千本山(高知,徳島)
2025.04.17 (木)日帰り
なんでこんな山を選定したんだ?
四国百山のページをめくりながら稗己屋山に抱いた感情はそんなものだった。
四国百山も残り2座となった。案の定"こんな山"たちが残ってしまったが、ここまで来たのならと制覇を目指す。
深夜帯に高速に乗り込み、南国インターで降りる。そこから休憩含めて3時間、ようやく魚梁瀬に着いた。一年半前に訪れた千本山のすぐ手前に、稗己屋山へと繋がる林道がある。ゲートで閉ざされているため、ここから歩く。
今回はゲートのすぐ近くに停めさせてもらったが、万が一駐車スペースに困る場合はケヤキの広場か千本山登山口に停めるといいだろう。
緩やかな登り傾斜の未舗装林道をひたすら歩く。雲一つない青空で、山の緑が映える。ゲートから800mほど進んだところで土砂が流入している箇所があり、軽トラなどの小柄な車、あるいはバイクでないと通行はできなさそう。
5キロほど歩いて、ようやく稗己屋山へと通じていることを示す看板が。昨シーズンのスギの葉が落ちていて、足元がふかふかの斜面を上がっていく。
少し登ると稜線に。眺望はないが、この山域らしい踏み跡が薄い登山道。1番高いところを歩けばいい。百山を読んでいなかったら、ここまで来ることも無かったんだろうなぁと感慨に耽る。
1151峰の少し北が絶好の眺望スポット。烏帽子ヶ森のピーク、はるか向こうには剣山地。あまりに深く、人の気配のない山々。
そこから少し南に進んで稗己屋山山頂。四国百山もあと一座になった。眺望はないけれども、124番目の喜びがあった。docomoの電波は山頂付近のみ通じた。
下山はそのまま東に進んで稜線を辿ることに。1106地点までは南北どちらも眺望が素晴らしい。北は千本山、甚吉森、そして四国百名山制覇の地である湯桶丸。南は最後の目的地、天狗森。
力強い大木に見送られながら、樹林帯へと入っていく。ここからが迷いやすく、テープと希薄な踏み跡を頼りに進んだ。そして林道直前で見失い、数メートルほどの崖を無理やり降りた。
おなじ林道を辿って、車に戻った。天狗森のアプローチを下見してから、北川村温泉へ。真昼間からの北川村温泉が最高すぎて大満足。露天風呂でうとうとしていたら顔が日焼けしてしまった。
終わってみれば、すごく良い山だった。考えが間違っていた。
さて、あと一座。
四国百名山+百山 124/125