08:27
6.9 km
765 m
桧沢岳北西稜
桧沢岳・小沢岳 (群馬)
2026年03月21日(土) 日帰り
昨年以来の藪山バリエーションとして、西上州・桧沢岳の北西稜を歩いた。下山口に車を停め、車道歩きを経て支沢から尾根に取り付く。Co911までは、歩きやすい樹林帯の尾根が続く。 Co911からの下降地点には残置ロープの懸垂支点があるが、傾斜を判断しクライムダウンで降りた。ただし、足元は浮石だらけで非常に気を使う下降となる。その先から岩場が始まり、トラバースと直登を織り交ぜて処理しながら進むと、正面に「モアイ岩」が現れる。想像以上にモアイそのものの造形であり、思わず笑った。 松葉のピークを過ぎ、左へ進むと尾根が切れ、垂直約15~20mの懸垂下降地点に至る。懸垂後の岩場の左トラバースが今回の核心であった。足元は切れ落ちた崖。浮いた木の根に土が乗っただけのスタンスと、信用できない草を頼りにモンキークライミングで稜線へ復帰する。非常に心臓に悪いセクションである。 その先の岩場は右から巻き、側面を岩登りでこなす。3つ目の懸垂支点となる木までは、数歩分、切れ落ちた岩を移動する必要がある。長めの補助ロープがあれば手前の大岩で確保が可能だ。 最後の岩場をさらに右からトラバースし、急斜面を詰めると祠のある桧沢岳西峰に到着した。気の抜けない区間を終え、西峰でコーヒーを淹れて大休憩とする。ここからは一般登山道に入り、桧沢岳山頂を経て1時間足らずで下山口へと帰還した。総合力が試される、非常に面白いルートであった。
