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昨晩の大雨が嘘のような快晴。 私は今日の登山に胸を躍らせて麓の村を歩く。 まだ人けのない早朝。 杖をつき、ひとり村を歩く人生の大先輩に声を掛ける。 「おはようございます、昨日の雨はすごかったですね」 「ああ、そうだってね、気をつけていかないとね」 「これからどこかへ?」 「ああ、山にね」 その杖はトレッキングポールだった。 登山の大先輩に一礼し、 今日も山に登る。