登山口の焼山温泉から、登頂を目指す昼闇山(ひるくらやま)方面を望む。春霞みもあるが、遥か遠く見える。
アケビ平
眼下に蛇行する昼闇谷。
烏帽子岳(右)と双耳峰の阿彌陀山。
昼闇出合。幅が狭くなった所では落石が目立った。
昼闇カール
鉾ヶ岳&権現岳
傾斜がキツくなる
右の尾根の方が多少勾配は楽だがそれでもかなり急で、一旦下りて反時計回りに迂回して上るより、最短距離の直登を選択。重荷で登っていて危険を常に意識した。
登り詰めて昼闇台地へ。今日はここで幕営する為、余計な荷物を置いて山頂を目指す。
またも立ちはだかる急登。緩んだ雪にキックステップで深く蹴り込めば、怖さが多少紛れる。
難所突破、もうあと少し。
8時間かけて辿り着いた山頂からの眺め。右から金山~焼山~火打山。
鉾ヶ岳の向こうに日本海。
焼山。頭を撫でたくなるような、こんもり可愛い形。頂上付近の雪は地熱で溶けたのか、黒岩が露わになっている。左の火打に雲がかかってしまったのは残念。あと1,2時間早ければ...
目の前の雪庇に近づかないよう、そっと覗き込む。
幕営地に下山。左にニョッキリ岩を突き上げているのは鉢山。
尾根上に藪が出てきた所を避けて直下をトラバース。
海谷三山
雨飾山。裾野が広く延びた山容が見慣れず、新鮮に映った。
日本海へ落日
幕営地に到着。登ってきた昼闇と右後方の更に白い金山を振り返る。
見れて幸運。日中は天気下り坂。
金山~雨飾山