3月26~27日に冬の森づくりボランティア活動を実施しました。 植林されてから十数年以上が経過したアカエゾマツ造林地は、他の植物が入り込めないほど鬱蒼とした多様性の低い森林に変わっています。 今回は、適度な間隔で伐採して(間伐)空間を開けることにより、陽が差し込み、他の植物が芽吹くことができる空間を造りました。 これから先は、近くにある広葉樹から種子が散布されて、年月とともに樹種多様な森林へと移り変わっていく、いわば「自然の摂理の働き」を活かした森づくりを行っています。 間伐した木は、5月に広葉樹中型苗を植樹する際の添え木として有効活用されます。
アカエゾマツを切り倒した直後
伐採したアカエゾマツの年輪
間伐した木を運び出す
肩が痛い・・・
のこぎりで枝を取りのぞく、春の中型苗を植林する添え木として活用
葉は後ほど精油して、アロマオイルとしてビジター施設で活用
休憩中の一枚。森づくりの一部はボランティアによって支えられています
アカエゾマツ造林地と知床連山