katsu
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雪山の雨の歩き出しで最も注意すべき事を考えた 芝沢からのロード5kmと易老渡登山口の登り始めは小雨だが降り続けていた 面平付近でやっと雪に変わる 歩き始めの5時から面平まで約3時間半かかっており、それまで小雨に濡れながら歩いた 雨の場合本来なら手袋は雨具の袖の下に入れるのが良いと思うが、この日はすっかり忘れており通常の雪山登山スタイル、袖の上に被せていた その為雨が少しずつ手袋の中に侵入していた事が考えられる さらに休憩の際、疲れのせいか何度も手袋を無造作に雪の上に置いたことも雪が侵入して濡れた原因かもしれない 寒い中雨が侵入しているか感覚の無い肌では判断は難しい また今回はVBL(薄手のゴム手袋、ウール、アウター)システムにしていた為、薄手のゴム手袋で尚更雨の侵入が解らなかった 14時間歩き通してなんとか小屋に着いた それまで手袋の中の雨水の侵入には気づかなかったが、室内気温0°でアウター手袋(テムレス)とミッド手袋(ウール)が氷り始めて初めて濡れた手袋を使い続けていた事を知った バーナーの上に吊るして乾かそうとするがテントの中ならまだしも広い空間では厳しい 仮に凍傷になれば今後の行動だけでなく登山後も尾を引く可能性がある 長時間の雪山山行の際は手袋の濡れは充分気をつける必要がある 幸い予備の手袋を用意していたので下山は問題無かったが、下山後指先の痺れが5日経った今でも続いている *************** 雪山で今後気をつける事 1.雪山登山で雨の歩き出しは気をつける 必要がある 2.雨の時は雨具の袖の下に手袋を入れる 3.どんなに疲れていても手袋は雪の上に置かない(トレッキングポールの上に掛ける) 4.予備の手袋セットを必ず携行する(持っていて良かった) VBL(Vapor Barrier Liner) ベッパー蒸気 バリアー防ぐ ライナー重なる これが有効なのは透湿性の無いゴム手袋が重要、中間(ウールの手袋)とアウターの手袋が汗の水分で濡れない よって暖かさが保てる 人間肌はある程度汗をかいて肌に濡れを感じたらそれ以上その肌から汗を出さないらしい だからミッドとアウターは濡れない 手はふやけてしまうが暖かさは持続するらしい 今まではこれが有効だったが、今回外からの水分の侵入に対してはあまり考えてなかった 今回−10℃、もっと気温が低かったら、、、、 反省💦 以上
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