十二ヶ岳(雲海と冠雪の山々)

　天気予報では、朝から快晴で、高山の最低気温は１℃とか、絶好の登山日和になりそう。冠雪した飛騨山脈が見たくて、十二ケ岳へ登ることとした。 　朝、家を出る時は、霧が空を覆い曇。しかし、山の上は快晴の予感。案の定、駐車場から少し登ると霧は晴れ眩しい朝日が正面から射し込んできた。 　すっかり葉を落とし見通しの良くなった木々の間からは、白く輝く大雲海が広がり、雪をまとった白山が見え隠れして、頂上への歩みをせきたてる。 　道は、軽四輪なら登られる林道だが、落ち葉がふかふかに敷き詰まって心地良い登りだ。 　鳥居を潜り抜け、最後の急登を必死に登り山頂の展望櫓へ。雄大な雲海に間に合った!! 雲海越しの白山も白くそびえている。振り返れば、冠雪の穂高など、飛騨山脈の峰々が青空にくっきり。 　向かいの展望所からは、冠雪した乗鞍岳・焼岳・穂高連峰・南岳・中岳・大喰岳・槍ケ岳・笠ヶ岳・黒部五郎岳・・・の峰々が一望に。 　山を見ながらラーメンなどをのんびりと楽しみ、下山。 　帰路の軌跡がなぜか消えてしまったが、駐車場へ12時頃到着。出会った人は4人。 　天候に恵まれ、気持ちのいい山行きだった。