牛尾山・音羽山
音羽山・醍醐山
(京都, 滋賀)
2026年05月24日(日)
日帰り
今回は京都と滋賀の県境に位置し、和歌の歌枕としても知られる音羽山(標高593m)に登りました。
京阪追分駅を起点に活動を開始。序盤は住宅街を通り抜け、舗装された林道を渓流沿いにひたすら登ります。道中には、蛙岩や音羽の滝など、思わず写真を撮りたくなるスポットが点在していました。
山の中腹にある牛尾観音は、奈良時代末期の創建と伝わる古刹ですが、静かな山中にあるため参拝客の姿はまばらでした。静寂に包まれた境内で、光り輝く青紅葉が印象的でした。
牛尾観音を過ぎると、道は舗装路から山道へと変わります。道幅の狭いトラバースに気をつけながら歩を進め、展望のない牛尾山を通過してしばらく歩くと、音羽山の山頂に到着しました。
眼下には、豊かな水をたたえた琵琶湖や京都の市街地が美しく広がっていました。復路は京阪大谷駅方面へと向かい、急勾配の階段状の道を慎重に下りました。
大谷駅付近は、その昔「逢坂の関」と呼ばれた関所が設けられ、平安京に出入りする人や物資の往来を取り締まっていた場所です。現在は関所跡の碑が残るのみで少し寂しい様子でしたが、すぐ近くには逢坂の関を詠んだ和歌で有名な蝉丸を祀る、蝉丸神社が静かに鎮座しています。
今回は運動不足解消のための低山ハイクでしたが、はからずもその土地が持つ深い歴史に触れることができ、とても充実した1日になりました。