次々と現れるピンクテープが山頂へ誘う 榾木山
金山
(山口)
2026年04月08日(水)
日帰り
ほだぎやま(日本山名事典収載)416mです。
「防長風土注進案」に「草刈りや榾木を拾う入会山」とあります。榾木を拾いに行く山だから榾木山と名付けられただろうことは想像に難くない。日本山名事典には、山頂に観音菩薩が祀られていたと記されています。
小さな川に沿って、TB1号を漕ぎ上がっていきます。クレアさんの活動記録で見た舗装された広場があります。ここが登山口です。
広場の隅にTB1号を停めて、出発します。小さな橋を渡ると右にTB1号で行けそうな道があります。広場に戻って、TB1号で再出発します。すぐに行き止まりで、登山口の標示もないので引き返します。広場に戻りTB1号を停めて、再々出発です。橋を渡って左に登山口の案内板があります。先ほどは見逃していました。田畑の縁を歩いて、山道を目指します。すぐに山道に入ります。
ピンクテープが次々に出てきて、迷う心配は全くありません。泥濘には木が敷いてあり、その先の細い沢には木の橋が架かっています。安全に渡るためのロープまで架けてあります。至れり尽くせりです。
急登にかかります。ここにもロープが架けてあります。花尾山別府コースほどではありませんが、きついです。なんせ、クタビレタジイサンなので。暑くなってきたので、ウインドブレーカーを脱ぎ、収納袋に入れてベルトにぶら下げて歩きます。
ヤマップ地図に「お地蔵さんが居られます」と表示されている場所にかかります。気を付けて歩きますが、見つかりません。地図をもう一度確認すると、完全に通り過ぎています。帰りに探すことにします。
尾根道が現れます。風が吹きあがってきて、とても涼しい。尾根道の平行移動はとても快適です。小さな上り下りを繰り返すと、空が見えてきます。山頂は、もう少しです。木々が大きく切り払われた短い急坂を登りきると山頂です。
広く明るい山頂です。山頂プレートは、3つあります。観音菩薩は、見当たりません。伐採した丸太で設えたベンチに腰掛けて、眺望を愉しみます。東鳳翩山と西鳳翩山、鴻ノ峰、鋤尖山や山口市の市街地が見えます。右には日ノ山ときららドーム、臼美歩道、後ろに見えるのは美祢市の山(桜山?)でしょうか。
眺望を堪能して、下山します。途中、地蔵様を探します。地図が指し示す場所で立ち止まり、注意深く探します。目を凝らすと、山道の横に岩組があります。山道から外れて探すと、岩組の中に石仏が鎮座されています。仏さまは彫られてなく、「三界萬霊〇」と彫られています。
広場までたどり着き、TB1号で漕ぎ下ります。下り坂なので快適です。人生下り坂、最高。どこかで聞いたような台詞。
帰宅して、「三界萬霊〇」をネット検索すると「三界萬霊塔」がヒットします。「三界萬霊塔は、三界(欲界、色界、無色界)と万霊(欲、色、無色界の有情無情の精霊など)を供養するための石仏です。」とありました。