大胡桃山【仙北街道】
奥州市(西エリア)
(岩手, 秋田)
2022.10.30(日)
日帰り
仙北街道を知ってますか?
仙北街道は、仙台藩と秋田藩を結ぶ最短ルートとして奥羽の歴史に登場したのが宝亀7年(776)。何と1200年余りの歴史を持つ。岩手県側では「仙北街道」、秋田県側では「仙北道」あるいは「手倉越」と呼んだ。この古道の魅力は、ただ歴史が長いというだけではない。一帯は、1990年3月、白神山地や八幡平玉川源流部とともに、栗駒山・栃ケ森山周辺森林生態系保護地域に指定されている。そのど真ん中を横断し、現在もなお開発から逃れて、ほぼ昔のまま現存している。つまり現代に残された「奥の細道」あるいは「奇跡の古道」とも言える。
※ 秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会より抜粋
今回のルートは秋田県東成瀬村手倉~豊ケ沢林道車止め~藩境塚(秋田藩と仙台藩の境界、岩の目沢)~丈の倉~引沼道~五本ブナ~柏峠(1018m)~山の神(天保の石碑)~笹道別れ~ツラコブ~中山小屋(秋田・岩手の荷物交換場所、お助け小屋)~小出の越所(お助け小屋)~亀の子~栃川落合~ツナギ沢~マタギ坂~大胡桃山(934m)~840m分岐~岩手県奥州市胆沢区大寒沢林道終点の逆ルート。
大寒沢林道スタート。ブナの紅葉🍁が素晴らしい。
いきなり始まる急登。分岐に着く頃には汗だく💧
尾根を歩いて大胡桃山到着🤗今日は焼石岳が見えた。
ここからが未踏。ツナギ沢まで一気に高度を下げる。
ツナギ沢から渡渉の連続が始まるので長靴に履き替える。
渡渉、渡渉の連続。しかも滑る岩。怖すぎる😱
何度も渡渉を繰り返して小出川到着。恐れていた水量は低く一安心。
小休憩して靴を履き替える。小出川からの急登が凄かった💦紅葉を横目に息が上がる。
953ポイントで昼食。直ぐに体が冷える。長居は無用。直ぐに縦走開始。
この辺りから熊の気配が凄かった💦大量の大きな糞が今まで見た事無いくらいある。熊棚も。
警戒しつつ三角点【柏峠】に到着。ゴールはあと少し。
県境をしばらく歩くと駐車場到着🙌
ここを昔の方々が歩いたと思うとなんだか考え深い。
歴史を知ると登山は面白い。