MALMA
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- 北海道で活動
- 1970年生まれ
- 北海道にお住い
- 男性
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先日の知床縦走山行で玉が落ちてしまった熊鈴。 パーツを取り寄せ無事修復いたしました。 渓流釣りや山行には欠かせない。 そして大切な時間を共に過ごし、 ワタシを守ってもくれる大切な相棒。 そう思うから簡単には手放したくない。 できるならばずっと一緒に歩きたい。 熊鈴パーツなんてあるのかい? 調べてみたらありました! 取り寄せるのに送料込みで2350円かかったけど、 そんなのは安いもんです。 熊鈴もいろいろありますが、 ワタシは音色良いヤツしか使いません。 チリンチリンと高い音色で遠くまで響く。 そんなクマよけ効果バツグンなヤツ。 熊鈴はお金惜しまずできるかぎり高いものを。 そして購入時必ず音色を確認してみてください。 私見ですがそう思います。 よし、直りました。 音色も想像どおりほぼ元通り。 満足です。 相棒さん、またよろしくな。
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この魚なんだと思いますか? (一枚目の画像) 7月2日、昆布川にて釣り上げた一匹、 体長14センチほど。 正解はヤマメとイワナの交雑種です。 (ハイブリッド、F1とも言う) 近縁種が交雑することは稀ですが、 自然界ではあるにはあるみたいです。 トラウト類もご多分に漏れず、 画像のヤマメ×イワナのほかに、 ヤマメ×アマゴ、ブルックトラウト×イワナなど。 ヤマメの産卵期は9月中旬~10月初旬。 イワナの産卵期は10月中旬~11月初旬。 同地域においての近縁種は、 交雑を避けるため微妙に産卵期が異なります。 でもその端境期において何かのきっかけ?で 過ちが起きると交雑種が誕生するのでしょうか? その辺の詳細はワタシも知りませんが… ではどのくらいの確率でこの交雑種は釣れるのか? 実はワタシは今回含め過去4匹釣っています。 釣歴約35年ほど(18歳~)で、 たぶん今まで数千匹のトラウトを釣ったと思うので、確率でいうと、1000匹に1匹もないくらい? そんな感じです。 ちなみにこのヤマメ×イワナの交雑種は性成熟しません。 (つまり繁殖できない) 仮に誤って交雑したとしても、 その命が引き継がれることはないのです。 (染色体減数分裂うんたらかんたらが理由) 画像2枚目と3枚目はブラウントラウト。 ヨーロッパ原産のいわゆる外来種。 シューベルトの名曲「鱒」はこの魚がモデルになっています。 さて、このブラウントラウト、 ゲームフィッシング的には好ターゲットなので、 釣り人としては歓迎できる部分もあるのですが、 在来種に与える影響が甚大なので、 (個人的には非常に脅威と思ってる) 道内においてはこの数十年で、 じわじわと生息域を拡大しています。 ちなみに道内に生息するトラウト類は、 ヤマメ イワナ(アメマスやエゾイワナともいう) オショロコマ イトウ ヒメマス そしてこれに以下の外来種が加わります ニジマス ブルックトラウト ブラウントラウト ニジマスに関して言うと、 道内ほぼ全域に生息しているし、 盛んに養殖され、もはやポピュラーな魚ですね。 スーパーで売ってるトラウトサーモンは海面養殖されたニジマスです。 ブルックトラウトはごく一部の河川のみに生息しているものの道内では生息域の拡大はなさそうです。 (むしろ減っている?) (生息河川においてはイワナやオショロコマとの交雑が確認されている) ブラウントラウトは当初日高地方の一部河川のみに生息していたのですが1980年代後半以降は道内の他地域でも生息域を拡大しつつあります。 今現在、ワタシが知る限りでは、 日高の河川のほか、支笏湖及びその流入河川、 尻別川水系、鳥崎川、噴火湾沿いの一部小河川、 洞爺湖、十勝地方の一部河川、豊平川などなど、 おそらく今後さらに生息河川を拡大するものと思われます。 外来種が侵入した河川や水域においては、 熾烈な種間競争が発生します。 もともと在来種であるヤマメやイワナは、 外来種の侵入にて少なからず影響を受けるのです。 ニジマスの場合は在来種であるヤマメやイワナに影響を与えるものの、それらを駆逐するほどの影響は持ちえず、場合によっては在来種との種間競争で負けることもあります。 (その要因は河川環境によるのかなと思います) ところがブラウントラウト、この魚は強い! ブラウントラウトが侵入した河川においては在来種を駆逐するケースがあるように感じます。 トラウトも種類ごとに性質性格に違いがあって、 河川内における好む流速や付き場がそれぞれ違うのですが、イワナとブラウントラウトはその性質がよく似ています。 そのような理由からブラウントラウトが侵入した流域においては、イワナとの激しい種間競争が勃発するものと思われ、小河川であればあるほどその傾向は顕著に現れるような気がします。 つまりブラウントラウトはイワナを主とした在来種を駆逐するほどの影響を及ばします。 ワタシが知る限り、ブラウントラウトがイワナをほぼ駆逐した水系がいくつかあります。 そう考えると今後もそのようなことが他の流域でも起こるような気がするのです。 今回、昆布川で釣りをしたのは2年ぶり。 前回はヤマメ、イワナ、ニジマス、ブラウントラウトが釣れたのですが、今回はブラウントラウトとヤマメのみ、ほとんどがブラウントラウトでした。 前回はまあまあ釣れたイワナはどこにいった? ひょっとするとこの川でも懸念していることが進行しているのだなと感じたしだいです。 外来の魚に罪はないけれど、 在来の魚たちが消えゆくのは悲しい。 何か良い解決方法があればよいのですが。
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20代の頃はソロで源流域まで上り詰めて一日中誰にも会わずにイワナを釣るのがワタシにとっての至福の時間でしたが最近はめっきり釣行回数も減りました。今考えるとよくも一人であんな山奥まで入っていたもんだなと思うのですが昔は熊が少なかったので痕跡を見かけることもあまりなくて不思議と怖くなかったんですよね。 イワナという魚は水系ごとに微妙に特徴に変化があって性格もパワーも味も違ったりします。 狩場山周辺に広がる広大なブナ原生林の中を流れるとある川に住むイワナは驚くほどパワフルで他の水系のイワナとは違う斑点色をしています。 初めてそのイワナを釣り上げた時の感動は今もはっきり脳裏に焼きついていて、そのイワナの棲む渓は藪を漕ぎ巨岩をいくつも越えなければ辿り着けない場所なのですが、どうしてもあのイワナをもう一度釣りたい。そうしなければ残りの半生に絶対悔いを残す。その思いが今の自分の出発点だったりします。 何故かそのイワナへの思いを成就させたあと、 今度はすっかり山に魅せられてしまい今に至ります。不思議なもんだ笑 先日久しぶりに知人を案内するために渓に立ちました。そこそこのイワナたちが遊んでくれとても懐かしい気持ちになったのですが、やっぱり次の休みは山に行きたいと思うワタシ。 もはやすっかり山の虜だ。
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長年愛用しているワタシのくまよけセット。 いざというときに直ぐ手に取れるように、くまよけスプレーとモキナイフをウエストベルトに通して携行しています。 幸い未だ活躍の場面はありませんが山岳渓流や森林帯に入る時は必ず持ち歩きます。 ヒグマはとても臆病な性格なので熊鈴や笛、時には爆竹などを用いて人間の存在を積極的に知らせてやれば不意の至近距離での遭遇はほぼ防げます。 リスクの伴う行動をする以上、できうる限りの準備と対策をするのが己に課せられた責任。 それが欠如して他人様に迷惑をかけてしまうことが一番恥ずかしいことだと思ってる。 ちなみにこのくまよけスプレーは通算4本目。 このスプレーは使用期限があるので定期的に新しいものを購入してますが期限を過ぎても噴射可能で効果はさほど変わりません。ただし期限後年数を経るごとに噴射距離が短くなります。 ワタシは山中で噴射テストをしたことがあるのでわかりますがこのスプレーの刺激臭は想像以上です。噴射後は付近一帯大変な刺激臭で涙が出て目は開けられないし痛いしでその場に留まれません。クマにも絶対逃避させる効果があると思います。なお私見ですがこのスプレーをクマの顔面に正確に浴びせないと効果がないとも言われることがありますがワタシはそうは思いません。おおよそクマに向けて噴射さえすれば恐らくクマはその強烈な刺激臭によりその場に留まることができずに逃げるのではないかと思います。 もしも期限切れの出番のなくなった古いクマよけスプレーをお持ちなら、ぜひ人気のない山中で噴射テストをして実際にはどんなものかを体感してみることをオススメします。
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