神登山・宮田山　2座トレイル(岡山県･玉野市)

少し運動したかったので玉野の神登山･宮田山の低山2座トレイルを含めたランに出かけました。 最初は宇野駅スタートで､行きに玉商店街に寄り道しながらのんびりランして神登山東側登山口から入山し南側の登山口に抜けるルートで行きました。登り序盤の道は広く舗装されていて階段もなくとても歩きやすかったです。頂上手前から少し木の階段が有りますが横幅も広く段差がなだらかなで､とても歩きやすい良い道です。わりとすぐ頂上まで行けて頂上からの眺めも良く階段も少ないので折り返して元の登山口に出ればファミリーで楽しめる良い山だなと思いました。自分は下り､あまりメジャーじゃないルートを通りました。このルートははっきり言えば山に慣れていない方にはおすすめできません。整備があまりなされてなく、木階段の崩れている所があったり、倒木が道をふさいでいたり、草でルートが分かりにくくなっている所があったり、初心者だと迷いやすいと思います。ヤマップの地図ルートと実際は少し違ったりする所もあり自分も少し抜けるのに時間がかかりましたし、そこら中に猪鼻で掘り起こした後がありましたので安全第一の方はメジャーなルートか東側登山口ピストンで下山した方が良いと思います。 南側登山道と合流後はわりと早く下りれましたが東側の登山道より道幅は狭く、滑りやすいと思いますので子供やファミリー登山なら東側からが良いかと思います。参考までに。 その後、そのまま渋川海水浴場まで行き、小休憩補給後、宮田山へ。渋川八幡の裏にある南側登山口より入山し北側登山口に抜けるルートで登りました。登山口を少し行くと少し分かりにくいですが猪避けの金網に赤テープがあり、そこから入山できます。序盤はかなりシダが生い茂っていてショートパンツではかなりこの攻撃をくらいます。結構痛いです。普通の登山なら長いパンツをお勧めします。そこを抜けると今度はもろい花岡岩の斜面を登ります。結構、崩れやすく油断すると危ない印象です。そこをぬけると頂上付近の樹林帯をいきますが、この道も所々木が道をふさいでいたりするので進みにくい印象です。途中、見晴らし岩に寄り道して景色を楽しんだ後、赤テープを目印に進むとアンテナがある頂上に着きました。頂上からはどんぐり頭(勝手に呼んでます)が見れます。下山した北側のルートは、道幅激狭の所が所々あったり、シダが生い茂っていて再び攻撃をくらいますので登られる方はリピートですが長パン必須だと思います。終盤まで行くと急な階段になり、そこを下りると終了です。登山口らしい登山口は有りませんので左の水道局の建物と右の幼稚園の間の溝らしき所を通れば道に出られます。宮田山の印象としては低山ですがあまり初心者向けではなく舐めない方が良いなと思いました。特に北から登り南に下りる場合、花岡岩の斜面が下りになるので滑りやすく危ないと思いますのでご注意を。 宮田山下山後は宇野駅までランで戻り、小休憩後、ランとウォークで30号線を行き最後は備前片岡駅で終了しました。 今回は秋晴れで児島半島の山々の紅葉や景色が綺麗でした。神登山頂上からは人と海と山の密接さを感じる景色、宮田山頂上からは写真では表せない瀬戸内海の美しい青さを改めて感じました。それと同時に、今回行った2座とも低山であってもルート次第で舐めてはいけないと言う事を改めて教えてくれる学びがあり楽しい山でした。やはり山は奥が深いですね。