活動データ
タイム
09:45
距離
12.5km
のぼり
742m
くだり
743m
活動詳細
すべて見るまずは、南八甲田の核心、十和田湖から櫛ヶ峰に至る緑のうねりを上から見ておきたい。前に戸来岳から見た原始の森だ。長距離になることはわかっていたけど、乗鞍岳に至る一ノ瀬沢(訂正:一の沢)は、超沢ヤブで、ここで大きく体力を削られた。とはいえ、マジメに登山するのは久しぶりなのでその辺を割り引いて考えなきゃ、ですね。ちなみに、黄瀬沼(おうせぬま、地元の方に聞きました)はここからは見えませんでした。 あの藪を下降するのはマジで嫌だったので、赤倉岳に向かい、周回ルートとすることにしたのだけど・・・ じつはこのコース、湿原を横断する箇所が何か所かあり、環境省設置の看板によれば、湿原に対策が施されるまで暫く登山自粛をお願いするという。 しかし。赤倉岳に行くにはここを通るしかない。途中で蔦温泉方面から来られたと思われる、ほかのパーティーと一緒になり、歩きながらずいぶんお話しさせていただいたけれど(ありがとうございました)、また、旧道コースに出てからも同じ猿倉へ下降するパーティとも同行させていただき、地元の方の話を聞くことができました。 どうもこのエリアは、山を愛する地元の方と、国立公園を守る環境省のパートナーシップがうまく行ってないような気がしました。 私は、昔から登山道を切り拓き、維持されてきた地元の山岳会、また、山好きの皆さんを心から尊敬していますし、その想いが優先されるべき、と考えています。吾妻でも、南アルプスでも、それは同様です。環境省が登山道を作っているのではないのです。 このエリアに、避難小屋ができればいいな。自粛などという曖昧な対策ではなく。 レンジャーとは国民が自然と触れ合うことで自然を守っていく、そのためにいるのだと思っています。 さて、色々考えた山行になりましたが・・・ とにかく、長かった!!
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