男鹿山・女鹿山(広島)
2026.09.12 (土)日帰り
中央分水嶺に関する本を読んで、分水嶺の成り立ちとか片峠とか河川争奪とか、その辺に興味を持ち始めたのが最近の事。中国山地、取り分け吉備高原、世羅台地は比高の低い山がいくつも連なっており、アルプスみたく明確な稜線が無いので分水嶺が複雑怪奇、縦横無尽に蛇行している、日本でもここだけの貴重な山域らしい。山頂からの景色も目立つピークが無いので山座特定できないという、面白みのない山域だと思ってたがそうでもなく、ここはここの良さがあるらしい。
本日は10年前に恵那山でお会いしたピンクハンターさんと10年ぶりに再会するために、彼の自宅兼ギャラリーのあるこの界隈にやってきた。
ギャラリー訪問は昼からのため、午前中の空いた時間はこの世羅台地の分水嶺巡りに充てる事にした。
付近のピークを調べると山名が「分水嶺」と、そのままやん!なピークがあるので行先はここに決定。男鹿山、女鹿山と周回で5ピークをまとめて取れてお得感もあり。
実際に行ってみると、男鹿山、女鹿山は整備が進んだ快適登山道だが、それ以外は人の出入りが少なく蜘蛛の巣多め。道はしっかり付いてて藪きりは少なめ。分水嶺ピークから男鹿山のピークまでが中央分水嶺と重なっており、分水嶺歩きが楽しめる。普通の稜線歩きと全く違わんけど、知ってると知ってないのでは味わい深さが違う。
降ってきた雨粒は本人の意思とは無関係に、着地点の僅かな差で日本海と太平洋、全く違う行先に分かれて、その後海に出るまで交わる事はない。
生まれた家庭、入学した学校、新入社員の配属先、、、人生でも似たような局面がいくらでもある。結果的にどこに着地したのが正解だったかは誰も分からんが、最終的に行きつく先は海で繋がってると思えばいくらかラクにはなる。
、、、と哲学的な事を考えながら2時間ほど蜘蛛の巣と格闘。
昼飯食って本日のメインイベント、ピンクハンターさんのギャラリー訪問。
上下町の町並みをガイドしてもらい、夕飯は豪華な手料理とお刺身、そしてビールに日本酒。。。
10年ぶり、2度目に会っただけだが、お互いの山行は何となくわかってて、とりあえず山好きという共通の話題でいくらでもお話ができる。
非常に楽しい時間を過ごす事が出来ました!