まっする
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- 埼玉, 群馬, 山梨で活動
- 1979年生まれ
- 男性
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タウシュベツ川橋梁跡とアイスバブル.。o○ 奥にはウペペサンケ山とニペソツ山🗻 タウシュベツ川橋梁は1937年に完成した130mのコンクリートアーチ橋の1つ。1955年に糠平ダム建設に伴い湖底に沈む事になってしまったのだ。糠平湖は人造湖のため水位が劇的に変化。橋梁全体が水没した時の水圧や、冬季の凍害やらなんやらで朽ちていく様を見るしかない幻の橋。 東大雪の開拓を伝える近代産業遺産であり北海道遺産の1つ(これを見るツアーもあり〼)。この11連アーチが見られるのもあと少しらしい…儚い…🥹 アイスバブルは湖底の落ち葉などから発生するガス(メタンガスや火山ガス)が湖面にたどり着く前に水の中で凍ってしまう現象。火をつけて燃えたらメタンガスって事…?🤔 どっちも生で見られて良かった…自然って何も語らずともちゃんと生きてるんだぜ✨ ワカサギ釣りをしてるテントもあって、みんなこの時期ならではの思い思いの試される大地の冬を楽しんでおりました😄
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とある映画館にて「雪山の絆」を鑑賞🥹 ウルグアイ空軍機571便遭難事故……有名な事故だし何回か映画化もされているので知ってる人は知ってるかも。 それが再び映画化! https://www.cinema-lineup.com/societyofthesnow 45名(ラグビー選手団とその家族や知人)を乗せた571便がアンデス山脈に墜落し、ろくな防寒着や防寒靴もない中、突如として標高4000mの−30℃の極寒の世界に放り込まれる! 絶望に次ぐ絶望、それでも彼らは極寒と飢えに耐え72日間(❗)も生き延びる。 とてもリアルに臨場感たっぷりに描写!(例の部分は控え目だからご安心を) 人間は極限状態でもアンデス山脈は荘厳で綺麗なまま…いつも山にはお世話になってるけど自然は無慈悲で不条理。 「奇跡って何?」 「友のために命を捧げるほど偉大な愛はない」 ……深い。 Netflixだけど一部劇場公開されているので見るべし!これは小さい画面じゃなくて映画館で見るべし! ウィキペディアにもあるし情報としていろいろあるけど文字だけじゃなくて映像として見なはれや。 ちなみにこの監督(J・A・バヨナ)さんが前に作った「インポッシブル」も実話。東日本大震災で公開延期された作品だけどこちらもなかなかどうしてオススメせざるを得ない!どっちも実話でどっちも泣けるし考えさせられる。 …そこのあなた、ちゃんと見なはれや?
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とよぬか山荘にて、朝(3時)に起きて外に出たら雨☔…嫌な予感が🙄 それでも一縷の望みをかけて出発の準備に取り掛かる…❗ …がしかし、早朝に降った雨でシャトルバス運休😂 昨日登った人たちは川が増水したため(膝下→胸)渡渉で帰って来れず幌尻山荘で1日足止めされてるそう💦 ずっと天気微妙だったし仕方ないか…😢 みんな(自分も)この日のために予定立てて幌尻山荘やとよぬか山荘を予約したのに🥺 愛知から来てる人もおった🥹 これが百名山最難関レベル…❗ まぁ、ジンギスカン食べられたし良しとしよう💡 気を取り直して次の山行の立案や❗ (登ってないのにフライング気味にステッカーと山バッジ買ってしもた🫣)
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仕事の合間に時間が出来たので札幌護國神社にあるメレヨン島戦没者慰霊碑へ👣(雪に埋もれてたけど) 何気にグーグルアースで見ていたら目に付いた慰霊碑(他の慰霊碑もあり)。 メレヨン島という島すら初見。 何があったんやろ?…と思って調べてみたら、慰霊せずにはいられなくなった。 約5200人が軍人にも関わらず敵と戦わず飢餓と病気に苦しみ散っていった悲劇の島。 珊瑚礁の島のため農耕には向かず、火薬を使った漁をしても5000人を賄える量は見込めず、日に日に衰えていく。小動物は焼くと縮むため生で食べ、雑草や木の葉を食べ、知らないキノコを食べ、蛆虫を食べ、靴クリームを舐める。米軍は戦略的に必要のない島に上陸することはなく、進軍して本土を空襲していく。本土からも補給が断たれ毎日10名が餓死する生き地獄の島となる。 戦争とは一体何…? そして今はどれだけ恵まれていることか… ↓時間見つけて読むべし。他にもあり。 https://www.doshin-apple-news.jp/2016/06/09/%E5%B9%B3%E5%B2%B8%E3%81%A8%E6%88%A6%E4%BA%89-%E3%83%A1%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%83%A8%E7%A6%8D-%E9%A4%93%E6%AD%BB%E3%81%AE%E5%B3%B6/
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「空飛ぶ山岳救助隊」を読む❗ 山岳遭難における民間のヘリコプターレスキューのパイオニアであるシノさんこと篠原秋彦さん、レスキューでの出動は1700件、1000人以上の登山者を救出してきた彼の生涯とは…。 漫画「岳」に出てくる牧のモデルになった人。 読み進めばシノさんの山のみならずレスキューに対する情熱が伝わってくる。すごい。 「いいんだ。レスキューは俺の趣味だから」…豪胆だけど繊細、カッケーぜ✨ その中、救助中に誤って転落、享年54😢 20年前の本であるから今はまた少し違ったヘリレスキューの形なのかもしれないけど、ヘリレスキュー自体が命がけ…、あまりお世話になりたくないと思わずにはいられなくなる一冊🙄 なかなか難しいけどいつまでも五体満足で生還できる登山を目指したいものですな🤔
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「果てしなき山稜」を読む❗ 人生や社会に迷った筆者が襟裳岬から宗谷岬まで北海道の分水嶺を縦断する単独行の記録。 とは言っても要所要所で下山したりして半年かけて歩くのだけれども。 (東京に残してきた奥さんよく許したな😅) 内容は山行記録でもあり、いろんな人との出会いだったり、内省的な事だったり、哲学的な事だったり…まぁ単独行なので考える時間はありまくり。(むしろ山行記録の方が少ない) 所々同調する所もあれば「ん〜、それはちと違うんでないかい?」という所もあったり。 こういう一人旅にちょっと憧れるなぁ✨ それにしてもこの行動力はスゴい💡 やらない後悔よりやった後悔。 自分のやりたい事をやった方が満足する人生への近道になるのだと思う。 半年間の自分探しの旅で何を得たのか、筆者のみぞ知る…けど、人生に迷走してる人は何らかのヒントを得るかもしれない。 実際にヒントを得た❗ (…ような気もする🙄)
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せっかく北海道にいるのだから、北海道にいるうちに読まなアカンな…と思っていた1冊「凍(しば)れるいのち」 この北海道学芸大学山岳部遭難事故は、三八豪雪(昭和37年12月〜昭和38年2月)に同時期に起こった愛知大学山岳部薬師岳遭難事故(13名死亡)に隠れる形となり全国的にあまり知られていないんだとか(大学側の緘口令にもよる)。 1日ずれて2つの班が合流する…それまでは良かったのかもしれない。目の前もろくに見えない、呼吸困難になるほどのブリザードに見舞われ、雪洞でビバークするも雪洞の天井がブリザードに剥がされてしまう。 「カラスが飛んでるよ…」と呟く者、ブリザードにも関わらず凍傷で蝋色に膨れ上がった両手(素手)を突き出したままの者、「おかあさん!」と呼ぶ者…。次々と犠牲者が出ていく中でリーダーの野呂さんは何度も自分を奮い立たせて行動する。そして救助を求めて下山するも…。 ロシアのサハリン州に生まれた野呂さんの幼少期から山岳部への情熱、遭難事故後凍傷で両足のショパール関節から先を切断し贖罪の日々を送りながらも実業家となりパラリンピックに出場するまで復活する軌跡。 失った10人分の命をどう生きてきたかが分かる野呂さんの物語。 この本は構成とかに賛否両論あって重苦しい内容だけど、読んで良かったと素直に思えた。 ︙ 1日ずれて2つ班が合流した日が野呂さんの誕生日。登る前に冗談のつもりで手相占いをした時「二十四歳の誕生日に絶対に海や山に行かないように」、「二十四歳の誕生日にあなたは必ず死ぬでしょう」と言われたんだとか。この事故は予言されていた?…怖っ。 ちょっと手相占いしてもらおっかな🤔
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「風雪のビヴァーク」を読む❗ 28歳にして北鎌尾根で逝ってしまった松濤明。 今みたいに登山道具も食料も交通の便も豊かでない時代に(しかも戦争を跨ぐ)これほどすごい登攀をした人がいたとは。 「一月六日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ。」 凍傷になりながらも綴られた行動記録は、動けなくなった岳友と共に死を覚悟した遺書に変わっていく。 最後の遺書を除けばほとんどが松濤明の手記であり、主に八ヶ岳や日本アルプスでの行動記録。 圧倒的な登攀能力のみならずカリスマ性も備えていたと分かる。 「漸ク腰迄硬直ガキタ…」 「我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ、ヤガテ…」この辺は壮絶。 無念だったろうな…😢 北鎌尾根は伝説の加藤文太郎(「単独行」はまだ未読)も遭難死した場所。 奇縁を感じますなぁ🤔 行動記録には経路や時間も載ってるのでトレースできるかも💡 いろんな意味でオススメの1冊❗
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「たった一人の生還 」を読む❗ (山の本ではありませんがご了承下さい) 漂流してからは1枚5cm四方のビスケットを6等分したもの1個、水は5、6滴…これが1日の食事。 いつからか自分の尿を飲む毎日(水分は摂取しなくても1日1回は尿が出る)。 尽きる食料と水分。来ない助け。 次々と衰弱して亡くなっていく仲間。 幻聴と幻覚。 まさに極限状態。 山もヤバいけど、海もヤバい。 「ミニヤコンカ 奇跡の生還」の松田宏也さんと実際に会って話したことで本にする事に決めたんだそう。 佐野三治さんは作家?…と思わせるほど読みやすく、重い内容なのにあっという間に読めたった😄 松田宏也さんもそうだけど、壮絶な体験をした人って事細かに覚えてるんだなぁ。(自分なんか「昨日の夜何食べたっけ?」って感じなのに😂) これだけ壮絶な体験をしてもヨットを続けてるって…本当に好きな事はやめられないんやなぁ。 生きているのではなく生かされている。 読んで損はない一冊❗
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せっかくの休みなのに天気が悪く登山は延期…😂 代わりに山の本「ドキュメント単独行遭難」を読んだる❗(代わりになるか不明) う〜ん、自分もいつも単独行だし…どんな勘違い野郎が遭難しちゃうのかな…なんて読んだら7件ともちょっとしたミスや油断でとんでもない事に…しかもベテランの人でも遭難しちゃうし…何が起こるか分かりませんなぁ🤔 特に両神山のエピソードはエグい💦 ミミズを生で食べたんやろか? 何はともあれ、みんな生きてるから良かった。 (未だに見つかっていない人もいるのも事実) いつも単独行で無事に帰って来てるけど、それは運が良かっただけなのかも…😅 独りで山に行くそこのあなた、読んで損はないと思います。 (羽根田治さんのドキュメントシリーズは面白そう💡)
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