やっとのことで戻っていた@三浦アルプス南尾根-連絡尾根-椿尾根

2018.02.11(日) 日帰り

 今日(2月11日)はリハビリトレッキングとして、先週より少し距離を延ばしつつ、高低差をもう少し重ねるべく、三浦アルプスに行ってきました。未明まで雨だったので、ルートが滑りやすくなって足に負担が掛かるのが懸念されましたが、朝7時からは晴れマークになっていたために、ゆっくりスタートすれば多少なりとも乾くのではないかと思って、10時近くに家を出ました。到着は11時頃で、それから5時間半ほどの行程で10.7km程歩くことができました。  いつも利用している葉山クリーンセンターの一番奥にある駐車場に止めて、ちょっと登ると南尾根に出られます。そこから東にしばらく進み、観音塚・高塚を越えて森戸川林道への連絡尾根で谷側に下り、林道終点から二子山順路を少し進みます。うなぎ淵(中の沢)方面に分かれ、すぐに始まる椿尾根を登りますが、ここは尾根の尻から急勾配をよじ登ります。それまで慎重に左足を捻らないように歩いていましたが、ここでちょっと失敗してしまいました。左足をまず段差に掛けておいて、右足を上の段に掛けてぐいっと力を掛けると、湿った土で滑って右足が落ちてしまいました。その瞬間掛けていた左足足首が一瞬で一番奥まで畳まれてしまい、しばらく痛みが走りました。「あ、やばいことになったか」と心配しましたが、捻ってはおらずに前後の折り曲げなので、痛みが引いたらまた普通に戻りました。以前は蹲踞(そんきょ)すると、動かさないようにしていた左足かかとの筋が引っ張られ、大変痛かったですが、今はちょっとだけ引っ張られて痛みがうっすらあるかなと言う具合です。これを一瞬で一番奥まで足首を畳んだので、その際の痛みだったようです。  椿尾根を抜けて北尾根-東尾根と進み、南尾根の始まりになる乳頭山まで達する頃にはもう結構足が疲れていました。そして悪いことに乳頭山の先の鉄塔への疲れる階段区間を抜けて、頂上の鉄塔の先から下ると、途中から階段の下りになって、そこから300mくらい進んだら、さっき通ったはずの分岐に出ました。「???」となりましたが、いつの間にかUターンしていまして、もう一度乳頭山に登り直す羽目になりました。疲れた足には堪えますが、もう足が棒になっていました。しかし、そこから観音塚まで3.3kmもあり、しかも何度も名無しピークが連なっているために相当しんどく、何度も倒木等に腰掛けて休みながら歩きました。  結局戻れたのは4時40分頃で、5時間半の行程になりましたが、今のところ足の具合はこれが限界ですね。椿尾根入口のアクシデントで、足首は大丈夫だったんですが、とっさに何らかの力を掛けたのか、左足付け根の筋が痛くなりました。また、左足をどうしてもかばって右足メインで歩く関係から、最後には右ひざの筋肉が攣りそうになりました。  去年までもっと長くて標高差も全然長い丹沢の山々の道をたっぷり歩いたのに、ちょっと足を使わないと三浦アルプスでもひーひー言っている自分が情けないですが、まぁ、三浦アルプスは実はかなり疲れる道であるのは確かですけどね。何はともあれ、無事に一周できて良かったです。 【コース状況】 南尾根と連絡尾根は問題なし。 二子山順路は一部崩れて狭くなったところがあり、要注意。 椿尾根は尾根の尻から登る急勾配の踏み跡より、少しうなぎ淵側に進んでから左に取り付くところの方がトラロープもあって安全です。バリエーションルートながら、一旦登り切ってしまえば平坦な区間が多く、歩きやすいです。 馬頭観音までの北尾根は泥ヌタで、丸太が横たえて木道になった区間も、朝までの雨で大変滑りやすいですが、道は平坦なので転ぶようなことはありません。 乳頭山への東尾根はロープ区間あり。時折岩がむき出したところがありますが、これの角はほとんどが丸くなっていて、緑色にうっすら苔むしたようになって、これも良く滑ります。しばらく晴天が続けば問題ないでしょう。

到着は午前11時5分頃。未明に降った雨により、道がどろどろになっているだろうから、あえてゆっくり家を出ました。天気予報は朝から晴だったので、11時になればかなり乾くと踏んで遅いスタートにしました。
1/59

到着は午前11時5分頃。未明に降った雨により、道がどろどろになっているだろうから、あえてゆっくり家を出ました。天気予報は朝から晴だったので、11時になればかなり乾くと踏んで遅いスタートにしました。

到着は午前11時5分頃。未明に降った雨により、道がどろどろになっているだろうから、あえてゆっくり家を出ました。天気予報は朝から晴だったので、11時になればかなり乾くと踏んで遅いスタートにしました。

しかし、のっけからこの泥ヌタの登り。これが続くと厄介ですが、とりあえず慎重に枝を掴みながら登ります。
2/59

しかし、のっけからこの泥ヌタの登り。これが続くと厄介ですが、とりあえず慎重に枝を掴みながら登ります。

しかし、のっけからこの泥ヌタの登り。これが続くと厄介ですが、とりあえず慎重に枝を掴みながら登ります。

どろどろ区間は長くは続きませんでした。すぐに南尾根に合流します。ワイヤーケーブルの左に下る地図にもない「パイプ沢ルート」は、雨上がりではまず歩けない泥ヌタ急勾配です。
3/59

どろどろ区間は長くは続きませんでした。すぐに南尾根に合流します。ワイヤーケーブルの左に下る地図にもない「パイプ沢ルート」は、雨上がりではまず歩けない泥ヌタ急勾配です。

どろどろ区間は長くは続きませんでした。すぐに南尾根に合流します。ワイヤーケーブルの左に下る地図にもない「パイプ沢ルート」は、雨上がりではまず歩けない泥ヌタ急勾配です。

100m程で南尾根の折れ曲がり地点になります。直進したら葉山町役場入口交差点方面に出てしまいます。
4/59

100m程で南尾根の折れ曲がり地点になります。直進したら葉山町役場入口交差点方面に出てしまいます。

100m程で南尾根の折れ曲がり地点になります。直進したら葉山町役場入口交差点方面に出てしまいます。

すぐに森戸川林道に下る分岐があります。正規ルートながら、倒木等が結構ありますんで、面倒な道です。
5/59

すぐに森戸川林道に下る分岐があります。正規ルートながら、倒木等が結構ありますんで、面倒な道です。

すぐに森戸川林道に下る分岐があります。正規ルートながら、倒木等が結構ありますんで、面倒な道です。

その先の登り区間をわずかに進むと葉山と逗子の間の境界標柱が埋め込まれた名無しピークになります。
6/59

その先の登り区間をわずかに進むと葉山と逗子の間の境界標柱が埋め込まれた名無しピークになります。

その先の登り区間をわずかに進むと葉山と逗子の間の境界標柱が埋め込まれた名無しピークになります。

そして一度軽く下ってから登り返すと観音塚のピークに至ります。
7/59

そして一度軽く下ってから登り返すと観音塚のピークに至ります。

そして一度軽く下ってから登り返すと観音塚のピークに至ります。

せっかくだから記念写真をば(^∇^)。ここの裏から一色住宅方面に下る道があります。民家の裏路地みたいなところに出て、ちょっと登山道の入口には見えないところです。
8/59

せっかくだから記念写真をば(^∇^)。ここの裏から一色住宅方面に下る道があります。民家の裏路地みたいなところに出て、ちょっと登山道の入口には見えないところです。

せっかくだから記念写真をば(^∇^)。ここの裏から一色住宅方面に下る道があります。民家の裏路地みたいなところに出て、ちょっと登山道の入口には見えないところです。

パネルの文字は飛んでしまってますが、可愛らしいお地蔵さんの絵の詳しい道標がある分岐に到着。実はここから左に折れて森戸川林道に下る道はかなりの悪路で、可愛いイラストとはまるっきり裏腹ですので要注意ですよ(^∇^)b
9/59

パネルの文字は飛んでしまってますが、可愛らしいお地蔵さんの絵の詳しい道標がある分岐に到着。実はここから左に折れて森戸川林道に下る道はかなりの悪路で、可愛いイラストとはまるっきり裏腹ですので要注意ですよ(^∇^)b

パネルの文字は飛んでしまってますが、可愛らしいお地蔵さんの絵の詳しい道標がある分岐に到着。実はここから左に折れて森戸川林道に下る道はかなりの悪路で、可愛いイラストとはまるっきり裏腹ですので要注意ですよ(^∇^)b

南尾根は勾配が急になってきて尾根上に木の根っ子がビッシリ張り巡らされたところになります。ここがドングリ並木と呼ばれる区間で、登り切ると平坦なピークになります。
10/59

南尾根は勾配が急になってきて尾根上に木の根っ子がビッシリ張り巡らされたところになります。ここがドングリ並木と呼ばれる区間で、登り切ると平坦なピークになります。

南尾根は勾配が急になってきて尾根上に木の根っ子がビッシリ張り巡らされたところになります。ここがドングリ並木と呼ばれる区間で、登り切ると平坦なピークになります。

その細長いピークの東端にこの三角点(と言っても国土地理院ではないです)が埋め込まれていまして、このピークの名は何も表示がありませんが、「高塚」と言います。
11/59

その細長いピークの東端にこの三角点(と言っても国土地理院ではないです)が埋め込まれていまして、このピークの名は何も表示がありませんが、「高塚」と言います。

その細長いピークの東端にこの三角点(と言っても国土地理院ではないです)が埋め込まれていまして、このピークの名は何も表示がありませんが、「高塚」と言います。

高塚からの下りも結構急勾配で、踏み固められた土の表面だけが湿っていて、よく滑るので、慎重に下って行きます。その先では新沢分岐が現れます。
12/59

高塚からの下りも結構急勾配で、踏み固められた土の表面だけが湿っていて、よく滑るので、慎重に下って行きます。その先では新沢分岐が現れます。

高塚からの下りも結構急勾配で、踏み固められた土の表面だけが湿っていて、よく滑るので、慎重に下って行きます。その先では新沢分岐が現れます。

左側の木の間からこの先にある丸塚尾根ピークが見えます。丸塚東峰と丸塚西峰は全然難しくない道なんですが、奥の名無しピークから森戸川までの下りがかなり急で、ロープもないのでかなり冷や汗ものの道です。先ほどのお地蔵さんの分岐の尾根と森戸川のわずか手前で合流します。
13/59

左側の木の間からこの先にある丸塚尾根ピークが見えます。丸塚東峰と丸塚西峰は全然難しくない道なんですが、奥の名無しピークから森戸川までの下りがかなり急で、ロープもないのでかなり冷や汗ものの道です。先ほどのお地蔵さんの分岐の尾根と森戸川のわずか手前で合流します。

左側の木の間からこの先にある丸塚尾根ピークが見えます。丸塚東峰と丸塚西峰は全然難しくない道なんですが、奥の名無しピークから森戸川までの下りがかなり急で、ロープもないのでかなり冷や汗ものの道です。先ほどのお地蔵さんの分岐の尾根と森戸川のわずか手前で合流します。

丸塚尾根分岐を通り過ぎて、300m程進むと森戸川への正規ルートとも言うべき連絡尾根分岐があります。今回はここを下って行くことにします。
14/59

丸塚尾根分岐を通り過ぎて、300m程進むと森戸川への正規ルートとも言うべき連絡尾根分岐があります。今回はここを下って行くことにします。

丸塚尾根分岐を通り過ぎて、300m程進むと森戸川への正規ルートとも言うべき連絡尾根分岐があります。今回はここを下って行くことにします。

尾根道は一度だけ登りますが、基本的には下りが続きます。真ん中でこのようになった支尾根がありまして、左側に倒木がたっぷり積まれている上、きちんとルートを図示してくれているので、間違えることはないでしょう。
15/59

尾根道は一度だけ登りますが、基本的には下りが続きます。真ん中でこのようになった支尾根がありまして、左側に倒木がたっぷり積まれている上、きちんとルートを図示してくれているので、間違えることはないでしょう。

尾根道は一度だけ登りますが、基本的には下りが続きます。真ん中でこのようになった支尾根がありまして、左側に倒木がたっぷり積まれている上、きちんとルートを図示してくれているので、間違えることはないでしょう。

南尾根もそうですが、この一帯は結構椿の木が多く見られまして、今咲いているものや咲き始めたもの、つぼみのものもあれば、既に落ちてしまったものなど、色々な状態でした。
16/59

南尾根もそうですが、この一帯は結構椿の木が多く見られまして、今咲いているものや咲き始めたもの、つぼみのものもあれば、既に落ちてしまったものなど、色々な状態でした。

南尾根もそうですが、この一帯は結構椿の木が多く見られまして、今咲いているものや咲き始めたもの、つぼみのものもあれば、既に落ちてしまったものなど、色々な状態でした。

ここからの森戸川までの下りは少々勾配が急になっていますが、木の枝や尾根に根が多いことなどから、ゆっくり歩けば滑らない感じです。
17/59

ここからの森戸川までの下りは少々勾配が急になっていますが、木の枝や尾根に根が多いことなどから、ゆっくり歩けば滑らない感じです。

ここからの森戸川までの下りは少々勾配が急になっていますが、木の枝や尾根に根が多いことなどから、ゆっくり歩けば滑らない感じです。

振り返って撮っていますが、ここから下ってきました。左に進んで沢を渡ると中尾根、沢そのものを遡行するのが南の沢ルートになり、どちらも東尾根方面に進みます。
18/59

振り返って撮っていますが、ここから下ってきました。左に進んで沢を渡ると中尾根、沢そのものを遡行するのが南の沢ルートになり、どちらも東尾根方面に進みます。

振り返って撮っていますが、ここから下ってきました。左に進んで沢を渡ると中尾根、沢そのものを遡行するのが南の沢ルートになり、どちらも東尾根方面に進みます。

それに対して、この森戸林道終点をわずかに戻って、北側の本流沿いに進むのが「二子山順路」です。少しの間その沢沿いを進みます。
19/59

それに対して、この森戸林道終点をわずかに戻って、北側の本流沿いに進むのが「二子山順路」です。少しの間その沢沿いを進みます。

それに対して、この森戸林道終点をわずかに戻って、北側の本流沿いに進むのが「二子山順路」です。少しの間その沢沿いを進みます。

途中にある水場。ただ、森戸川の水は濁っていて、泡立ってもいますので、この水を汲んで飲む勇気はありません(笑。
20/59

途中にある水場。ただ、森戸川の水は濁っていて、泡立ってもいますので、この水を汲んで飲む勇気はありません(笑。

途中にある水場。ただ、森戸川の水は濁っていて、泡立ってもいますので、この水を汲んで飲む勇気はありません(笑。

一度左側の斜面をトラバースしますが、二度目にトラバースするところは面倒なのでそのまま沢の中を歩き、いよいようなぎ淵分岐に至ります。ここを一旦うなぎ淵側に進んですぐに後ろの尾根に乗るのが椿尾根ルートです。左の沢は小附沢ルートになり、うなぎ淵は中の沢ルートの途中にあります。
21/59

一度左側の斜面をトラバースしますが、二度目にトラバースするところは面倒なのでそのまま沢の中を歩き、いよいようなぎ淵分岐に至ります。ここを一旦うなぎ淵側に進んですぐに後ろの尾根に乗るのが椿尾根ルートです。左の沢は小附沢ルートになり、うなぎ淵は中の沢ルートの途中にあります。

一度左側の斜面をトラバースしますが、二度目にトラバースするところは面倒なのでそのまま沢の中を歩き、いよいようなぎ淵分岐に至ります。ここを一旦うなぎ淵側に進んですぐに後ろの尾根に乗るのが椿尾根ルートです。左の沢は小附沢ルートになり、うなぎ淵は中の沢ルートの途中にあります。

白いビニールが巻いてあり、目印になっていますが、後ろの踏み跡を直登します。左足をまず段差に掛けておいて、右足を上の段差に踏み当てて力を掛けると、湿った土のためにスパッと滑ってしまいました。一瞬で体が前のめりになって、左足首が最も畳まれた状態になって痛みが走りました。ヤバイことになったと思いましたが、足は捻っていないので、手術した外側くるぶしは影響がないはず。痛みが引いて足を動かすと元通りになってくれてほっとしました。
22/59

白いビニールが巻いてあり、目印になっていますが、後ろの踏み跡を直登します。左足をまず段差に掛けておいて、右足を上の段差に踏み当てて力を掛けると、湿った土のためにスパッと滑ってしまいました。一瞬で体が前のめりになって、左足首が最も畳まれた状態になって痛みが走りました。ヤバイことになったと思いましたが、足は捻っていないので、手術した外側くるぶしは影響がないはず。痛みが引いて足を動かすと元通りになってくれてほっとしました。

白いビニールが巻いてあり、目印になっていますが、後ろの踏み跡を直登します。左足をまず段差に掛けておいて、右足を上の段差に踏み当てて力を掛けると、湿った土のためにスパッと滑ってしまいました。一瞬で体が前のめりになって、左足首が最も畳まれた状態になって痛みが走りました。ヤバイことになったと思いましたが、足は捻っていないので、手術した外側くるぶしは影響がないはず。痛みが引いて足を動かすと元通りになってくれてほっとしました。

直登区間を少し進むと、右から正規の道と合流します。そちらにはトラロープもあって、より安全です。そう言えば一昨年に初めて登った時も間違えて、正規のルートの存在を知ったはずなのに、うっかり忘れていました。
23/59

直登区間を少し進むと、右から正規の道と合流します。そちらにはトラロープもあって、より安全です。そう言えば一昨年に初めて登った時も間違えて、正規のルートの存在を知ったはずなのに、うっかり忘れていました。

直登区間を少し進むと、右から正規の道と合流します。そちらにはトラロープもあって、より安全です。そう言えば一昨年に初めて登った時も間違えて、正規のルートの存在を知ったはずなのに、うっかり忘れていました。

椿尾根はしばらく急な登りが続いた後は、あまり起伏の厳しくない歩きやすい尾根道になります。途中に一度だけ名無しピークに登って下るところがあります。
24/59

椿尾根はしばらく急な登りが続いた後は、あまり起伏の厳しくない歩きやすい尾根道になります。途中に一度だけ名無しピークに登って下るところがあります。

椿尾根はしばらく急な登りが続いた後は、あまり起伏の厳しくない歩きやすい尾根道になります。途中に一度だけ名無しピークに登って下るところがあります。

名前の通り、今はこんな感じで椿の花がたくさん咲いていました。これを見るべく、今回はこのルートにしたんですよ。
25/59

名前の通り、今はこんな感じで椿の花がたくさん咲いていました。これを見るべく、今回はこのルートにしたんですよ。

名前の通り、今はこんな感じで椿の花がたくさん咲いていました。これを見るべく、今回はこのルートにしたんですよ。

しばらく進んで北尾根へ「T」字に合流します。道標はありませんが、道筋ははっきりしています。
26/59

しばらく進んで北尾根へ「T」字に合流します。道標はありませんが、道筋ははっきりしています。

しばらく進んで北尾根へ「T」字に合流します。道標はありませんが、道筋ははっきりしています。

北尾根は利用者が多いのか、かなり踏まれてぐちゃぐちゃになっていました。平坦ですから転ぶようなことはないですが、歩きづらいです。
27/59

北尾根は利用者が多いのか、かなり踏まれてぐちゃぐちゃになっていました。平坦ですから転ぶようなことはないですが、歩きづらいです。

北尾根は利用者が多いのか、かなり踏まれてぐちゃぐちゃになっていました。平坦ですから転ぶようなことはないですが、歩きづらいです。

すぐに馬頭観音のところの分岐に到着。東尾根方面はここを左に進みます。直進すると中の沢を横切り中尾根の南中峠に至ります。
28/59

すぐに馬頭観音のところの分岐に到着。東尾根方面はここを左に進みます。直進すると中の沢を横切り中尾根の南中峠に至ります。

すぐに馬頭観音のところの分岐に到着。東尾根方面はここを左に進みます。直進すると中の沢を横切り中尾根の南中峠に至ります。

とりあえず道標の向かいにある馬頭観音に手を合わせます。ここもピークの一つです。
29/59

とりあえず道標の向かいにある馬頭観音に手を合わせます。ここもピークの一つです。

とりあえず道標の向かいにある馬頭観音に手を合わせます。ここもピークの一つです。

そのまま進むと、「この分岐要注意」表示のところに至ります。左は「田浦4・5丁目商店街」と書いてあるので、間違えることはないでしょう。ただし、鋭角に右に曲る感じになります。
30/59

そのまま進むと、「この分岐要注意」表示のところに至ります。左は「田浦4・5丁目商店街」と書いてあるので、間違えることはないでしょう。ただし、鋭角に右に曲る感じになります。

そのまま進むと、「この分岐要注意」表示のところに至ります。左は「田浦4・5丁目商店街」と書いてあるので、間違えることはないでしょう。ただし、鋭角に右に曲る感じになります。

また平坦なところが少し続き、丸太を横に並べて木道にした区間が2箇所出てきましたが、水はけの悪いところの木はかえってツルンツルンですから、脇の泥ヌタのところをあえて歩きました。その先はこんな岩場の登りがありますが、緑色に苔むして、しかも湿った丸い表面なので、これまた良く滑るので要注意です。
31/59

また平坦なところが少し続き、丸太を横に並べて木道にした区間が2箇所出てきましたが、水はけの悪いところの木はかえってツルンツルンですから、脇の泥ヌタのところをあえて歩きました。その先はこんな岩場の登りがありますが、緑色に苔むして、しかも湿った丸い表面なので、これまた良く滑るので要注意です。

また平坦なところが少し続き、丸太を横に並べて木道にした区間が2箇所出てきましたが、水はけの悪いところの木はかえってツルンツルンですから、脇の泥ヌタのところをあえて歩きました。その先はこんな岩場の登りがありますが、緑色に苔むして、しかも湿った丸い表面なので、これまた良く滑るので要注意です。

三国峠と書かれた分岐にでますが、東側は田浦梅林の公園内のルートになります。実はあちらのルートも結構険しいところを通ります。
32/59

三国峠と書かれた分岐にでますが、東側は田浦梅林の公園内のルートになります。実はあちらのルートも結構険しいところを通ります。

三国峠と書かれた分岐にでますが、東側は田浦梅林の公園内のルートになります。実はあちらのルートも結構険しいところを通ります。

そして面倒な角の丸い滑る岩のロープ区間をよじ登ります。
33/59

そして面倒な角の丸い滑る岩のロープ区間をよじ登ります。

そして面倒な角の丸い滑る岩のロープ区間をよじ登ります。

上に出ると右に平坦な道があり、それを進むと中尾根になりますが、入ってすぐのところに鉄塔があり、下が草地になっていて休むには丁度良いところなので、そこで遅い昼食にしました。ペットボトルは600cc1本だけしか持ってきませんでしたが、日中の気温は10度を軽く超えるので、登り区間ではかなり暑かったために、この先で飲み干してしまいました。
34/59

上に出ると右に平坦な道があり、それを進むと中尾根になりますが、入ってすぐのところに鉄塔があり、下が草地になっていて休むには丁度良いところなので、そこで遅い昼食にしました。ペットボトルは600cc1本だけしか持ってきませんでしたが、日中の気温は10度を軽く超えるので、登り区間ではかなり暑かったために、この先で飲み干してしまいました。

上に出ると右に平坦な道があり、それを進むと中尾根になりますが、入ってすぐのところに鉄塔があり、下が草地になっていて休むには丁度良いところなので、そこで遅い昼食にしました。ペットボトルは600cc1本だけしか持ってきませんでしたが、日中の気温は10度を軽く超えるので、登り区間ではかなり暑かったために、この先で飲み干してしまいました。

ルートを戻り、乳頭山への登りの階段を進みます。もう足がかなり疲れています。やはりたったひと月でも登山から離れると、すぐに体がなまりますね。もちろん左足が骨折した状態の今ですから当然すいすいとは歩けません。
35/59

ルートを戻り、乳頭山への登りの階段を進みます。もう足がかなり疲れています。やはりたったひと月でも登山から離れると、すぐに体がなまりますね。もちろん左足が骨折した状態の今ですから当然すいすいとは歩けません。

ルートを戻り、乳頭山への登りの階段を進みます。もう足がかなり疲れています。やはりたったひと月でも登山から離れると、すぐに体がなまりますね。もちろん左足が骨折した状態の今ですから当然すいすいとは歩けません。

乳頭山は南尾根の東側の要になるピークですが、頂上からの展望は木々に遮られて全くダメです。
36/59

乳頭山は南尾根の東側の要になるピークですが、頂上からの展望は木々に遮られて全くダメです。

乳頭山は南尾根の東側の要になるピークですが、頂上からの展望は木々に遮られて全くダメです。

三角点もあります。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはコルゲンコーワでお馴染みの興和が1966年に発売したレンズシャッター式TTL一眼レフです。レンズは固定式ですから、フロント・コンバージョンレンズで80mm・35mmに変換して使うことになります。今回はそれらのコンバージョンレンズは展望が開けなかったので使いませんでした。
37/59

三角点もあります。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはコルゲンコーワでお馴染みの興和が1966年に発売したレンズシャッター式TTL一眼レフです。レンズは固定式ですから、フロント・コンバージョンレンズで80mm・35mmに変換して使うことになります。今回はそれらのコンバージョンレンズは展望が開けなかったので使いませんでした。

三角点もあります。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはコルゲンコーワでお馴染みの興和が1966年に発売したレンズシャッター式TTL一眼レフです。レンズは固定式ですから、フロント・コンバージョンレンズで80mm・35mmに変換して使うことになります。今回はそれらのコンバージョンレンズは展望が開けなかったので使いませんでした。

すぐに下ったところに畠山分岐があります。そっちのルートは途中から大沢山方面の分岐があり、それぞれ不動橋・木古庭方面に下りられます。
38/59

すぐに下ったところに畠山分岐があります。そっちのルートは途中から大沢山方面の分岐があり、それぞれ不動橋・木古庭方面に下りられます。

すぐに下ったところに畠山分岐があります。そっちのルートは途中から大沢山方面の分岐があり、それぞれ不動橋・木古庭方面に下りられます。

その先には茅塚分岐があります。茅塚は215mで(217mとも)、三浦アルプスの最高峰です。奥の方からは富士山も見えますが、この日は霞んでいたことと、足がかなり疲れていたことから、たった100mなんですが、そちらには寄りませんでした。
39/59

その先には茅塚分岐があります。茅塚は215mで(217mとも)、三浦アルプスの最高峰です。奥の方からは富士山も見えますが、この日は霞んでいたことと、足がかなり疲れていたことから、たった100mなんですが、そちらには寄りませんでした。

その先には茅塚分岐があります。茅塚は215mで(217mとも)、三浦アルプスの最高峰です。奥の方からは富士山も見えますが、この日は霞んでいたことと、足がかなり疲れていたことから、たった100mなんですが、そちらには寄りませんでした。

すぐ先に上山口分岐がありますが、ここを斜め左の斜面を登るのが「茅塚新道」で、去年追加されたルートです。
40/59

すぐ先に上山口分岐がありますが、ここを斜め左の斜面を登るのが「茅塚新道」で、去年追加されたルートです。

すぐ先に上山口分岐がありますが、ここを斜め左の斜面を登るのが「茅塚新道」で、去年追加されたルートです。

そしてまた鉄塔への長い金属の網の階段を登ります。疲れますね。
41/59

そしてまた鉄塔への長い金属の網の階段を登ります。疲れますね。

そしてまた鉄塔への長い金属の網の階段を登ります。疲れますね。

鉄塔のピークに到着しますと、男女二人組のハイカーさんらが何やら談笑していました。こちらは茅塚を写真に収めて、先の下り道をさっさと進みます。
42/59

鉄塔のピークに到着しますと、男女二人組のハイカーさんらが何やら談笑していました。こちらは茅塚を写真に収めて、先の下り道をさっさと進みます。

鉄塔のピークに到着しますと、男女二人組のハイカーさんらが何やら談笑していました。こちらは茅塚を写真に収めて、先の下り道をさっさと進みます。

ちょっと急な下りの後で、長い鉄階段がありました。何も気にせず下ります。
43/59

ちょっと急な下りの後で、長い鉄階段がありました。何も気にせず下ります。

ちょっと急な下りの後で、長い鉄階段がありました。何も気にせず下ります。

そして300mほど進むと、あれれ? さっき通った茅塚新道の分岐に戻ってます。ナンダかキツネにつままれたような気分ですが、いつの間にかUターンしていたようです。
44/59

そして300mほど進むと、あれれ? さっき通った茅塚新道の分岐に戻ってます。ナンダかキツネにつままれたような気分ですが、いつの間にかUターンしていたようです。

そして300mほど進むと、あれれ? さっき通った茅塚新道の分岐に戻ってます。ナンダかキツネにつままれたような気分ですが、いつの間にかUターンしていたようです。

つまり、下っていた階段はさっき登っていたもので、途中にあった階段のない分岐が左から鉄塔ピークに別に出られるようになっていて、さっきはわざわざ登ってそちらから下り返していた訳です。足が疲れているのにこれは痛恨のミスです。
45/59

つまり、下っていた階段はさっき登っていたもので、途中にあった階段のない分岐が左から鉄塔ピークに別に出られるようになっていて、さっきはわざわざ登ってそちらから下り返していた訳です。足が疲れているのにこれは痛恨のミスです。

つまり、下っていた階段はさっき登っていたもので、途中にあった階段のない分岐が左から鉄塔ピークに別に出られるようになっていて、さっきはわざわざ登ってそちらから下り返していた訳です。足が疲れているのにこれは痛恨のミスです。

もう一度鉄塔ピークに立つと、鉄塔の足の対角のところにこうしてちゃんと道標が立ってましたが、先ほどは二人組ハイカーの死角になって見えませんでした。
46/59

もう一度鉄塔ピークに立つと、鉄塔の足の対角のところにこうしてちゃんと道標が立ってましたが、先ほどは二人組ハイカーの死角になって見えませんでした。

もう一度鉄塔ピークに立つと、鉄塔の足の対角のところにこうしてちゃんと道標が立ってましたが、先ほどは二人組ハイカーの死角になって見えませんでした。

とにかくまだ観音塚までは3km近くあり、そこからクリーンセンターまで入れると4kmほどは歩かねばなりません。しかし、左足を一時痛めた際に、左足付け根の筋がどうにかなったのか、たまにピキッとした痛みが走るようになり、左足をかばって力をこめる右足も、かなり疲れていました。
47/59

とにかくまだ観音塚までは3km近くあり、そこからクリーンセンターまで入れると4kmほどは歩かねばなりません。しかし、左足を一時痛めた際に、左足付け根の筋がどうにかなったのか、たまにピキッとした痛みが走るようになり、左足をかばって力をこめる右足も、かなり疲れていました。

とにかくまだ観音塚までは3km近くあり、そこからクリーンセンターまで入れると4kmほどは歩かねばなりません。しかし、左足を一時痛めた際に、左足付け根の筋がどうにかなったのか、たまにピキッとした痛みが走るようになり、左足をかばって力をこめる右足も、かなり疲れていました。

木々の切れ間から見た二子山。今の時期は5時になってもまだ明るいので、時間的には全く問題なさそうです。
48/59

木々の切れ間から見た二子山。今の時期は5時になってもまだ明るいので、時間的には全く問題なさそうです。

木々の切れ間から見た二子山。今の時期は5時になってもまだ明るいので、時間的には全く問題なさそうです。

東側の新沢分岐。新沢とありますが、正確にはここは「栗坪分岐」になります。
49/59

東側の新沢分岐。新沢とありますが、正確にはここは「栗坪分岐」になります。

東側の新沢分岐。新沢とありますが、正確にはここは「栗坪分岐」になります。

一旦下って結構な勾配を登ると「大桜」に至ります。ここもピークですが、何と言う名が付けられているのかは分かりません。
50/59

一旦下って結構な勾配を登ると「大桜」に至ります。ここもピークですが、何と言う名が付けられているのかは分かりません。

一旦下って結構な勾配を登ると「大桜」に至ります。ここもピークですが、何と言う名が付けられているのかは分かりません。

やっと往路で使った連絡尾根分岐に到着。もう何度か倒木等に腰掛けて休みながら歩いています。
51/59

やっと往路で使った連絡尾根分岐に到着。もう何度か倒木等に腰掛けて休みながら歩いています。

やっと往路で使った連絡尾根分岐に到着。もう何度か倒木等に腰掛けて休みながら歩いています。

この辺から多くなる笹トンネル。天気が一時悪くなって暗くなりました。
52/59

この辺から多くなる笹トンネル。天気が一時悪くなって暗くなりました。

この辺から多くなる笹トンネル。天気が一時悪くなって暗くなりました。

キツい傾斜を登り切ると高塚に到着。木に根に足を取られて捻らないようにゆっくり歩きます。
53/59

キツい傾斜を登り切ると高塚に到着。木に根に足を取られて捻らないようにゆっくり歩きます。

キツい傾斜を登り切ると高塚に到着。木に根に足を取られて捻らないようにゆっくり歩きます。

そして観音塚にも到着。水がなくなって喉が渇いていますが、まだ耐えられるレベルです。
54/59

そして観音塚にも到着。水がなくなって喉が渇いていますが、まだ耐えられるレベルです。

そして観音塚にも到着。水がなくなって喉が渇いていますが、まだ耐えられるレベルです。

南尾根折れ曲がり地点に到着。ここまで来るとゴールは近いです。
55/59

南尾根折れ曲がり地点に到着。ここまで来るとゴールは近いです。

南尾根折れ曲がり地点に到着。ここまで来るとゴールは近いです。

そしてクリーンセンター分岐に到着。ここを左に折り返すように下ります。
56/59

そしてクリーンセンター分岐に到着。ここを左に折り返すように下ります。

そしてクリーンセンター分岐に到着。ここを左に折り返すように下ります。

最後のつづら折れ区間を下ればゴールです。午前中にぬかるんでいた地面は大分乾いてきて、グリップが良くなりましたが、入口のヌッチョリしたところはまだドロドロでした。
57/59

最後のつづら折れ区間を下ればゴールです。午前中にぬかるんでいた地面は大分乾いてきて、グリップが良くなりましたが、入口のヌッチョリしたところはまだドロドロでした。

最後のつづら折れ区間を下ればゴールです。午前中にぬかるんでいた地面は大分乾いてきて、グリップが良くなりましたが、入口のヌッチョリしたところはまだドロドロでした。

最終的に到着したのは午後4時42分。正味5時間半で10.7kmの山行になりましたが、累積標高は6-700mなのにここまで足が辛くなるんですね。やはり継続して鍛えておかないといけませんが、まだ骨はほとんどくっ付いていない状況ゆえ、まだまだ丹沢トレッキングは無理ですね。次回も横浜南部から横須賀方面で練習しておきます。
58/59

最終的に到着したのは午後4時42分。正味5時間半で10.7kmの山行になりましたが、累積標高は6-700mなのにここまで足が辛くなるんですね。やはり継続して鍛えておかないといけませんが、まだ骨はほとんどくっ付いていない状況ゆえ、まだまだ丹沢トレッキングは無理ですね。次回も横浜南部から横須賀方面で練習しておきます。

最終的に到着したのは午後4時42分。正味5時間半で10.7kmの山行になりましたが、累積標高は6-700mなのにここまで足が辛くなるんですね。やはり継続して鍛えておかないといけませんが、まだ骨はほとんどくっ付いていない状況ゆえ、まだまだ丹沢トレッキングは無理ですね。次回も横浜南部から横須賀方面で練習しておきます。

これが今回歩いたコース図。ちょっと太目の点線は、元々地図に記載のないルートで、こちらで追加しておきました。他にも細かいバリルートが結構あります。三浦アルプスは結構奥深いですよ(^∇^)v
59/59

これが今回歩いたコース図。ちょっと太目の点線は、元々地図に記載のないルートで、こちらで追加しておきました。他にも細かいバリルートが結構あります。三浦アルプスは結構奥深いですよ(^∇^)v

これが今回歩いたコース図。ちょっと太目の点線は、元々地図に記載のないルートで、こちらで追加しておきました。他にも細かいバリルートが結構あります。三浦アルプスは結構奥深いですよ(^∇^)v

到着は午前11時5分頃。未明に降った雨により、道がどろどろになっているだろうから、あえてゆっくり家を出ました。天気予報は朝から晴だったので、11時になればかなり乾くと踏んで遅いスタートにしました。

しかし、のっけからこの泥ヌタの登り。これが続くと厄介ですが、とりあえず慎重に枝を掴みながら登ります。

どろどろ区間は長くは続きませんでした。すぐに南尾根に合流します。ワイヤーケーブルの左に下る地図にもない「パイプ沢ルート」は、雨上がりではまず歩けない泥ヌタ急勾配です。

100m程で南尾根の折れ曲がり地点になります。直進したら葉山町役場入口交差点方面に出てしまいます。

すぐに森戸川林道に下る分岐があります。正規ルートながら、倒木等が結構ありますんで、面倒な道です。

その先の登り区間をわずかに進むと葉山と逗子の間の境界標柱が埋め込まれた名無しピークになります。

そして一度軽く下ってから登り返すと観音塚のピークに至ります。

せっかくだから記念写真をば(^∇^)。ここの裏から一色住宅方面に下る道があります。民家の裏路地みたいなところに出て、ちょっと登山道の入口には見えないところです。

パネルの文字は飛んでしまってますが、可愛らしいお地蔵さんの絵の詳しい道標がある分岐に到着。実はここから左に折れて森戸川林道に下る道はかなりの悪路で、可愛いイラストとはまるっきり裏腹ですので要注意ですよ(^∇^)b

南尾根は勾配が急になってきて尾根上に木の根っ子がビッシリ張り巡らされたところになります。ここがドングリ並木と呼ばれる区間で、登り切ると平坦なピークになります。

その細長いピークの東端にこの三角点(と言っても国土地理院ではないです)が埋め込まれていまして、このピークの名は何も表示がありませんが、「高塚」と言います。

高塚からの下りも結構急勾配で、踏み固められた土の表面だけが湿っていて、よく滑るので、慎重に下って行きます。その先では新沢分岐が現れます。

左側の木の間からこの先にある丸塚尾根ピークが見えます。丸塚東峰と丸塚西峰は全然難しくない道なんですが、奥の名無しピークから森戸川までの下りがかなり急で、ロープもないのでかなり冷や汗ものの道です。先ほどのお地蔵さんの分岐の尾根と森戸川のわずか手前で合流します。

丸塚尾根分岐を通り過ぎて、300m程進むと森戸川への正規ルートとも言うべき連絡尾根分岐があります。今回はここを下って行くことにします。

尾根道は一度だけ登りますが、基本的には下りが続きます。真ん中でこのようになった支尾根がありまして、左側に倒木がたっぷり積まれている上、きちんとルートを図示してくれているので、間違えることはないでしょう。

南尾根もそうですが、この一帯は結構椿の木が多く見られまして、今咲いているものや咲き始めたもの、つぼみのものもあれば、既に落ちてしまったものなど、色々な状態でした。

ここからの森戸川までの下りは少々勾配が急になっていますが、木の枝や尾根に根が多いことなどから、ゆっくり歩けば滑らない感じです。

振り返って撮っていますが、ここから下ってきました。左に進んで沢を渡ると中尾根、沢そのものを遡行するのが南の沢ルートになり、どちらも東尾根方面に進みます。

それに対して、この森戸林道終点をわずかに戻って、北側の本流沿いに進むのが「二子山順路」です。少しの間その沢沿いを進みます。

途中にある水場。ただ、森戸川の水は濁っていて、泡立ってもいますので、この水を汲んで飲む勇気はありません(笑。

一度左側の斜面をトラバースしますが、二度目にトラバースするところは面倒なのでそのまま沢の中を歩き、いよいようなぎ淵分岐に至ります。ここを一旦うなぎ淵側に進んですぐに後ろの尾根に乗るのが椿尾根ルートです。左の沢は小附沢ルートになり、うなぎ淵は中の沢ルートの途中にあります。

白いビニールが巻いてあり、目印になっていますが、後ろの踏み跡を直登します。左足をまず段差に掛けておいて、右足を上の段差に踏み当てて力を掛けると、湿った土のためにスパッと滑ってしまいました。一瞬で体が前のめりになって、左足首が最も畳まれた状態になって痛みが走りました。ヤバイことになったと思いましたが、足は捻っていないので、手術した外側くるぶしは影響がないはず。痛みが引いて足を動かすと元通りになってくれてほっとしました。

直登区間を少し進むと、右から正規の道と合流します。そちらにはトラロープもあって、より安全です。そう言えば一昨年に初めて登った時も間違えて、正規のルートの存在を知ったはずなのに、うっかり忘れていました。

椿尾根はしばらく急な登りが続いた後は、あまり起伏の厳しくない歩きやすい尾根道になります。途中に一度だけ名無しピークに登って下るところがあります。

名前の通り、今はこんな感じで椿の花がたくさん咲いていました。これを見るべく、今回はこのルートにしたんですよ。

しばらく進んで北尾根へ「T」字に合流します。道標はありませんが、道筋ははっきりしています。

北尾根は利用者が多いのか、かなり踏まれてぐちゃぐちゃになっていました。平坦ですから転ぶようなことはないですが、歩きづらいです。

すぐに馬頭観音のところの分岐に到着。東尾根方面はここを左に進みます。直進すると中の沢を横切り中尾根の南中峠に至ります。

とりあえず道標の向かいにある馬頭観音に手を合わせます。ここもピークの一つです。

そのまま進むと、「この分岐要注意」表示のところに至ります。左は「田浦4・5丁目商店街」と書いてあるので、間違えることはないでしょう。ただし、鋭角に右に曲る感じになります。

また平坦なところが少し続き、丸太を横に並べて木道にした区間が2箇所出てきましたが、水はけの悪いところの木はかえってツルンツルンですから、脇の泥ヌタのところをあえて歩きました。その先はこんな岩場の登りがありますが、緑色に苔むして、しかも湿った丸い表面なので、これまた良く滑るので要注意です。

三国峠と書かれた分岐にでますが、東側は田浦梅林の公園内のルートになります。実はあちらのルートも結構険しいところを通ります。

そして面倒な角の丸い滑る岩のロープ区間をよじ登ります。

上に出ると右に平坦な道があり、それを進むと中尾根になりますが、入ってすぐのところに鉄塔があり、下が草地になっていて休むには丁度良いところなので、そこで遅い昼食にしました。ペットボトルは600cc1本だけしか持ってきませんでしたが、日中の気温は10度を軽く超えるので、登り区間ではかなり暑かったために、この先で飲み干してしまいました。

ルートを戻り、乳頭山への登りの階段を進みます。もう足がかなり疲れています。やはりたったひと月でも登山から離れると、すぐに体がなまりますね。もちろん左足が骨折した状態の今ですから当然すいすいとは歩けません。

乳頭山は南尾根の東側の要になるピークですが、頂上からの展望は木々に遮られて全くダメです。

三角点もあります。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはコルゲンコーワでお馴染みの興和が1966年に発売したレンズシャッター式TTL一眼レフです。レンズは固定式ですから、フロント・コンバージョンレンズで80mm・35mmに変換して使うことになります。今回はそれらのコンバージョンレンズは展望が開けなかったので使いませんでした。

すぐに下ったところに畠山分岐があります。そっちのルートは途中から大沢山方面の分岐があり、それぞれ不動橋・木古庭方面に下りられます。

その先には茅塚分岐があります。茅塚は215mで(217mとも)、三浦アルプスの最高峰です。奥の方からは富士山も見えますが、この日は霞んでいたことと、足がかなり疲れていたことから、たった100mなんですが、そちらには寄りませんでした。

すぐ先に上山口分岐がありますが、ここを斜め左の斜面を登るのが「茅塚新道」で、去年追加されたルートです。

そしてまた鉄塔への長い金属の網の階段を登ります。疲れますね。

鉄塔のピークに到着しますと、男女二人組のハイカーさんらが何やら談笑していました。こちらは茅塚を写真に収めて、先の下り道をさっさと進みます。

ちょっと急な下りの後で、長い鉄階段がありました。何も気にせず下ります。

そして300mほど進むと、あれれ? さっき通った茅塚新道の分岐に戻ってます。ナンダかキツネにつままれたような気分ですが、いつの間にかUターンしていたようです。

つまり、下っていた階段はさっき登っていたもので、途中にあった階段のない分岐が左から鉄塔ピークに別に出られるようになっていて、さっきはわざわざ登ってそちらから下り返していた訳です。足が疲れているのにこれは痛恨のミスです。

もう一度鉄塔ピークに立つと、鉄塔の足の対角のところにこうしてちゃんと道標が立ってましたが、先ほどは二人組ハイカーの死角になって見えませんでした。

とにかくまだ観音塚までは3km近くあり、そこからクリーンセンターまで入れると4kmほどは歩かねばなりません。しかし、左足を一時痛めた際に、左足付け根の筋がどうにかなったのか、たまにピキッとした痛みが走るようになり、左足をかばって力をこめる右足も、かなり疲れていました。

木々の切れ間から見た二子山。今の時期は5時になってもまだ明るいので、時間的には全く問題なさそうです。

東側の新沢分岐。新沢とありますが、正確にはここは「栗坪分岐」になります。

一旦下って結構な勾配を登ると「大桜」に至ります。ここもピークですが、何と言う名が付けられているのかは分かりません。

やっと往路で使った連絡尾根分岐に到着。もう何度か倒木等に腰掛けて休みながら歩いています。

この辺から多くなる笹トンネル。天気が一時悪くなって暗くなりました。

キツい傾斜を登り切ると高塚に到着。木に根に足を取られて捻らないようにゆっくり歩きます。

そして観音塚にも到着。水がなくなって喉が渇いていますが、まだ耐えられるレベルです。

南尾根折れ曲がり地点に到着。ここまで来るとゴールは近いです。

そしてクリーンセンター分岐に到着。ここを左に折り返すように下ります。

最後のつづら折れ区間を下ればゴールです。午前中にぬかるんでいた地面は大分乾いてきて、グリップが良くなりましたが、入口のヌッチョリしたところはまだドロドロでした。

最終的に到着したのは午後4時42分。正味5時間半で10.7kmの山行になりましたが、累積標高は6-700mなのにここまで足が辛くなるんですね。やはり継続して鍛えておかないといけませんが、まだ骨はほとんどくっ付いていない状況ゆえ、まだまだ丹沢トレッキングは無理ですね。次回も横浜南部から横須賀方面で練習しておきます。

これが今回歩いたコース図。ちょっと太目の点線は、元々地図に記載のないルートで、こちらで追加しておきました。他にも細かいバリルートが結構あります。三浦アルプスは結構奥深いですよ(^∇^)v