やまのぶ
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- 滋賀, 京都, 大阪で活動
- 男性
滋賀、関西の山を主に登ってます。登山歴は長いですが低い山が主です。山の自然、景色を求め皆さんのルートを参考させてもらい山登りを愉しみたいです。
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最近、はまっている本を紹介します.図書館で偶然,見つけた「日本の歴史(1) 万葉集の謎」に始まり,それから「日本の歴史(2) 天孫族」安田徳太郎著を興味深く読みました.内容は日本語の起源に関するもので,著者は日本語の起源がヒマラヤ南麓に住む族の言語,主にレプチャ語であるとしています.万葉集の言葉をとりあげ,例えば枕詞の意味,また,普段今でも庶民が使う擬態語,地名などについても,一定の音韻法則に則って日本語なったことを,説明されています.具体的な例は挙げませんが,「目からうろこ」の衝撃を受けました.日本語の起源について,諸説があるが,個人的にはとても,納得する内容でした.この著書のなかで,日本人の起源についても言及しています.3波の渡来人で構成され、マレー人,ヒマラヤ族,同系のヒマラヤ族(天孫族)です.この説を裏付けする事実が,人類遺伝学からの日本人の起源に関する「DNAから見た日本人」斎藤成也著で見つけられたと個人的には思っています.遺伝子型が日本人とチベット人しかもたない遺伝子があるという証拠,また遺伝子頻度が近縁であるという証拠も見られるからです.なお,「日本の歴史(1),(2)」ともに現在絶版で,出版社「カッパブックス」も存在しないです.この本は復刻版です.また著書は今から60年前位に出版されたものですが,当時はすごくブームになったようです.
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