[感想] 萬蔵山に登りました。萬蔵山は1時間半位で往復することができ、印象としては「ひっそりとした安産祈願の山」といった感じでしょうか。 そのため登山道に関しては、登山道入口から本堂までは道もしっかりしており、雰囲気を感じながら登ることができるかと思います。逆に本堂から山頂までは、不明瞭で滑りやすい急登もあり、雰囲気というよりはむしろ「足元を気を付けながらの山登り」といった言葉がぴったりかもしれません。 駐車スペースに関しては萬蔵山の登山道入口に2台の駐車スペースがあります。 トイレはどこにもないので事前に準備を整えてから登ることをお勧めします。 安産祈願の山ということを考えると適正な距離かもしれません。少し物足りないと感じる方は、萬蔵山から北東にあるお富士山まで足を延ばしてもいいかもしれません。いろいろな思いのこもった萬蔵山、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
萬蔵山に登りました。この写真は清水内集落からみた萬蔵山です。
登山道入口はここ、国道461号からゴールデンウッドゴルフ場へ向かう途中にある、道路沿いのこの場所です。縦列で2台駐車可能です(写真手前がゴルフ場方面です)。ここでYAMAPをセットし出発です。
登山道入口の目印は「満蔵山入口 八っぺ会」と標示された白い案内板です(この萬蔵山ですが、萬・満どちらが正式名なのでしょうか?)。
横の石碑には「皇太子殿下御降誕記念」と書いてあります。この萬蔵山には安産祈願で有名な萬蔵山雲光教寺跡があります。
そして「子安橋」と刻まれた
橋を渡り、
整備された杉林を進んでいきます。
しばらくすると、砂防ダムにぶつかるので、階段を登っていきます。
登り終えると「右に進め(満蔵山入口)」の案内があり、
指示通り林道を進んでいきます。
10分程で、ガードレールのある舗装された道路に出るので
そのまま直進し、登山道を登っていきます。
ここから雲光教寺跡までは所々案内板もあるのでわかりやすいかと思います。
白糸の滝を通過し(確かに幻の滝です。大雨が降らないと滝を見ることができない感じです)、
そして階段を登っていきます。
門をくぐると
「萬蔵山雲光教寺本堂」に到着です。怖くて中には入りませんでしたが、本堂の中には「しゃもじ」があるようです。安産祈願をした後、しゃもじを一つ持ち帰り、お礼参りの際2本お持ちする、いわゆる倍返しを行い礼を尽くすという風習が行われていたようです。
本堂から山頂までは左右どちらからでも登れますが、左手から登っていきました。
登り口は本堂から10m程進んだところにある、赤いリボンが目印です。
ここから山頂までは登山道がはっきりしない場所もあり、山頂方面に見える赤いリボンを目指して、急坂を登っていく所もあります。
足をとられ結構滑りますが、15分程登ると萬蔵山の山頂に到着です❗
山頂には祠もあります。
全体の景色です。残念ながら展望はありません。山頂で少し休憩し、来た道を戻り下山しました。お疲れ様でした。
この活動日記で通ったコース
萬蔵山 往復コース
- 01:20
- 2.4 km
- 257 m
- コース定数 5