます 標高817.01m まあ、三角点が無ければ来ない場所でしょう 山頂標識もありました
赤星山・豊受山 後は車に向かって最後の下りです
本当に藪は全く無くなりました
後は車に向かって最後の下りです 本当に藪は全く無くなりました
赤星山・豊受山 水質資源機構池田総合管理所
富郷ダム管理所の電波塔です
水質資源機構池田総合管理所 富郷ダム管理所の電波塔です
赤星山・豊受山 17時36分車に帰り着きました
ここから法皇トンネルを抜けて赤星山登山口へと引き返します
17時36分車に帰り着きました ここから法皇トンネルを抜けて赤星山登山口へと引き返します
赤星山・豊受山 翠波(すいは)高原の公園から猿田峠や大森山が見えます
この山には水波大権現=水の神様が祀られていますので、すいはを綺麗な言葉で翠波としたのでしょうか
翠波(すいは)高原の公園から猿田峠や大森山が見えます この山には水波大権現=水の神様が祀られていますので、すいはを綺麗な言葉で翠波としたのでしょうか
赤星山・豊受山 18時38分出発点の赤星山野田登山口で泥だらけになったマイ自転車を車に積み込みます
翌日、新居浜の実家で庭木剪定をするので電動ノコギリなどを積んでいます
あ~~今日も一日良く歩きました
ご先祖様に感謝です
18時38分出発点の赤星山野田登山口で泥だらけになったマイ自転車を車に積み込みます 翌日、新居浜の実家で庭木剪定をするので電動ノコギリなどを積んでいます あ~~今日も一日良く歩きました ご先祖様に感謝です

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