伊東アルプス
今回のスタート&ゴールは、前夜から宿泊している「大江戸温泉物語 ホテルニュー岡部」。 日の出前の早朝にホテルを出発し、反時計回りのルートで静かな山へと入っていきました。 ■ 歴史と風土が息づく「伊東アルプス」 「伊東アルプス」は、伊東市街地の背後に連なる大平山(標高578m)を中心とした山並みです。地元では古くから「大平の森ハイキングコース」として親しまれてきましたが、近年その歩き応えと景色の良さからご当地アルプスとして人気が急上昇しています。 この山の面白いところは、大自然だけでなく「歴史」を感じられる点です。登山道の途中には、なんと江戸時代に江戸城の石垣を切り出した「石切丁場跡」があります。加賀前田家の刻印が残る巨大な岩が転がっており、かつてこの尾根から海へ石を運び出した先人たちの壮大な歴史と風土にロマンを感じさせてくれます。 ■ 蜘蛛の巣と格闘の早朝静寂ルート 早朝スタートということもあり、山の中は完全に私一人の貸し切り状態。すれ違う登山者は一人もいませんでした。 ただ、一番乗りゆえの宿命か、行く手を阻むように幾度となく立派な蜘蛛の巣が……!顔や体に引っかかり、ストックで払いながら進む賑やかな(?)単独行となりました。 コース自体は総じて非常によく整備された登山道です。 案内板や道標もしっかりしており、初心者からベテランまで安心して歩ける優しさを感じます。大平山山頂を越え、開けた草原が広がる馬場の平(柏嶺)周辺を進む頃には、ポツポツと小雨が降り始めました。 ■ 小雨の下りは慎重に よく整備された道とはいえ、小雨に濡れた土や木の根は滑りやすいため、怪我をしないよう歩幅を狭めてゆっくり慎重に下りました。一歩一歩踏みしめながら、雨に濡れて濃くなった緑の匂いを五感で楽しむのも、梅雨時ならではの贅沢な時間です。 ■ 最高の締めくくり!サウナと海鮮のっけ丼 無事に下山し、ゴールのホテルニュー岡部へ帰着。 ここからが宿泊遠征登山の本当のご褒美です! まずはホテルの温泉大浴場へ直行。冷えた体をじっくり温め、サウナと水風呂の温冷交代浴で登山の疲れを完全にリセットしました。 そしてお待ちかねの朝食ビュッフェへ。 お目当ては、新鮮な海の幸を好きなだけ盛り付けられる「海鮮乗っけ丼」! 自分で作った特製どんぶりを豪快に頬張る瞬間は、まさに至福の一言です。 心地よい疲労感、温泉、サウナ、そして最高の朝ご飯。 梅雨の曇り空を吹き飛ばす、大満足の休日を堪能できました!






