02:08
4.8 km
116 m
多国山
愛宕山・三頭山・朝日峯 (京都)
2024.03.14(木) 日帰り
千歳山を終え八木町の中心地に近い刑部(オサベ)という所にやってきました。今日2座目の多国山に登る為です。 ピークハンターではない私が同じ山域にない2座を1日で巡るという事は、いくら低山とはいえ、そうある事ではありません。1座に登ったらあとの時間は、その近くの史蹟を巡ったり、集落の中や街の中をぶらぶら歩いたりする事の方が多いです。 行った先々の土地の文化や習慣に触れてみたいという欲求が強いです。∴(だから)地元のおっちゃんやおばちゃんと話をするのも大好きです。 さて、多国山 に登るのですが、地図に道は書かれていない、データというものが全く無いので登山口探しからしなければいけません。地図で目算した限りでは周囲を1周しても3キロ少々なので山に入れそうな所を探しながら歩いても1時間から2時間ぐらいで1周できそうです。登れそうな所が見つからなければそれはそれで仕方ない、といった結構アバウトなスタンスです。 近くに特別養護老人ホームヴィラ多国山というのがあってその辺から半時計回りに歩き出します。 山の周りを半周ほどした所に知恵寺というお寺が目に止まります。地形図を見るとこちらからは等高線の幅が広く斜面が急でない事が分かります。うまい事に山門も閉じられてはいなかったので中に入ります。ここがお寺でなかったらどう見ても不審者です。お寺に人の気配はしません。 本堂の奥の樹間の1段高い所にに別の小さな建物が立っているのが見えます。石の階段を登ってそこを目指します。 お墓でした。一応お寺としてはここで行き止まりのようですが奥に獣道のような山に取り付けそうな所を見つけました。木の枝と草を掻き分けながら歩きやすそうな所を登ります。草や木の折れ枝などがあって道は見えませんが時々踏み跡のような感触を靴の底に感じます。 もう山頂に辿りつける事は確信していて目印のピンクテープをつけながら(これまで目印のようなものは皆無だった)無事山頂に辿りつくことができました。 山頂には最近付けられたと思われる立派な山名板。 下山後は近くの一段と目立った2本の鉄塔…八木変電所だった…を見たりしながら路駐した出発点の所へ戻りました。 車で来られた場合は知恵寺の近くに八木東小学校がありその周辺に停められそうな場所がありそうです。またトイレは近くには無さそうです。