こうじ

1974年に製作された山火事予防映画『リスのまとい』が、今年 50年 を迎えるのを勝手に記念してキーホルダーを製作してみました。 製作は「セカンドプレス」というサイトで「まといリス」のデザインデータを入稿するだけで、一週間ほどで完成です。 キーホルダーの他に缶バッジやストラップ、クリップピンなども作ることができ、サイズは、キーホルダーの場合、25mm ～ 57mm までの5種類から選べます。 価格は、私が発注した 44mm のキーホルダーでは125円/個（最小発注数量10個）でした（その他、消費税・送料が発生しますが、 初回は500円引きです）。 なお、事前に林野庁に問い合わせを行って ★ 個人利用の範囲内 ★「山火事予防」等の文字を入れること を条件に許可をいただきました。 ※『リスのまとい』の動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=cqRhMYFI4tE

山と渓谷社が2023年3月に出版した『牧野富太郎と、山』という本を読みました。 この本は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデル「牧野富太郎」博士が残した数多くのエッセイの中から、山と植物にまつわる作品を収録したものです。 表紙をめくると、日本地図に博士が訪れた山が記されていて、日本百名山18座を含む全国各地の様々な山を訪れていたことがわかります。 博士の山に関するエピソードはたくさんあるのですが、有名なのは尾瀬を拓いた平野長蔵さんに叱られたという「長蔵の一喝！」です。 「尾瀬を訪ねた博士があまりにも植物を採取するので長蔵さんが博士を叱った」という記事が当時の読売新聞に掲載されたことで広く知られるようになったのですが、これについては双方の言い分が真っ向から食い違っています。 まず博士はエッセイの中で、 「これは、全く、途方もない嘘である。・・この時は、長蔵はおろか、だれ一人にも出会わなかった。そしてまた私が長蔵に叱られる理由もなければ、また長蔵にそんな権利もない。」 と記しています。 一方、岩波新書『尾瀬―山小屋三代の記』には、著者の後藤允氏がこの件について平野長英（長蔵さんの息子）さんに訊ねたことが記されています。 「昭和4年8月、初めて牧野博士が尾瀬に入り、私(長英)が案内しました。・・あまり植物をとるので父が『君は植木屋か、こんなに沢山とって！ 植物学者なら5本や10本仕方ないが、馬につけるほどとるとは何事か。研究すると同時に保護を考えてくれなくちゃならない』と叱ったのです。 ・・その場に、戦後に国家公安委員を務めた生方誠さんが居合わせて『その話は本当だ』と“証言”してくれました。」 これだけを見ると、証言者もいたという長英さんの方に信憑性がありそうです。 8つ年下の長蔵さんに一喝されたことは、正論だけに博士にとってばつが悪かったのかもしれません。 真実はわかりませんが、今から約100年前、尾瀬での、日本の植物学を極めようとする博士と、尾瀬の自然を守ろうとする長蔵さんとの攻防に思いを巡らせながら今年も尾瀬を訪ねてみたいと思います。

昨年11月29日、雲取山の山頂で熊撃退スプレーを誤噴射させてしまい、激しいむせ込みに襲われたのですが、実はその後も2回、計3回も誤噴射させてしまいました😵 原因は、「セーフティクリップ」という誤噴射防止のプラスチックの部品を無くしてしまったこと…。 幸いにして3回とも自爆で、私がのたうち回るだけで済みましたが、他の方にかけてしまっては、「あっ、すみません！」では済まされない破壊力です😱 そこで、新品のスプレーを購入すべくmont-bellに行ったところ、なんと、「セーフティクリップのみの販売も可能！」とのこと。 早速、取り寄せていただき、購入することができました(￥330)🙌 熊撃退スプレーを使用された方はわかると思いますが、噴射させると少なからず手や容器にも唐辛子の成分がかかってしまいます😣 もし、素手で噴射させ、その後、よく拭き取らずに顔を触ったり、特に男性の方が、トイレ小をしたりすると、むせ込み以上の、とっても大変なことが起きてしまいます…💦💦 噴射させるときはグローブをしているか、そうでないときは噴射後にウェットティッシュなどで手や容器をよく拭いてください！ 一番いいのは、全ての登山者が、このスプレーを使用する場面に遭遇しないことで、それを心から願っています🙏

あけましておめでとうございます🎍 毎年初詣に訪れている大甕神社は、日立アルプスの最南端の山、風神山(かぜのかみやま)の麓にあります。 その大甕神社の本殿は、宿魂石(しゅくこんせき)と呼ばれる、鎖場もある岩山の頂上に鎮座しているので、岩山のぷち登山が味わえます。 日立アルプス縦走の際は、ぜひこの宿魂石に登頂&参拝してください！😄 今年も宜しくお願いいたします🙇