神変山・高尾山・城山(小仏城山)

2021.12.10(金) 日帰り

活動データ

タイム

05:45

距離

14.1km

のぼり

977m

くだり

995m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 45
休憩時間
1 時間 10
距離
14.1 km
のぼり / くだり
977 / 995 m

活動詳細

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6:30の目覚ましが鳴る。 今日はなんだっけ。 眠い、眠たい。 仕事なのか休みなのかも暫く把握出来ないでいる。 リュックの上に乗った登山用具を見て、今日は山だと徐々に思い出す。 職場の仲間と山歩きする日だ。 待ち合わせの時間を確認。 外はやや曇が強めな様子。 行くか。 夜勤明け、山での寒さ対策の為に必要な物と、職場の山仲間の登山靴を探しに吉祥寺へと向かう。 まずは大好きな石井スポーツへと向かう。 アイテムの種類が豊富で、見ているだけで楽しい。 登山靴を見に行くはずが、フロア内をうろうろと回り始めている。 あれやこれや気になるアイテムを見つけ、明けの疲労感もどこへやら。 そんな事より靴見なきゃだ。 靴を見ていると店員さんがいろいろ教えてくれる。 何もわからないところにいろいろ教えてくれても何のことやらとなってしまうが、山の事を少し齧り始めた私からすると、そうなの?そうなの!と新しく知る事が多くて嬉しくなる。 靴の試し履きをすると、何足も靴を出してくれる店員さん。 なんか多くなっちゃってすいません。 『いやいや、多い人だと10足くらい広げて選ぶ人もいますよ(笑)』 『合わないものは怪我に繋がりますし、靴にはしっかり時間をかけて足に合う物を選んだ方がいいので、いろいろ試してみて下さい。』 このやりとりで、欲しい物がある時はここで買おうと思った。 仲間の靴探しは引き継ぎ、2店舗目に向かう。 コチラはこちらで商品の並びが違い、こんなにあるんだなーと、知れば知るほど悩むだろうと思った。 3店舗目へ、欲しかったショルダーバックを見つける。 ネットでも無かったのにこんなところにあるじゃないか。 と、興奮気味。 仲間『足を使うといい事あるよ。』 即決。 靴を探していた仲間もリュックやらメガネやらを何度も試着している。 靴はどうしたんだ。 石井スポーツで履いた靴が第一候補だったので、今回の靴探しはここで終了とし、遅めの昼ごはんを食べた。 家に帰り、少し眠ろうとしたが、なかなか眠れなかった。 明日は仲間と高尾山に行く。 何度も登った高尾山。 高尾山の案内人みたいだな。 8月からいろいろルートを歩いて知る事が出来たものを組み合わせて、明日は楽しい時間を作り出せるといいなと、歩き方を考えた。 そう言えば欲しかった物を買わなかったな。 夕方もう一度石井スポーツに向かう事にした。 これを早速明日試してみよう。 と、わくわくしながらリュックの上に準備していた。 レイとのわまーると遊び、布団の中でルート作りと活動記録を見て、山への気持ちを上げてゆく。 長い1日だったな。 もうこんな時間か、寝なくちゃ明日に響くな。 高尾山口に到着。 普段は1人でサクサク行きたいところを目指しているが、ソロの時のは違い、その時の雰囲気で目的地をころころ変えて山歩きを楽しむ事にする。 日差しがなく、寒さを強く感じている。 とりあえず病院裏の道から、岩多めの道を歩き出す事にする。 高尾山のゴツゴツした山っぽいところを感じたくて、少し険しさもあるが、その険しさを楽しめるよう、気持ちで余裕を作る事を心がけた。 後ろから、息の上がる様子があれば、話しをした。 山の話、食べ物、仕事、仲間の話し、山アイテム、富士山の話しなど、歩きながらいろいろ話した。 気づけばなだらかな3号路へ着いていた。 少し幅の狭いところだがら歩くにはとても気持ちいい。 木の隙間から少し日差しを感じるようになり、少しの温かさにありがたみを感じた。 所々にどんぐりが多量に落ちていた。 子供の頃、隣に住んでいたおじさんに椎の実をたくさんもらった。 それを炒って食べのを思い出した。 美味しいものじゃないけど、食べられるかよくわからないものが食べれた時の喜びを感じていた記憶はある。 うちのウサギの餌も食べられるのかお店の人に聞いてみたことがあった。 乳酸菌のカリカリはかなり硬めの食感。 味は粉ミルクのような感じ。 干草は見た目通りの感じ。 ペレットは口の中に芝生が広がる感じ。 ドライフルーツ類は人が食べるものより安全なもので、ほのかな甘みが美味しかった。 今度レイの餌の味見もしないとな。 3号路途中で小さい橋を何度か渡った。 ポンヌフという橋の事を考えた。 ポンヌフの意味は新しい橋との事だが、パリで1番古い橋になっている。 ケンちゃんラーメン新発売(かなり古い)。 のCMと同じである。 山頂に到着する。 人はだいぶ少なく感じた。 雲が多く、富士山は雲で隠れていた。 さて、どうするかと相談し、城山まで向かう事となる。 一丁平の展望台に到着すると、さっきまで雲に隠れていた富士山が見え始めていた。 みゃあ、みゃあ、と鳴く声が聞こえる。 あっ。 ようやくようやく会う事が出来た。 富士山そっちのけで、みゃあみゃあに話し始める。 寒い中出てきてくれてありがとうね。 ちょっと近づいてくる様子を見るとお腹を空かせているのかな? 目を閉じた時の顔がなんか可愛かった。 想像していたよりも小柄だった。 どういった行動範囲で何を食べるんだろう。 今日はこのあたりにいるのだろうけど、明日はどこにいるのだろう。 この子についていろいろ知りたくなってしまった。 一緒に来ている山仲間も猫好きなので、暫く猫と会話をしていた。 青空が見えるようになってきた。 城山に向かおう。 猫に別れを告げて歩き始める。 またどこかで会おうね。 少し歩くと向かいから来る方から 『富士山見え始めたよ』 との話を頂く。 嬉しいものを共有したい気持ちよく分かります。 教えて頂きありがとうございます。 山で出会う人はいい人が多いな。 城山山頂でみかんを食べる。 みかんの皮から飛沫が上がる。 背中に当たる日差しが暖かくて気持く、そのままここで横になりたい。 徐々にテーブルに人が増えていく。 空の青さが広がり、少しずつ雲が流れていく。 それぞれのテーブルで湯気が上がり、消えていく。 猫はどこに行ったのか考える。 手に付いたみかんの匂いが爽やかだった。

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