どんごろ
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- 鳥取, 愛媛, 徳島で活動
- 1963年生まれ
- 男性
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1月22日。この日は予定より1時間遅れでスタート。8時少し前。鳥取県の大山登山です。中国地方唯一の日本百名山の一つ。 雪は少なくて夏山登山道からチェーンスパイクで登り始めた。今日は友人と二人。友人は健脚でいつも置いていかれる。というか私が遅すぎて先に行ってもらうことが多い。 今回もいつものように先を譲るがどうしても先に行かない。仕方ない、遅くなるが行くしかない。 予想通り何人もの人に抜かれ道を譲った。一歩進めば必ず頂上に近づくと信じて歩くしかなかった。でも遠い。小休止を繰り返しながらやっと六合目に着いた。ほっとした。去年はここで無念のリタイヤ。 気持ちは登頂とまで考えられず、七合目、八合目まではと頭に描いていた。 でもここで休憩したこと、アイゼンに履き替えたことで少し前向きな気持ちになれた。去年より一歩でも上へ。その気持ちしかなかった。三鈷峰や北壁、弓ヶ浜が見える。綺麗だった。樹林帯を抜けると気持ちも高まる。 ここから1時間の格闘を経て頂上に至る。七合目より上は壁のように見えた。それは自分にとっての壁だったのかも知れない。 木道辺りに来るともう達成感しかなかった。あとは脚を一歩ずつ前に出すだけ。頂上の平原の雪が眩しかった。やっと来た。やっと帰って来れた。 頂上碑までたどり着いた時には限界が来た感があった。友人は剣ヶ峰方面に少し脚を伸ばした。カメラで追う。ここから写真を撮る。望遠一杯でも小さくしか撮れない。登りは3時間半。頑張ったな。 合流して避難小屋の横で昼食にした。おにぎりとパンとゼリー。寒い時は温かいカップ麺が欲しいな。この日はほぼ無風でバーナーも使ってる人が多かった。次回はぜひ頂上で食べたい。 下りも脚が痛くて2時間かかった。いつもは下りは強くて引っ張るのに。今回はどうしても進まなかった。また歩き方が悪いし疲れがあったせいかも知れないが、アイゼンを引っ掛けて5回も転んだ。しかも前のめりで。まだ右足の膝が痛い。 -どうして前を歩かなかった? -今回は何としても頂上に立たせたかった。と友人は言った。
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西の原から登りました。20年近く前に同じ登山口から登ったことがあったので。ただ雪山の三瓶山は初めてです。なんとストックを忘れてしまって。焦りましたが行けるところまでと気持ちを切り替えてスタート。 草原を抜けていよいよ登山口。急登ではないものの登っては切り返す九十九折りの道。懐かしくもありましたがペースが掴めるまで何度も小休止。 はっきりとしたトレースがあったので不安はありませんでした。ただもうダメかここまでかと何度も頭をよぎりましたが辛抱しました。 体力もなく大山の雪山では六合目で敗退。特に雪山が苦手です。チェーンスパイクやアイゼンをつければ尚更のこと。 だが今回は何もつけずに男三瓶に登頂できた。 近くにおられた方にお願いして写真を撮ってもらいました。よい記念になった。山頂付近は風がありましたがなだらかな山頂の積雪の風景はとても綺麗でした。 山小屋で休憩昼食を取りました。おにぎり二つ。 チョコバー一つ。ガスは持っていたのに水、カップラーメンを忘れるという失敗も。居合わせた二人組の方は魔法瓶からお湯を注いでラーメンを作っていて、そんな方法もあるんだなと思いました。 水なしで登ったわけではなくお茶のペットボトル2本は持っていました。 登りは時間がかかりましたが、下りは速かったようです。久しぶりのソロでの登山。人も少なくて静寂の山を楽しめました。
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