大平山・馬場の平
古城山・大平山・伊東アルプス
(静岡)
2024.03.30(土)
日帰り
ハイキングと温泉をテーマに、伊豆の伊東へ。海の見える山歩きは気持ちがよい。下山して泊めていただいた宿「マストランプ」も最高でした。
朝6時に出た甲斐があって、大きな渋滞にはまることなく、登山口の丸山公園には9時前に到着。公園の中の階段の道を登った一番上から道標に従って山道に入る。このコースはよく整備されていて、ルートを示すオレンジや白の標が数メートルおきにつけてあった。地元の方に感謝だ。大平山までは時折急登を交えつつ広い尾根を登る。一番下部は照葉樹林、その上が杉の植林で、頂稜部は樹高の低い明るい林の尾根になる。最後の急登をひと頑張りで大平山の山頂に出た。実は、林道を奥まで車で入ると、大平山直下まで歩かずに入れるようで、山頂付近には林道終点を中心に地図にはないウォークルートが整備されている。今日の最高点592mピークの少し先に展望ポイントがあって、富士山がきれいに見えた。
柏峠に向かう縦走路に入ると、山らしくなる。地形図に柏峠とあるところは「四辻」と呼ばれる地点で、本当の柏峠はYamap地図にある472mピーク西の肩から北に下った鞍部だ。高圧線鉄塔のある472mピークから東に向かうと、やがて車の通れる林道に出る。そのまま進むと左手に明るいカヤトのピーク、馬場の平入口だ。なぜかロープが張ってあるが、気にしてはいけない。馬場の平はこのコースのハイライト、南側に大きく開けた広場から、伊東の街並みと相模灘が広がり、その向こうには伊豆大島が霞む。いつまでも眺めていたい絶景だ。
馬場の平からはまた杉の植林の中、緩い尾根からだんだん急な下りとなって、舗装道路に出た。あとはこれを下れば温泉街だ。丸山公園の駐車場までの登り返しがちょっと辛い。