MAO2020
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- 山形, 宮城, 福島で活動
- 1971年生まれ
- 宮城にお住い
- 男性
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ソフトカラビナ 自作してみました。 山に雪が積もりしばらく冬眠に入った中、ふとしたきっかけで、ハンモック泊での山行に興味がわき、12月の懐の温かさから物欲も亢進して、ネットでハンモックについて調べまくり、随分知識を得ました。 ハンモックの固定にはカラビナがよく用いられ、UL指向からこれを自作の紐製ソフトカラビナで代用する人がいます。アウトドアよりヨット系で使われる小道具のようで、ソフトシャックルとも呼ばれ、太いロープで作ったものは自動車の牽引にも使われます。 ハンモックに使って安全な強度を出すには、ダイニーマとかイザナス(いずれも商品名)を素材とした太さ数mmで耐荷重数百キロのロープが必要ですが、市中で普通には売っておらず、ネット通販でも1巻数千円。ホームセンターで売っている1m100円の計り売りの紐で、試作に取り組みました。 作り方はネットサイトでもいろいろ紹介されています。 https://blog.sailfast.jp/?p=3270 太さ数ミリ(写真は3㎜)、ポリエステル製やポリプロピレン製で芯なしの、撚り紐でなく編み紐を用意します。 写真の大きさ(背景はマッチ箱。古っ!)のものは50cmで作製。 仕組みの肝は、先端(写真右上)の小さなループ部分。ここは、紐の中心に隙間(穴)を広げ、そこに紐自身を通してあり、紐を滑らせることでループの大きさを調節できます。 最初にこのループを作ります。用意した紐を2つ折りにし、折り曲げた中間点から1,2センチほど離れたところに穴を広げて、ここに長い方の紐の端を通します。 この、穴に紐を通すループ作りがひと手間(私はアイスピック→箸→ラジオペンチを使用)ですが、それができれば、あとは紐の両端を大きな結び目でまとめるだけで完成。ヨットマンは、ダイヤモンドノットという複雑な結び方をしますが、登山の小道具に使う程度なら、エイトノットなど簡易適当な方法でも大丈夫そう。 広げたループに結び目を通すと、カラビナのように円環になります。ループを小さく締めれば、大きな力がかかっても摩擦力でループは広がらず、締めたループで結び目が固定され、円環の状態がキープされます。重さは1個2g。ザック外側やテント内に小物をぶら下げるのに、いくつかポケットに入れていくのも良さそうです。 興味が湧いた方は、ひとつお試しください。
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最近石井スポーツで扱っている固形燃料FIRE DRAGONを使ってみての感想、紹介です。 山で泊るときの夕飯には生米を炊飯することが多く、炊飯にだけ固形燃料を使っています。昨年はエスビット(E)を使っていたのですが、先月からこちら(F)を使っています。写真の百円ライターの左に、個包装のパッケージ1つが写っています。 主にエスビットと比較しての特徴ですが、 1 F:着火が容易。ライターで火がすぐつきます。Eは実はなかなか着火しません 2 F:着火すると全体が速やかに液化するため、全体が収まる大きさの容器(350ml缶の底2cm程度)に入れておかないと流出して終了。Eは固形のまま燃えるので、皿に載せる程度でOK 3 F:燃焼中の臭いはさほど気になりません。Eは結構独特の臭いあり 4 F:燃えカスはワックス状の固形物多少。Eも同程度ですが、煤も出ます。 5 F:ナイフで切って大きさ調節可能。Eは、小さめのタブレットは半分に割って使えるけど、大きめのものは分割は難しそう ただ、どちらも開封後は劣化ないし気化するので、残りを保存して次回使うのはどのみち非推奨 6 F:プラスチック容器の個包装。Eは大きめの商品は個包装だが、小さいタブレットは個包装なしで、開封後は劣化に注意(湿気を含むのか、割れやすくなり、燃焼中にポンと爆ぜて飛散したりも) 7 F:バイオエタノールが原料。エコが売り物。Eの原料は不明。エコは売ってない。 8 F:エタノールなので、手の消毒もできるし、切ったナイフも消毒されるんだとか。 9 EFどちらも、輸入品だけにお値段はそれなりにお高め。コスパは百円ショップの固形燃料に軍配 以上、ご参考まで
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