04:40
15.3 km
1218 m
香仙原・赤土山・安蔵寺山
安蔵寺山・燕岳 (島根, 広島)
2025年11月16日(日) 日帰り
ブナ林を歩きたくて島根県吉賀町の安蔵寺山縦走へ。出発はだいぶ遅れたが、日中はずっと晴天が続きそうなので勢いで歩き始める。縦走して下った先にMTBをデポしておいて、駐車場所まで舗装路を下ることにした。帰りの歩きがない分気楽に歩ける。 まずは滑峠(ぬめっとう)から香仙原(こうせんばら)へ上がる道。これでもかと言わんばかりの急登続きでアキレス腱がしっかり伸ばせてありがたかった。植林帯とブナ林の境につけられた道を歩く。きつい登りだったがブナ、ミズナラの美しさに救われる。 香仙原、赤土山のピークを経て、安蔵寺山への長い登りが始まった。尾根はブナの極相林が続く。背中に日を浴びて暑かったが、ほどよい風と青空でしんどさを紛らわしつつ進んだ。道中はピークも含めて展望地が少ないものの、登山道はよく整備されていて歩きやすい。 小石谷口分岐を過ぎてからの急登は休める区間がなくきつかった。実際に登るとわかるが、標高差や地図では見えてこないやりごたえのあるルートである。黙々と歩きたい方へおすすめしたくなる道で気に入ってしまった。 安蔵寺山山頂到着は15時。だいぶゆっくり登ってしまったようで、陽光も傾き始めている。帰りは奥谷ルート方面の安蔵寺トンネル登山口を目指した。MTBをデポしてあるとはいえ、あまり遅くなるのも嫌なのでペースよく歩く。 奥谷ルートの素晴らしさはブナの巨樹がいくつも植わった道を歩けることにある。大きな樹木のそばを歩くと気持ちが落ち着く。つい眺めてしまう。それではいけない。時間を気にしながら、脚も労りながら歩く。 安蔵寺トンネル登山口には16時前に到着。MTBを回収し、ご褒美ののんびりダウンヒルを楽しんでクルマまで戻った。傾いた陽光に照らしだされた紅葉はいっそう青空に映え、燃えるような秋の谷の贅沢な景色を楽しみながら山行を終えた。
