御津アルプス18座ピークハント
天下台山・嫦峨山
(兵庫)
2026年01月17日(土)
日帰り
NHKのラジオ番組「石丸謙二郎の山カフェ」で「午年の今年は、馬の山を登ろう」をテーマにしていましたが、それよりも変わった山名の山に登りたくありませんか?
変わった山名といえば、高知県の「ビックウェーブ」、愛知県の「マラ山」、静岡県の「参謀本部山」などがありますが、兵庫県たつの市と相生市にまたがる御津アルプスには「X山、Y山、Z山」という山々があります。
シティ・ハンターの冴羽獠に依頼するためには、新宿駅東口の伝言板にXYZと書き込む必要がありますが、御津アルプスに行くためには山陽電車で網干駅に行かなければなりません。
網干駅から歩くこと40分。
御津アルプスの前衛峰であるグレーピーク2か所(雛山、前山)を取るんですが、このルート〜YAMAPには赤線とグレーの点線も無いんですけど、「みはらしの森」と呼ばれていて、御津アルプスそのものよりも、めっちゃ整備されています。
その後、廃道とされている車道を歩いて行くと、御津アルプスの登山道がありますが、正直、整備状況はよろしくありません。
ハイカーが少なく、さらに低木の落葉樹が密に生えているのでルートは不明瞭で、意外にも歩きにくいのです。
そして、シダもたくさん生えているうえ、途中、イノシシ駆除用のワナに小鹿がかかっていたので、真夏にはマダニパラダイスになると思います。
御津アルプスは縦走路なんですが、全て標高が100mから300m台の低山ばっかりでした。
とはいえ、一つ一つの山が独立しているのでアップダウンがそこそこあるうえ、ルートも直登したり、激下りばっかり・・・
めっちゃ荒れた竹藪を超え、ルートロスを繰り返しながら、本日のメインイベントX山、Y山そしてZ山に到達しました。
網干駅から登りだすと前衛峰はX山になります。
X山のピークからの眺望はありませんが、X山からY山に向かう途中のくだりで、Y山の山容を望むことができました。
Y山〜ふざけた山名の低山の割には、けっこう堂々たる山容であり、瀬戸内海の借景と相まって、なかなかの美しさです。
Y山の登りは、最後まで直登なので、そこそこハード。
とはいえ、途中、プチ逆相スラブみたいな岩場もあって、そこからの眺めは最高ですね。
海に面した山を登るって楽しいですね!
Y山から先は右手に「有刺鉄線」に沿って歩いていきます。
この有刺鉄線の向こう側も同じような山林ですが、ダイセル播磨工場の社有林となっています。
ダイセルはもともと火薬を作っていたので、防護施設的な意味で山林を所有しているのかもしれません。
Y山から天下台山までのルートは荒れていて、道幅も狭いことから、この有刺鉄線には十分気を付けなければなりません。
このあたりも、ものすごいシダが生えているので、真夏はマダニパラダイスになること明らかですね。
山頂からの景色が最も良いのは天下台山でした。
山頂からは瀬戸内海の美しい海面や、それに浮かぶ小豆島を見渡すことができます。
御津アルプスの縦走路から少し外れますが、登る価値はあります!
その後、標高200m台の金剛山を含む低山3座を踏んでから下山。
JR竜野駅から新快速に乗って帰阪するんですが、竜野駅の周りにはコンビニはなく、下山後のお楽しみビールはお預けとなり、悶々としながら帰宅。
結局、ビールを飲めたのは自宅の最寄り駅となりました。