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本州の300名山はほぼ制覇、北海道の内陸と離島を残すのみ、、それも北アルプスはほぼ日帰りという無茶ばかりしてました。そのため、トレイルランやウルトラマラソンで鍛えてました。 しかし、ついに2015初頭、笈ヶ岳ジライ谷で滑落、全身に大きな負傷を抱えることに。粉砕骨折した腰の完治は無理との宣告、座っても歩いても痛みます。 時期同じくして指導してくれた大切な先輩も槍のバリエーションで遭難、生涯寝たきりに。脳をやられ、2度と意識が戻ることはないと娘さんから打ち明けられました。 残酷なまでの自然からの仕打ちに叩きのめされ、悲しさと寂しさからすっかり山と距離をとるようになっていました。 そんな今、リハビリで少しだけ復帰を志しています。 山で咲く花が好きだから。誰に見られなくとも、種を残すためだけに、ひっそり美しく咲くその姿に自分を重ねるのかもしれません。 頭に浮かべるのは『孤高の人』の人の一節、“不死身の文太郎に撤退はない”。