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長野県山岳遭難防止対策協会
2024.04.19(金)
【島崎三歩の山岳通信】第337号(令和6年4月19日)<4月8日~4月14日遭難事例> ■「令和6年登山Safety Book」の記事が「山と渓谷オンライン」に掲載されました! ①【令和の山岳救助”のプロフェッショナル~長野県警察山岳遭難救助隊 隊長、岸本俊朗さんインタビュー】 URL
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=3101
②【特集 「中高年登山者の運動生理学と体力不足の改善方法(安藤真由子さん)】 URL
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=3103&pview=1
■山岳遭難発生状況(週報): ・4月10日 4人パーティで高峯山に入山した男性(76歳)が山頂付近でバランスを崩して転倒、負傷した。 ・4月13日 単独で3月24日に木曽駒ケ岳に入山し、行方不明だった男性(46歳)が宝剣岳付近で遺体で発見された。 ・4月13日 単独で3月17日に木曾駒ケ岳に入山し、行方不明だった男性(20歳)が空木岳付近で遺体で発見された。 ■令和6年4月14日現在の遭難状況は 54件(死者10人、行方不明1人、負傷者16人、無事救出35人)です。 前年比は、発生件数が±0件、遭難者が-1人です。 内)単独登山は、発生件数が-5件、遭難者が-5人です。 ★長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス 4月8日の週は、県内で1件の山岳遭難が発生しました。 山岳遭難が発生した高峯山は、登山口からコースタイムで1時間ほどで登頂できる人気の山ですが、このような山でも「油断は禁物」です。 遭難者は、登頂後に「写真撮影をしようとしたところ、つまずいてバランスを崩して転倒」し、負傷、自力歩行ができず、救助要請となりました。 行動中はよく気を付けていても、ふと気を抜いた休憩中等に負傷してしまうことがあります。美しい景色に夢中になり、スマートフォンやカメラを片手に、 足元をよく確認せずに撮影スポットを探していたら…ヒヤリとした経験は皆さんもあるのではないでしょうか。 ここ数日の気温上昇で長野県内でも雪融けが進み、登山エリアの積雪状況は日々刻々と変化しています。日が差す日中は暑くなり、雪も緩みますが、 早朝や日陰は固くアイスバーンになっている場所もあります。登山道の積雪状況は各山小屋の発信している最新の情報等を参考に、登山計画や装備の選定、パーティ間の情報共有をお願いします。
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