すでにご利用の方
はじめての方
活動日記
モーメント
地図
山の情報
保険
ストア
マガジン
ふるさと納税
ヘルプセンター
長野県山岳遭難防止対策協会
2023.02.22(水)
◎山岳遭難発生状況(週報) ・2月6日、志賀高原の横手山スキー場外において、スノーボードでバックカントリー滑走をしていたニュージーランド国籍の男性(47歳)が、雪が深く身動きが取れなくなる山岳遭難が発生し、志賀高原地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動して救助しました。 ・2月11日、北安曇郡小谷村の虫尾沢において、6人でバックカントリーをスノーボードで滑走していた男性(50歳)が転倒し、負傷して行動不能となる山岳遭難が発生し、大町警察署山岳救助隊、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動し、救助しました。 ・2月18日、5人パーティで北安曇郡小谷村の白馬乗鞍岳天狗原付近において、バックカントリーをスキーで滑走中の女性(55歳)が、転倒して負傷し、行動不能となる山岳遭難が発生し、捜索を行いました。翌19日、大町警察署山岳遭難救助隊、警察本部山岳遭難救助隊及び北アルプス北地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動して、救助しました。 ・2月18日に5人パーティで松本市安曇の上高地にアイスクライミング目的で入山した男性(48歳)が、翌19日、下山中に雪崩に巻き込まれ負傷する山岳遭難が発生し、松本警察署山岳遭難救助隊が出動して救助しました。 ○令和5年2月19日現在の遭難状況は 29件(死者5人、行方不明2人、負傷者13人、無事救出17人)となりました。 前年比は、発生件数が+10件、遭難者が+12人です。 内)単独登山は、発生件数が+5件、遭難者が+5人です。 内)バックカントリーは、発生件数が+4件、遭難者が+7人です。 ★長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス 県内では、2月2週目に2件、2月3週目に2件の遭難が発生しました。4件中3件がバックカントリーによる遭難でした。週末を中心に、バックカントリーを滑走中に転倒する遭難が続いて発生しています。 本年に入り、県内では29件の遭難(2月19日現在)が発生し、前年同期比プラス10件と増加傾向にあり、うちバックカントリーにおける遭難は10件発生しています。 バックカントリーで多い遭難は、「道迷い」「雪崩」「転倒・滑落」「立木に衝突」です。 バックカントリーエリアは、管理されたスキー場内と違い自然の山中を滑走するため、スキー場では味わえない開放感や非圧雪、非整備の斜面を滑走できることが魅力的です。一方で、立木や岩への衝突リスクが高く、転倒した場合には、滑落や雪崩を誘発して巻き込まれる等の様々なリスクがありますので、地形、気温、雪質、前日までの積雪量等、高度な判断が求められます。 雪崩による遭難も発生しています。県内各地では、降雪後に気温の上昇や降雨になるなど、安定しない天候が続いており、雪崩のリスクが非常に高まっています。 登山においても、標高が高い山域では、積雪量が増加しているため、登山中に深い新雪に埋もれた場合には、自己脱出が困難になる場合があります。また、稜線では猛烈な吹雪により視界がなくなってしまう、いわゆるホワイトアウトになることもあります。 冬山ではささいな準備不足や判断ミスが致命的な遭難につながります。登山やバックカントリースキー・スノーボードを計画されている方は、自身や仲間の体力・技術に見合った計画を立てるとともに、これらのリスクを認識し、事前にルートや入山前の天候、積雪状況等について下調べを行い、雪崩等のリスクを回避する行動を心掛けてください。 入山直前にも気象情報を必ず確認し、悪天候の場合には、入山の延期または中止をしましょう。 また、万が一に備えて、雪崩対策装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とともに、ツエルト、防寒具、着替え、ストーブ、非常食等ビバークできる装備を携行し、複数人で入山しましょう。
この記事の詳細を見る
無料ユーザー登録・ログインのご案内
無料ユーザー登録・ログインのご案内
プレミアムにアップグレード