とりい
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- 広島で活動
- 1949年生まれ
- 男性
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知名度抜群のカヤラン 今年もカヤランの季節になりました。これは東広島市のあるお寺の松の木に着生しているカヤランです。こちらはもう何十年も前から知られた有名な自生地です。 最も有名というならこちらの住職様はある方面ではそれ以上に有名な方かもしれません。 カヤランはこちらの数本の松にたくさん着生していますが、⑦⑧近くの桜の木にも多くはありませんが着生していました。 カヤランは見ての通り木の枝からぶら下がるように着生し成長し続けますが多分十年以内の寿命なのではないかと思います。栽培しても長くは維持出来ません。 写真を撮影していたらこちらの奥様に声をかけていただき、お茶をご馳走になりましたが一口飲んでその美味しさにビックリ、玉露なのだそうで、私は初めて口にしましたが、あんなに旨味があるんですね~。
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今日は広島市内で開催中のヒロシマジュエリーマルシェに行って来ました。磨いて楽しい鉱物が無いかと思っていたのですが期待した物は見当たりませんでした。 写真①②③④は目についたので購入したもので、炭素質コンドライトという隕石です。名前の通り有機物を含んでいるらしく、太陽系が形成されるときの始原物質のようです。小さなチリやガスが集積して丸い砂粒のようになり、これらが集まって出来たのが炭素質コンドライトだと理解しています。これらが集まって原始惑星が出来(地球位)、それらは一度熱で溶け岩石や鉄のコアが形成され、互いに衝突してバラバラになり再び集積し、それらの過程を経た結果現在の太陽系が出来たと理解しています。一般に太陽系の歴史を留める隕石というものでも一度はそういう変性を受けてるわけですが、炭素質コンドライトはそれらの変性を受けていない太陽系創成期の物質という事で、50億年以上の時を記憶した物と言えると思います。 これまで我が家で一番古い石は39億6200万年の物でしたが、今度の石は遥かに古い物で、小さな物ですが遥か彼方へいざなってくれます。 ⑤⑥⑦は以前から有ったパラサイトという隕石のスライス片で鉄とかんらん石が入り組んだ面白い隕石で、地球で言えば中心部の鉄のコアとその周りのかんらん石の境目に生成した鉱物が原始惑星同士の衝突の結果バラバラになり、初めて人類の目に触れる事が出来るようになったものです。かんらん石が光を透過して黄緑色に見えます。 もう表現する適当な言葉が有りません。
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サザンクロスを求め足摺岬へ 15日、気象衛星画像では四国の南方洋上に雲がなさそうでした。急遽仕事を早めに終わらせてもらい四国最南端の足摺岬まで足を伸ばす事にしました。(正確には近くの叶崎の少し西側) サザンクロス(南十字星)については以前白黒写真で紹介した事が有りましたが、南十字星は日本でも南方の沖縄や小笠原あたりではほぼ全体を見ることが出来そうですが、本土!!でも九州、四国、紀伊半島などの南端ではその一部を確認することが出来る、かもしれません。 そういう事で南十字星の頭の部分(γ星)を確認すべく足摺岬まで出かけて来ました。 当日南十字星が南中するのは01時頃、その前後を写真と7cm10xの三脚に固定した双眼鏡でしっかり捜索!しましたが、結局確認には至りませんでした。この日は良く晴れてはいたのですが、少しモヤが有ったようでした。元々一度で上手くいくようなものでは無いのでしかたありません。この日の交通費は高速、ガソリン、合わせて軽く一万円超、簡単には行くわけにはいきません。 ①②③④は当日の太平洋上に昇って来た夏の銀河、何の処理もしていませんが、先日の火山での銀河より見事に写っています。近くに大きな街も無く南には全く人工の光源がありませんから当然かもしれませんが。 ⑤は南十字星のγ星を確認すべく撮影したもの、↑の直ぐ上にγ星があるはずなのですが…。でもISO3600、30秒露出でこの位、この地がキレイな空である事が良くわかります。 ①には流星が写っています。 ⑥近くの展望台からの夜景。数十メートル下の波打ち際がライトアップされています。当初ここを観望候補地していたのですが、この明かりのため断念しました。私にとっては残念ながら光害でしか有りません。 ⑦は多分ヘラクレス座、フィルム写真のように輝星に滲みによる星像の拡大が少ないので星座がたどれません。北天随一と言われる球状星団M13が有りますが、⑤に写っているケンタウルス座ωと呼ばれる球状星団と比べると遥かに及びません。 ⑧太平洋から昇って来たばかりの銀河の中心、こんなに空がキレイなのですが、南十字星確認にはまだ十分ではないようです。 写真は全てXperiaにて
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この花は ラン科のリカステという花の交配種でサンレイ’アデヤカ’という名前を持った花です。リカステは南米のエクアドル辺りの冷涼で湿潤な山地に生育する花ですが、この花は名前の通り大変にあでやかな雰囲気を持った花です。美しさではカトレヤに勝るとも劣らない花ですが、花弁を指でつまんだりするとたちまち黒いシミになってしまいます。取り扱い注意(深窓の令嬢)といった雰囲気でしようか。そういった難しさも有り美しい花ですが栽培する人はあまり多くはありません。 後の4枚は南西諸島あたりに生育する ミソボシランという野生ランです。成り行きで向こうから勝手にやって来ました。絶滅危惧種1Bらしいです。暗くて水の流れるような所に生育するらしくこちらでは16℃でも冬季は休眠するようです。後の2枚は何年か前に咲き始めた頃にガラケーで撮影したもので、現在は初めの2枚のようになっています。実はしっかりした株に成長し花茎も伸長した所で多分ナメクジに、そっくりやられてしまいました、それも2シーズンも、なんとか回復したのが現在の写真です。 最近めぼしいランは大部分処分してしまいました。これらもいつまで栽培するか、流動的ではあります。
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先日に続いて夕陽を撮影しようと今日(17日)は島根県の大田市に出かけてみました。この地では今の時期水平線に沈む夕陽を見ることができます。ここでダルマ太陽、あわよくばグリーンフラッシュに遭遇できないか!と皮算用をしてみたのですが、結果としてごく控えめなダルマ太陽が撮影出来た程度でした。 器材は同様、300mm望遠レンズを19×望遠鏡にしてスマホを取り付けての撮影です。 この日は水平線まで雲一つ無く完璧な空でしたが、ただ気温が比較的高く、海水温との差が少なかったため海面近くでの大気密度の変化が少なくて光の屈折の変化が小さく、控えめな現象しか現れなかったものと思います。1月11日のように海面に浮島現象が見られるような時なら面白い現象が見られたものと思います。実際この日の写真には遠くの水平線近くの山に沈む太陽を眺めたわけでしたがそれでも太陽の上縁が薄く緑に着色されグリーンフラッシュと同様な現象が確認出来ています。 ⑧当日の撮影場所 ⑨拡大率が大きい撮影のためスマホのシャッターボタンにさわると高速シャッターですが像が大きくブレます。写真はティッシュを丸め、水に浸し更にジュースを少しかけた物で、これでスマホのシャッターボタンに軽く触れるとブレずにシャッターが切れます(水だけより軽く触れるだけでシャッターが切れます)。連続シャッターを切りたい時などセルフタイマーを使いにくい時便利です。
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先日に続いての投稿。 先日の投稿は、必ずしも良い出来では無かったのですが、あれで終わりの積りでした。しかし見上げると今日も雲一つない素晴らしい晴天の下、時間もあるし、じゃあもう一度という気になってしまいました。 先日は海のそばで、遠くの陸地が案外じゃまになりました。それでは今日は高い所から見下ろす、という事で、野呂山の兜岩展望台(800m位)で撮影してみました。 全て2倍位にトリミングしています。 ①〜⑥ピントはそこそこ、太陽の微妙な色と形の変化がわかります。ただ何故か最後の方はピントが悪いです。ひょっとしたら300mm望遠レンズの像を19×に拡大している為、望遠レンズの色収差が拡大されて現れたものではないか?と思っています、最後の方は赤色だけになってしまうので(赤は屈折率が低いので焦点距離が少し長い?)。 今日は太陽上端に緑色が見えませんでした。多分海面近くの空気密度の大きく変化する場所を光が通過しないため太陽高度は先日よりも低い所まで追えたにも関わらず大きな変化が見られなかったものと思います。 太陽に黒点が見えます。 春になったら日本海に沈む夕陽を撮ってみたいと思っています。 ⑦多分安芸灘大橋 ⑧⑨四国 石鎚山あたり(スマホで見やすいように簡単な処理をしている)。
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先日から何度か ⑨19×望遠レンズをスマホとセットして太陽の出没の写真にトライしていました。今日は朝から雲一つない晴天でしたので迷わず出かける事にしました。 撮影場所は出来るだけ地平線(水平線)まで障害物の無い所、今だと大崎下島からの日没方向が周防大島方向、海上で50km位はありそうなので、大崎下島南端に決めました。 結果としてピントが良くないようで(正面に太陽を見ながらスマホの画面はすごく見にくい)、さらに太陽に露出量を合わせたため海や山等は一切写らず面白味のない画になった。 ①の写真を見ると太陽の上端が緑がかっている。太陽が沈む直前にこの緑が目立って見えたときをグリーンフラッシュといいます。⑤の写真を拡大したもの⑥の上端が微かに緑になっている。これがハッキリ見えたらグリーンフラッシュですが瀬戸内海沿岸では多かれ少なかれ山が見えますので難しいとは思います。 ⑦⑧気がついたら浮島がみえました。⑦はスマホの写真を拡大したもの、⑧は19×望遠レンズで撮影
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4日夕方、近くの神の倉山に行って来ました。沈む太陽の写真を撮ってみたかったからでした。残念ながら雲にさえぎられ本来の目的は果たせませんでした。 ③の300mm望遠レンズを19×望遠鏡にしてスマホを同架して撮影という目論見です。35mmカメラ相当で500〜600mm位の望遠レンズ相当の写角が得られます。ただし全て四隅のケラレをカットするため多少のトリミングをしています。 ①②はスマホカメラで、②は中央をアップしたもの。 ④以降は③で撮影したもの。 写真は広島湾方向を撮影したものです。 広島湾まで30〜40km位でしょうか。手前の3つの方形は市内の高いビルらしいです。その向こう右にせり上がって見えるのが宮島、対岸が岩国だそうです。⑥は②の右端に見える山で白木山です。 だそうです、などという表現をしたのは山上で神の倉山を管理されている方にたまたまお会いして(今日で2回目)いろいろ教えて頂いた結果です。この方はご自身でも、雲海、ブロッケン現象、幻日、彩雲など面白い現象を撮影しておられました。 特に面白かったのは、タイムラプスでの向原方向から広島に向かって流れ下る霧(雲)の大河でした。私のスマホには残念ながらタイムラプス機能はありません。
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ベートーベン 交響曲第九番 合唱付き。 今日は突然の寒気がやって来ました。⑤私の家あたりでも少し雪が積もりました、⑥広島市内のサンプラザホールでも雪が舞っていました。 今年は心身ともに自由度が大きくなり、一度位はベートーベンの歓喜の歌(交響曲第九番)を歌っても良いか!と思って、第九ひろしま2023 に参加を決めたのですが、思いがけず良くない事がちょうど重なり、一時は参加を止めようかとも思ったのですが、結果的に参加して良かったです。 9月から練習を始めましたがドイツ語の歌詞と旋律は老化した頭にはなかなか入りません、最後は毎日人気のない所へ出かけ車内でCDをかけながら歌って覚えました。 1000人近くが Freude!(歓喜)と目一杯発声すると、それぞれの思い がまるで爆発みたいな勢いで拡がって行きます。その中に身を置いていると半端なく揺さぶられます。久しく無かった高揚感で、合唱は十数分位ですが終わった時には両手のひらが、じっとりと汗ばんでいました。こんな事は多分数十年位記憶が有りません。やはりドキドキワクワクは良いですね!私は音楽には縁が無かったのですが、ベートーベンはやはりすごいんだなと思いました。 ①関係者の方々。近くで撮るわけにはいかないので、このくらいで。 ②観客の方々が増えて来ました。 ④演奏の合い間 今年も何かと有りましたが、寒気と歓喜で終わるようです。
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スマホでの星空 久しぶり(相当)に拝んでみたいと思った星が有ったので、芸備線、井原市駅近くの荒谷山へ行ってみました。拝んでみたい星とは、カノープス、という星で南の空ギリギリに低くしか昇らないため大変見にくい星で、南極老人星、などとも呼ばれ、見ることができると長生き出来ると言われています。カノープスを見るためには当然ですが南が開けて地平線までモヤなどが少ない事が重要で、南が開けた山の上、出来るだけ緯度の低い所が適しています(東北あたりではもう見えなかったと記憶しています)。 実は前日能美島の陀峯山まで出かけ海上のカノープスをみたかったのですが雲が多くてかないませんでした。 カノープスはりゅうこつ座α星で 実はこのあたりは昔はアルゴ座という大きな星座があったのですが、余りに大き過ぎるというので、りゅうこつ座の他、ほ座、とも座、羅針盤等…と分けられてしまったという事です。 カノープスは地平線ギリギリに控えめにポツンと光って見えますが、本当はシリウスに次ぐ全天2位の輝星で南方に行くと白くギラギラと輝いて半端ない存在感があります。 ①霧の海の上のカノープス。地平線ギリギリの中央の星です、左におおいぬ座、上方にオリオン座の一部 ②カノープス、横位置 ③冬の銀河。中央にカシオペヤ座、左にアンドロメダ座大星雲。 ④沈むアンドロメダ座、中央やや右にアンドロメダ座大星雲、左に木星、上方にスバル。 ⑤東の空に昇るしし座。右上の小さな台形とその中の星雲状のものが見えるのがかに座。 ⑥中央に北極星(こぐま座の尻尾)、左にカシオペヤ座。 ⑦中央に北極星、右に昇る北斗七星 ⑧冬の大三角形。右オリオン座、左こいぬ座、下おおいぬ座、冬の銀河が見えます。 ⑨西の空。明るい星は木星、明るいです。広島市街の灯火の影響が大きいものと思います。 写真は全てスマホ、大部分はISO1600、露出30秒 地平線付近の写真は ISO800、露出15〜30秒
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今日は奥さんと娘が休みでしたので、たまたまテレビで放送されていた三次の作木町のアサギマダラの谷へアサギマダラを見に行ってみました。 谷沿いには何ヶ所かかなり広くフジバカマの畑が作ってあって(大変ご苦労なことだろうと思います)アサギマダラが花の間を舞うように飛んでいましたが、今は花は盛りを過ぎてしまっているようでした。そのせいかどうなのか、アサギマダラの姿は3〜4頭という位でした(この数が多いのか少ないの私にはかわかりませんが)。 アサギマダラは日当たりを好むようで午後の時間帯でしたがアサギマダラは大体日なたに集まっているようでした。 ⑧⑨のチョウをスマホはツマグロヒョウモンとキタテハと言っておりました。
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スマホによる月、惑星 29日中秋の名月の夜の満月と惑星、28日の惑星をスマホで撮影してみました。(望遠鏡にスマホを取り付けるアダプターは自作) 高気圧が通り過ぎて天気が悪くなる前くらいが気流が穏やかで惑星などが良く見えるそうですが29日は確かに良く見えたようです。 撮影は口径20cm反射望遠鏡 ISO64 ①②は75× 他は240× 露出、月1/1000秒 木星⑥1/30秒 ⑦⑧1/60秒 土星1/15秒 木星、土星は大きくトリミングしています。大きさも方向も正確ではありません。 ②. ①にコントラストをつけたもの。一部のクレーターから光条が伸びているのがわかりやすい。これらは比較的最近隕石の衝突によって出来たもので光条はその時飛散した物質によって出来た物だそうです。 ③④は28日〜29日、1時間位開けて撮影した木星。やや上方にオレンジ色の楕円が見えます。大赤斑と呼ばれるもので何百年も前から確認されていますが大きさや色の濃淡は変化するようです。今は薄いらしいですが50年ほど前、口径5cmのごく小さな望遠鏡でもオレンジ色の大赤斑をハッキリ見たのを記憶しています。木星は10時間位で自転していますので、どんどん模様が変わります。 ⑤は土星、28日 21時30分頃 ⑥⑦⑧は木星29日22時40分頃から1時間位の間の木星。木星のすぐ上方に小さな点、これは木星の衛星(多分、イオかも?)で木星上方の小さな黒点はその影だと思います。1時間の内に衛星も影も左下方に移動しています。⑧衛星が木星本体に接触しています。 ⑨は同日の土星。土星は変化がわかりにくいです。輪の中の、カッシーニの空隙(同心円状の黒い部分)はわかります。
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先日のナイトハイク大山で、銀河鉄道の夜、北十字星、アルビレオの灯台、…南十字星、コールサック等のなつかしい言葉を聞きました。 私には文学などを読みこなす能力がありませんが、それでも宮沢賢治は天才だと思っています。お話しでは夏の銀河を下っていき南十字星のコールサックで終わります。 コールサックは石炭袋と訳されていますが、まさにその通りです。 ①②③④は昔オーストラリアの砂漠で私が撮影したものです(白黒フィルムで硬調に仕上げています)。さそり座からおおいぬ座につながる銀河の中心部で、日本からはほぼ見えませんが凄く華やかな領域です。 ①左の明るい2つの星がケンタウルス座α . β星で地球に一番近い星として有名です。右側にひし形に見えるのが南十字星です。案外小さく十字というより、ひし餅座と言った方がピッタリ来そうです。南十字星は沖縄ならほぼ見えたと思います。そして南十字星の左下にピッタリと星の無い領域が有ります。これがコールサックと言われているものです。真っ黒です。何もかも吸い込んてしまいそうです。 ②は①の右側につながります。ほ座、りゅうこつ座など日本ではあまり聞くことの無い所です。 ③は②の右側につながります。右側やや上方に南十字星に良く似たひし形が有りますが、これにはダイヤモンドクロスあるいは、にせ十字という名が付けられています。 ④は③につながったと思うのですが場所が分かりません。 ⑤は大小マゼラン雲です。ヤマトの名を出すまでも無く余りにも有名です、実際良く見えます。これは同行した人からいただいたものです。 ⑥はヨナグニサン、 オーストラリアの帰路、立ち寄ったインドネシアのバリ島でウロウロしてたら同行の捕虫網を持った方が私が携行していた300mm望遠で写してくれと頼まれたものです。高い木の上でじっとしていたため捕虫網が届かなかったためせめて写真でも、という事でした、 銀河の中心部はオーストラリアでは頭の真上に来ます。この地で銀河を魚眼レンズで撮影したものを見ましたが、銀河が紡錘形に写り、まさしく我が銀河が、あまたある小宇宙と同じだと、少なからず感動をおぼえた事が有りました。
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砂漠のバラ ちょっと面白い花が咲きました。 アデニウム・オベスム、別名 砂漠のバラ。乾燥地帯に咲く花ですが、名前の通り、華やかな花を咲かせます。③は、かなり蕾がふくらんで来た所 ④もう花は散ってしまいました。この花は蕾の期間は長いですが開花期間は長くないです。③の後鉢から抜いて大きな鉢へ植え替えています。 ここからオマケですが ⑤丸い根を持つディオスコレア•メキシカーナ(メキシコ亀甲竜)。もともとディオスコレア•エレフアンティペス(アフリカ亀甲竜)、として買ったものですが本来冬に成長するはずの物が夏に成長していたのでラベルの間違いであるようです。⑥ペトペンチア•ナタレンシス。 ⑤⑥いったいどんな花を見せてくれるのでしょうか。それまで枯れずにいてくれるのでしょうか。
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私のガラクタカメラ ゼンザブロニカC2 このカメラは50年位前に大きいサイズで星野写真が撮ってみたくて中古で購入したものです。当時は高くて10万位(給料より高かった)だったと思います。これを売った人はハッセルブラッドを買ったそうです。実際にはあまり星野写真は撮らなかったですが、皆既日食撮影用カメラとして十分な仕事をしてくれました。皆既日食は私の人生の中で最高の経験でした。 特に真珠色と表現される吹き上がる炎の羽根の様なコロナは人が体験できる自然現象の中で最高のものと言い切れます。ただコロナの明るさは内側と外縁部で数百倍以上の差があり人の目はこれをかんたんにカバー出来ますが写真フィルムではこの光度差をカバーできず、ぼんやり広がった雲の様にしか写せません。多くの人がそのための工夫をしましたがその中で特に効果が大きな方法がニューカークフィルター法ですが、光学メーカーでないと製作不可能と思われていたようです。これは自作のニューカークフィルターですが⑥NDフィルター(ニコンND400)を富士山型に研磨し、それに合わせた透明ガラスを研磨しベースガラスに貼り付けたものです。中心近くでは濃く、周辺では薄い、言ってみれば直射光下と部屋の中を同時に一枚の中に適正露出で撮るようなものです。まあ完全ではないながらも作ることができました。 ③フィルムパックを外し④シャッター幕が見えます。シャッター幕とフィルムとの隙間にニューカークフィルターを装着し、撮影時、富士山の頂上と太陽をピッタリ合わせて撮影します(これ非常に重要で、同時に難しい、これで海外遠征の成否が決まる!) ⑦現地での様子。(現地の人) ⑧ニューカークフィルター法での写真⑨普通に写した写真 ⑧では細かな構造がわかる この一枚だけで私にとってブロニカは十分な存在です。
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同一夜の 土星、木星 月面 スマホでの撮影 久しぶりに土星と木星の(ついでに月面)写真を撮ってみました。 秋に入ってしまうと上空の気流が悪くなって惑星なんかは全然見えなくなって来ます。この日も天頂に近いあたりはそれほど悪くなかったですが高度の低い所はかなり悪かった感じでした。私の居所ではどうも東側(山がせまっている)のほうが時として気流による像の乱れがひどいように感じています。この日も東の空に昇った木星のイメージは乱れまくりでしたので、高度が高くなるまで待ったらイメージは大分改善しました。 月が近くにあったのでついでに(失礼な言い方ですが)撮影してみました。 撮影は 口径20cm反射望遠鏡 fl1200mm 240× スマホ エクスペリア使用 土星 ISO64 露出1/16秒 木星 ISO64 露出1/64秒 月面 ISO64 露出1/64秒 拡大率 方位は揃っていません。 同じ条件で撮影してもイメージが違っています。薄いモヤのようなものが通過したりしたせいかと思います。 後1時間待ったら木星ももう少しイメージが良くなったか、と思っています。 ✩(9月5日追加).9枚目の写真 23時45分の木星の写真、気流の乱れがひどい。 他の木星写真は25時15分過ぎ頃撮影。 画面を明るくすると見やすくなると思います。
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ビーナスの横顔 スマホでの撮影 金星が夕方の空にひときわ明るく輝いています(宵の明星)。 金星はいわゆる内惑星で(地球の内側を回っている)、そのため見かけ上太陽からあまりはなれません。 地球からの距離は2億5千万kmから5千万kmと変化し月のように満ち欠けをします。遠くにある時は小さいけど丸くこちらを向いて強く輝きますが、近くに来た時、美の女神は大きく見えますが残念な事にあちらを向いてしまって三日月のようになり輝きも弱くなってしまいます、(大きく見えるので明るさはあまり変わりません) 金星は-4等級、肉眼で昼間でも見えます。このあたりとおぼしき空の辺りをじっくりとながめていると結構ハッキリ見えてきます。昼間の星といえば私は昔、朝、太陽が顔をのぞかせたわずかの時間帯ですが-1等級のシリウスを肉眼で確認したことが有りました。-2等級の木星も確認することができました。 写真は 口径20cm望遠鏡240× スマホのカメラ ①5月16日 ISO64 露出1/4000秒 ②6月14日 ISO64 露出1/1000秒 ③6月16日 ISO64 露出1/1000秒 ④7月3日 ISO64 露出1/500秒 ⑤7月16日 ISO64 露出1/500秒 それぞれの像の大きさは正確ではありません、だいたいの感じで合わせています。 いずれも西の空の低い所で気流の乱れが大きくあまりキレイには写せません。
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私のガラクタカメラ 2 私の部屋(今は娘に侵略されていますが)の棚には色々古カメラが有ります。あまり使用していないものも多いです。 ①~⑤ニコンFフォトミック もう50年近く昔中古で買った物ですが、その時点でかなり使い込まれているようでした。ニコンのカメラはペンタプリズムの部分が外せたり、ミラーアップ出来たりと応用がきき天体写真にはもってこい、でしたがこの頃は高くて手が出せず、やっと手に入れた物でした。左上の小さな丸窓にCdSの受光部が有り露光量を測りますがレンズを通った光(いわゆるTTL)ではないので望遠レンズなんかは難しいでしょうね。面白いのはカメラ裏ブタで、ライカなどと同じく本体から外れます。ボディはプロがこぞって使用する、だけあって大変丈夫でケンカの武器としても壊れない、と言われたそうですが、その分かなり重たいです。 ⑥⑦はニコマートFTN ペンタプリズムの部分は取り外す事が出来ず、ミラーアップも出来ず、廉価版でしょうか、これはそんなに使いませんでした。 ⑧デジタル一眼のR3100 これもそんなに使わないうちに故障し修理に出したら、たまたま動いたようでそのまま返されて来ました。今さら修理するより新しい物を買った方が良いように思っています。
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先日ノビネチドリが見られないかと大山に行って来ました。心当たりを歩いてみたのですが残念ながらノビネチドリは全然見られませんでしたが、でも偶然ですが、そのおかげで、トケンラン(多分?)を見ることができました。最初は葉が見えないので腐生ランの仲間かと思いましたが花からはトケンランらしいです。トケンランは絶滅危惧種ⅠBという事でかなり厳しいみたいです。ただ大山ではノビネチドリ同様良く知られたものらしいです。 結構趣の有る花ですが、こういった種は多少の努力位ではまず栽培は無理と思っています。 私も以前東京ドームのラン展(出所は間違い無い)でテガタチドリ、エゾチドリなど購入してクーラー使用の冷却室で栽培してみましたが、2~3年で消滅しました。 栽培が非常に難しいと言われる洋ラン等うまく行った経験からやってみたのですが、これらは栽培可能ゾーンがかなり狭いようで全然手に負えませんでした。 私の町内には敷地内にクマガイソウが自生している所が有りますが、私も何度か試してみましたが、やはり2~3年で消滅しました。結局自分の敷地内にクマガイソウに適した環境を作ることが出来ない、という事に尽きます。 やはり野に置け蓮華草、ではないですが、これらの花を掘って帰るのは結局、絶滅に手を貸している事に他ならないと思います。
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私のガラクタカメラ 山に登ればカメラは手放せません。今はほぼデジタルになってしまっていますが、少し前まではマニアの方は重いフィルムカメラを抱えて登っておられました。 私の方はもっぱら星等を撮影するためにカメラを抱えていましたが、カメラと写真の理屈を勉強しているうち色んなガラクタカメラを手にしたり分解する事などがあるようになりました。 ①②は私の部屋のガラクタカメラです(一部は実際にすごく使っていましたがクラシックカメラ等と言われるレベルの物ではありません)、ずっと昔に入手した物です。 ③は前左オリンパスペンF 中オリンパスM1 後左オリンパスペン 中オリンパスXA1 右リコーオートハーフ ⑤オリンパスペンFは好きなカメラでした。ジャンクで買った時にはシャッターが動かなくなっていましたが手前側を開けて掃除等したら今は動いています。 ④オリンパスM1 OM1の間違いでは?と思われるかと思いますがM1です。何でもオリンパスが新カメラをオリンパスM1と命名して発売した所、ライカから、ライカMシリーズと名前が似ている、とクレームが入りOM1と新しく命名して発売し直したと言う経緯が有るそうで、その間少数のM1が市場に流れたという事のようです。当然中身はOM1です。これもシャッターを動かすためのリボンが切れていました。手で動かすとシャッターが動きました。修理してもらえないか、と思っていましたがそのままになってしまいました。 ⑥リコーオートハーフ 当時の自動カメラでしょうか。このカメラはスナップメインという事でピントは多分4〜5m位に固定、露出はオート、面白いのはシャッターを切るとフィルムが自動で巻き上がるという機能が有る事です。これはカメラ右下のツマミを回してゼンマイを巻き、この力でフィルムを巻き上げると言う事でした。私も使ってみましたが、シャッターを切るたび、ジーッと巻き上がるのが面白いです、当然電池等不要です。ピントは確かに甘かったですがあの頃の女の人などには重宝されたのではないか?と思っています。
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ミツマタの群生 こんな所の ①②③ 最近各地でのミツマタ群生地の紹介が続いていました。私の近くでは向原町のミツマタ群生地も割と良く知られています。 ただしこの写真は以外な所でして、吉田町から向原町へ向かう県道の国司峠の頂上少し手前の切り通しの法面に群生しているミツマタです。車から良く見えますが大きなものではありません。今は残念ながら花は終わりかけています。すぐ近くに駐車スペースはありますが、ながめるには道路の側溝の後側位しか無いため難しい面もあります。 ④⑤⑥⑦ 続いてとりとめも有りませんが昔、白黒フィルムの時代の疑似夜景を試してみました。手元に転がっていたR64フィルターと偏光フィルターを重ねて空を大きく撮ってみました。R64フィルターは赤以外の光を可視光ぎりぎりまでカットするもの、これは空が青い光が主成分のため、赤フィルターによってその大部分がカット出来るため、さらに空の光は強く偏光しているため、偏光フィルターを使用するとかなりの光をカットできます。ただし偏光の量は太陽からの角度によって大きく変化するため、広角の写真では空の部分によって暗さにムラが生じます。 ④ 普通に撮ったもの ⑤ R64フィルターと偏光フィルターを組み合わせて撮ったもの ⑥⑦ これをモノクロに処理したもの(コマが違っていました) ちょっと夜っぽくなりました 昔は更に効果を強くするため赤外フィルムを使用することも有ったようです。私も星を撮るため試しに使用したことがありますが、星はあまり上手くは行きませんでしたが、この方法だと薄い紙や布の薄い色はある程度透過することが確認できました。これを持って海へ行けば…、もちろんそんな事はしませんでしたが。 ⑧⑨ これもとりとめも有りませんが、最近カヤラン開花の話がそろそろ聞こえて来るようなので(今年は早いらしい)、私もカヤラン生育地に行ってみました。まだ今少しかかるようでした。
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久しぶりですがもう一度ランの花を紹介したいと思います。 ①②③④はバンダ テレス、普通はピンクなのですがこの株はアルバと呼ばれる白色です。少し前まではパピリオナンテ テレスと呼ばれていたのですが最近のDNA解析によりバンダとなりました。(さらに昔はバンダだったのですが。) この花は見ての通り空中にぶら下げて栽培します。根は空中に伸びて何かに当たると着生します。そしてどこまでも上に向かって成長します。下にゴチャゴチャあるのはサルオガセモドキで根の乾燥防止の目的で共生させています。しかしミズゴケなどに植え込むと根が腐ってしまいます。 丈夫な花で東南アジアでは生け垣にしたりするらしいですが、ハワイではテレスの交配種が野生化し、湿地のアシに根を絡みつかせ群生しているそうですが、やはり根はいつも空中にあって水の中には入らないそうです。 ⑤⑥⑦はマスデバリア キンバリアナ、中米〜南米の高山の雲霧林帯に生育します。この花は交配種になります。 ⑧⑨は同じくマスデバリア インカプリンス、同じく中米〜南米の雲霧林帯原産の交配種です。 マスデバリアは暑さ寒さに弱く手のかかる花です。
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以前水晶の球を製作し半完成の状態でストップしていたのですが(昨年にモーメント有ります)、今回ほぼ完成させる事が出来ました。前回#1000研磨剤で仕上げ後に磨き作業にかかっていたものをさらに細かい#2000研磨剤を新しく入手して仕上げ後、磨き作業にかかりました。その結果砂穴をあまり残さず磨き上げる事ができました。さらにもう少し磨いた方が良いとは思っています。 ①②③は外観、ツヤもクリヤーで内部にも欠陥は見当たりません。 ③はシャボン玉みたいです。 ④⑤⑥は下からLEDライトを照らしたものです。 球を回転させて行くと特定の位置に来ると模様が浮き上がって来ました。これは今回初めて気が付きました。多分結晶が成長中に環境が変わり、何か別の物質か、キズか何かが入り込んだのだろうか?、などと考えています。これは天然石の明かしにもなります。 この球がガラスや溶融水晶(石英ガラスになっている)でなく水晶の結晶から作り出した、とする確実な証拠は⑦水晶球を通して物を見ると⑧ある特定の位置で像が二重に見えたりあるいは一つに戻ったりします。これは複屈折と言われる現象で、方解石で文字が二重に見える、という現象を体験した人は多いと思います。水晶にも弱いながらもこの性質が有り、これが確認できたら間違いなく水晶です。
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