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剣石鎚縦走
剣山(徳島,高知)
2026.05.07 (木)6 日間
・単独、購入なし 購入・デポなしの縛りを付けるのなら、食料を軽くするためにスピードが大切になる。私はそこまで早く動けないため行動時間を長くして遅くとも7日で到着するようにした ・天気 ずっと天気が良かった。日焼け止めを塗っていてもしっかり日焼けした ・道 笹ヶ峰から斑尾山までのササは刈られていて進みやすかった。嶺北はルートが無いと思った方が気が楽 ・花 剣から平家平くらいまではミツバツツジがよく咲いていた、以降はアケボノツツジも咲いていたが一斉に咲くタイプの花ではないのか、迫力に欠けた。 ・水場 お亀岩避難小屋、矢筈峠、岩原コミュセン、野鹿池(雨水)、立川峠、中川峠から南に5分、野地峰から南に10分、大座礼、三ツ森峠から西に5分、瓶壺、岩黒山周辺 どれも水量が多く、この時期の水場は信用できる ・食事 1日2200kcal カレーメシと海老ピーナッツが美味かった。 ・モバ充 5万mAH持っていき、3万mAH 消費した。1日6000mAH 石鎚山への登頂は4度目であり、あまり感動しなかった。平家平に登ったときが最も感動し、以降はボーナスステージだった 精神的な部分が最も問題になると思ったが御守りとなる写真をスマホの待ち受けにして乗り切った きっかけは2年半前、他の登山者が伊予富士から剣山を見て、あそこまで行けるのだろうか?見えてれば行けるらしい、などと話していたことである、それ以降この行程を常に意識してきたが成功してよかった。今後はもっとゆるく登りたいが、南アルプス全山と熊野V字(奥駈道+小辺路+町石道)というのもあるんだよなぁ
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(四国山地横断トレイル)筏津~土佐岩原4DAYS
笹ヶ峰・三傍示山・カガマシ山(高知,愛媛)
2026.05.05 (火)4 日間
※長文です。 【プロローグ】 四国山地の縦走繋ぎをしてみたいと思い立って早や数年。 これまでに少しずつ軌跡を延ばしてきて、この2年ほどGWの時期に、主要脊梁の縦走をこなしてきたが、やはり最後まで残ったのはこの区間だった。 天候が安定して冷え込みが弱ければ、自分のシェルター泊でも縦走可能だろうが、今秋にも広島を去って愛知に戻るかもしれないというBさんも、同じように空白域が残っている。 彼は3人用の広いゴアテントを所持してるので、多少の悪天でも行けるだろうと声をかけてみたら案の定ノッてきた🤭 実行時期が近づいたらお互いに有休を取得してロング休暇を確保し、その中で日程調整をする事にした。 4/30時点のWindyによると、5/3は低気圧通過の荒天、5/4は回復傾向も爆風予想、5/5~5/8は各気象予測モデルが揃って高気圧帯に覆われ安定した天候となりそうなので、この日程で山行計画を確定して新居浜~筏津行きのバスを予約確保した。 登山開始前日5/4の16時半に自宅に迎えに来てもらって、広島ICから山陽道に乗る。 しかし折しも高速はUターンラッシュで渋滞気味、ついに早島JCTの手前では事故渋滞により、瀬戸大橋方面の車列が全く動かなくなった💦 一旦、方向の違う岡山総社ICまで進んで渋滞回避。下道を1時間かけて水島ICから瀬戸中央道に戻り、香川の善通寺ICで下りて途中で食事を取る。 コンビニで翌日の行動食等を確保し、阿波池田駅近くの車中泊ポイントで一晩過ごす。 ウン十年前のテントのシームテープが劣化して雨漏りするかもしれないので、フライシートを担いでくれないかと言われたが、自分の40Lはもうスシ詰めパンパンで入れる隙間が無いんだよ😅 無くても多分大丈夫だよ😤と、せっかくだが車に置いて行くことに。 【5/5祝】 阿波池田駅まで徒歩5分のウィークリー2000円ちょいで借りられる駐車場に車を残置。4日間でも500円/日程度のコストで済むので、仮に下山予定日を過ぎても安心だ。 JR四国はICOCA等の使用可能駅が限られており、券売機で切符を買うしかないが、JR西日本とは仕様が違って焦ってたら、駅員さん(外部委託の人かも?)がサポートしてくれた。 特急に乗車して多度津駅まで一旦戻り、鈍行に乗り換えて新居浜駅を目指す。 阿波池田~伊予三島間にJR線やバス路線の接続があれば、もっと早く着いて運賃も安いだろうに、四国は公共交通機関が不自由だ💧 そんな事を考えていると、3分遅れの車内アナウンスが…😨 もし事故・トラブル等で運転見合わせや遅れが生じたら、今後のスケジュールがご破算になる可能性があるので、遅れを取り戻して列車が定刻通りに新居浜駅に着いた時は、正直ホッとした😆 なおこの列車にはトイレが無いが、単線の予讃線であるがゆえ、列車交換時の待ち時間においては駅トイレ案内の車内アナウンスが数度あるので、トイレが近い方は参考にしといてください😁 新居浜駅では20分ほどの余裕があり、筏津方面行きのバス乗り場では既に数名の登山者が乗車待ちしていた。 バスは12人乗りで📞予約する時点で残り8人(自分たちを除く)であったが、新居浜駅出発時点で既に満席となっており、予約を入れてない飛び込み客は運転手さんに乗車を断られていた。バス便は非常に少ないため、連休時は確実に予約を入れておいたほうが良いだろう。 このバスでは石鎚山まで2泊3日縦走予定のソロ女性と一緒になり、同じく筏津で下車して、お互いにエールを送り合って無事を祈った。 3年ぶりの大田尾越で、腰痛爆弾💣が炸裂して泣きながら縦走した大座礼山~ちち山への登山口を懐かしがっていると、前方から男性二人組が歩いてきた。 自分達より一回りは若そうな彼らは、なんと土佐岩原からここまでを逆ルートで歩いてきたという😳 3日は大雨の荒天☔で4日も爆風で寒かったでしょ⁈🥶 聞くと自分たちの予定と同じ3泊4日のハードな行程で、悪天による停滞もあったというのに二人とも爽やかな笑顔😊 まるでこの先の東光森山だけをのんびりとハイクしてきたような余裕すら感じられる。 あとで調べて見ると、なんとTJAR2024完走の一流選手であった🤩✨ う~む、気付いてたら一緒に記念撮影でもお願いしたら良かったかな(笑) たぶん自分らアラ還ジジイどもは、土佐岩原に着いた時にはヨレヨレヘロヘロのボロ雑巾になってるに違いない😅 東光森山の登りでは多くの登山者とスライドしたが、ルート全体を通してもこの日が最多人数であった😁 珍しい白いアケボノツツジがある事を教えていただいてラッキーだと思ったが、まだ序盤なのでこの先でまた見ることができるだろうと気楽に考えてたが、それ以降は探せなかった🤣(てか、分からんだけかも) カラッと澄み切った青空とミツバツツジとアケボノツツジの共演は素晴らしい✨ 花に疎いBさんも、さすがにカメラに収めずには居られないらしい。 ワシは今回はモバイルバッテリーを節約気味で、彼に出来るだけ撮ってもらえるように仕向ける🤣 それにしてもどっしりと構えた四国の山稜は中国地方とは比べ物にならない。北は赤石山脈や法皇山脈、赤星山や翠波峰、西は大座礼山や平家平、ちち山、笹ヶ峰など、過去に登ってきたピークが手に取るように同定できる。 別子山を過ぎてp1403へ向かう途中のコブから、南東方向に早明浦ダムの細長いダム湖が見えた。 さらにその遥か遠くには、高知県安芸市から室戸岬方面の海岸線が薄っすらと確認できるではないか!😲 いやこれはスゴイ✨デブな中国地方と違って、四国の形はウエストがキュッと引き締まったスリムな体形をしているせいだ😍 しかも石鎚と剣のどっちがBだかHだか知らないが、豊満なナイスバディをしているではないか💙😻 そしてまだ深緑という衣服を纏う前の透き通った山肌を舐め・・やめとこう😅 滑車台跡という堀切状の痕跡では、この地域の鉱山歴史を感じて野地峰まで進むと、水分量確保に不安があるというBさんが南側へ下っていく。 自分はまだ余裕で大丈夫なので一人山頂で40分待つが、半袖半パンのまま動かないと次第に寒くなってきた🥶 ウインドシェルに長ズボンを穿いて待っていると彼が戻ってきた。 再び歩きだして本日の目標としていた黒岩山の北東側にビバーク適地を見つけた。ブナ林に囲まれてやや強く吹いている南風もちょうど避けられる位置だ。 ただ地面が微妙に傾いてるので高いほうを頭にして寝る。外に出てみると星がキレイな夜だった。 【5/6振休】 朝は3時半起きとしたが割とスッキリと目覚める。冷え込みも結露も無く快適に寝れたようだ🎵 朝食はパンの耳ラスクを2枚。 今日は藪漕ぎと岩稜地帯が待ち受けてるというので、予定より30分ほど早めて出発。 昨日の爽やか二人組に、下川峠~大土岐山スズタケ漕ぎ区間のマダニ情報を教えてもらってたので、出発からレインパンツとゲイターを装着して対策を取っておく。 スタートしていきなり踏み跡が薄くなって面食らうが、すぐに分かりやすくなる。 小さなコブとコルを繰り返してp1369を過ぎるとスズタケが目立ち始めてきた。 下川峠~大土岐山へのスズタケ密生は事前情報通りに確かにハードであるが、足元には空隙があるし藪レベルはせいぜい2程度(藪レベルの解説はプロフィール参照)背丈越えでも容易に掻き分けられる。 これまでに平均藪レベル3以上の登山道の無い広島県陰陽分水嶺や県境尾根を十分にこなしてきた二人にとっては「この藪は言われるほど大したことは無いね」だった(笑) ただ、獣道のような迷い分岐や大岩の巻きで微かな踏み跡を見失うので要注意。 さすがにマダニに取り付かれるのは嫌なのでチェックは怠らないようにしたが、相方に付着しただけで自分には付着せずにホッとした。 曇りがちでもここまでまずまずの天気だったが、大土岐山ピークで一気にガスってしまった😅 途中の斜面ではアケボノツツジとミツバツツジが咲き誇っていたのに、見れずに残念だ💧 大土岐山を過ぎると、食害の影響かもしれないが藪は消えて歩きやすい。 兵庫山を過ぎp1226北東のヤセ尾根の先から、いよいよ岩稜帯が始まる。 急崖を登って大岩が立ち塞がる稜線を巻き進む状況は、法皇山脈のエビラ山・二ッ岳にソックリである。 しかしそれほど長くは続かない岩稜線で、ゴルジュのようにパックリ割れた岩壁が現れて、ここで皆さんがよく写真を撮っているようなポーズをしがちである😁 玉取山へ向かう屈曲点の見極めは難しくてp1334の方向に進みがちなのかな?と思っていたが、意外にも分かりやすかった。 猿田峠で久しぶりに人工物の鉄塔に出合う。 ここで高知県側に5分ほど登山道を下って、自分は今回初めての水場に向かう。 沢水はチョロチョロだったが登山道は谷沿いなので、涸れ気味の時でも下っていけば水は確保出来るような気がする。 猿田峠から大森山へは、一転して整備された登山道となるが、次第にロープや梯子が出てくる急な岩尾根登りでキツくなる😵 その途中で香川から来たというソロ女性が下ってきて「先に登ってください」と声を掛けられる。 ポールを仕舞うと時間がかかって待たせてしまうので片手に持ちながら登るが、三点支持が二点支持になって危ないのでマネしないように(笑) やっと大森山の西肩まで登り詰めると、アケボノツツジとミツバツツジに彩られた優しく穏やかな笹稜線となって癒される💚 ここから佐々連尾山にかけては、美しいブナ原生林と笹原が織りなす絶景の稜線が始まった🤩✨ ココに来るのを一番の楽しみにしていたのだ! まさに「天空の散歩道」と呼ぶにふさわしい🎵 しかし、四国外の方にはあまり知られていない山域なのか、石鎚・剣山系と比べて認知度が低いのか、人気が無いのか分からないが、事前に調べたけど少なくとも私の関係者はHITしなかった。 登山SNSに溢れこぼれるメジャーな山域ばかりを登って、こういった山域を見逃したまま人生を送ってしまうと後悔するところだったなと、心の底から感じた。 今回の縦走のハイライトを堪能して本日の幕営地を探そうと、大ブナの駄場の看板まで進むが、その先は斜面になる様子なので少し戻って適地を見つける。 昨日張った場所とよく似たようなサイト地だが、瀬戸内海に浮かぶ小島の眺めもあるし、とても平らで気に入った😚 ワシのプランニングは、ビバーク候補地選定まで完璧じゃん🤩と自画自賛した(笑) 夕食は昨日より少なめでラーメン🍜がメイン。明日は小屋泊予定なので宴会を期待してちょっと節制モードじゃ(笑) 夜は観音寺市内の街明かりが遠くに見えているのも良かったな🎵 【5/7木】 夜中に少し風が吹いていたようだが、テント内は今朝も全然大丈夫だった👍 明け方にたぶん鹿の鳴き声がしたが、二度寝してしまってよく覚えていない(笑) 周りは朝露で少ししっとりしているが、テント底は濡れてないので無問題。 濡れたテントの撤収は水分で重たくなるし気分的にイヤだからね😅 本日は後半の3分の1ほどは林道歩きであるが、4日間で一番長い行程が待ち受けている。 2日目以降はすべて6時発で計画していたが、1時間も早くスタートする事にした😂 まあ早出早着となるなら問題ないか😁 しかしまだ序盤のあすなろ峠で水場に下りていくBさん、30分ほど待つがまさか全水場をコンプしていくスタイルだとは思わなかった😅 そんな心配性なら無補給縦走は向いてないんじゃないの?🤣 中川峠から先で急に踏み跡が薄くなったが、どこでも歩いて登れるやつだ。 地形図を読みながら緩く登っていくとp1389、そして三つ足山の周辺で遥か西に石鎚山が見えたような気がしたが、四国の脊梁と思いっきり被る方向なのでイマイチ自信がない。 一方で東側は剣山と次郎笈が仲良く並び、三嶺や天狗塚などの存在が確実に判別できる😍 ココまさに四国のド真ん中じゃん🎵でもその割にはちょっと人気薄っぽい感じの山🤔 こんな良い山なのに、どうしてみんなあまり登ってないの?? カガマシ山から橡尾山、稜線が右へ弧を描くような様子が山頂からよく分かる。 初日からずっと近くに張り付いていた赤星山は次第に左後方に遠ざかり、少しずつではあるが自分たちが東へ移動しているのを実感する。 これまで何度も実家と広島を往復した高知道の馬立PAに駐車した車の姿が、尾根のてっぺんからこんな感じで見えるとは思わなかった🤩✨ 笹ヶ峰は有名な西のほうとは大違いの印象であったが、こちらは土佐大名様の参勤交代の街道だ。 こんな1000m越えの峠を、昔の人たちは草鞋なんかで往来してたってのが信じられんよね😅 愛媛・高知に徳島が加わった三県境に着いて、マニアどもはまた儀式を始める😆 いやオレだけか?マニアなのは🙄 ホントは3人でポーズをキメたいところだが、実はもう1人誘っていたが参加を断られたのだ😅 まあ彼はいつかTJARを目指しているというトレイルランナーなので、オレら歩きの遅い年寄りなんぞには付き合わず、たぶんソロで石鎚山~剣山を一気踏破するのだろう😁 林道への下りはある意味四国らしい植林地となり、2回目となる水場へと向かう。 ここで最終日の分までを確保する。 水場から先は舗装された林道を進んで時間を稼ぐが、これまでの疲労蓄積もあってか、徐々に腰の痛みが激しくなり始めた😖⚡ この痛みを紛らわそうと腰とザックの隙間にストックを当てながら歩くが、そろそろ限界が近づきそうなので早く小屋に着いてゆっくり腰をほぐしたい。。 なお、この林道の途中には水場がまだいくつかあるのを確認した。 標高差400mを登り切ってやっと野鹿池休憩所の小屋に到着。3日ぶりにちゃんと固い壁と屋根がある安心感は大きい(笑) これで明日天気が急変し悪くなっても安心か?(←そんなことはない) 50mほど離れた洋式のバイオトイレにはトイレットペーパーが備え付けられ、外には手洗いタンクもあってとても有難い。舗装林道があるとはいえ、こんな所まで来て補充してくださる方には頭が下がる。 今日で泊りは最終なので、多めに残しておいた食料や酒のつまみを食いまくる🤣 度数の高いアルコールが胃の中に沁み込んでいくと、これまでの縦走疲れもあって、もう眠たくてたまらない。。たぶん20時21時??いつの間にか就寝💤 【5/8金】 小屋の中は暖かいというよりはシュラフの中が暑くて、途中で長袖を脱いだりした。半袖半パンのまま寝ても十分だった(笑) 最終日は余裕がありそうな行程で当初計画通りの6時出発としたかったが、また心配症が発動してまた3時起き😅 まあ他に誰もいない小屋内だし、ダラダラと準備しても大丈夫だけど🤣 靴下や下着は初日からずっと同じままだが、さすがにシャツは昨夜着替えたものにする😁 昨夜は食べ過ぎたため、朝食のラスクが喉を通らない💧 2枚食べる予定を1枚のみにして、あとはスープとカフェオレで無理矢理流し込む。 小屋内の掃除を済ませ、結局また昨日とほぼ同じ5時過ぎスタートで野鹿池に向かうと、薄色のシャクナゲが歓迎してくれた。でもまだちょい薄暗いから、ちゃんと明るくなってから見たかったな🤣 昨日まで3日間の天気は良かったが、最終日の朝はガスに包まれていた。 でも今日は、見どころや眺めは少なそうだなと事前想定してたので別に構わない😁 p1217の下りは滑りやすかったが、黒滝山やその先の稜線は緩いトレイルが続く。 でも送電線鉄塔手前の鹿除け柵が登山道側に傾いてて、通過にザックが引っ掛かってちょっと破れちゃった💧トホホ…。 稜線は次第に植林地が優勢となり、なんだか広島の里山の造林地を思い出してくる(笑) ラストピークの市女笠山の東で徳島県境から離れ、そこから先は高知県オンリーの稜線となる。 p1196三角点を下って稜線トレイルを踏み続けようと思ったが、灌木が目立ち始めて嫌気がさして林道に着地する。 途中に沢があったので、Bさんは顔を洗ったり下界に下りる前に身なりを整えるという。 ずっと風呂にも入れとらんのじゃし、今さらジジイの身なりなど誰も気にせんよ😁と思うけど、まあそれなりに自分も整えておくが(笑) ずっと林道下りにも飽きるので、時々トレイルのショートカットを探りつつ下っていく。 土佐岩原駅にギリギリ着いても構わないのだが、下山した後に立ち寄りたいお店がすぐ近くにある。 昨年のGWに石鎚山から剣山まで11日間で歩いたという二人組が、8日目に立ち寄った洋食屋さんがあるのだ。 人生の中で一番美味しいんじゃないかと思えるほど、泣きながらご飯食べたというレポを読んで深く感銘して、これはぜひ味わってみたいと思っていた。 でも、もしかしたら今日は店休日かもしれないし、連休後の振替休みがあるかもしれない…携帯が通じないので確認も出来ないが、お店が開いていることを期待しながらとりあえず進むしかない。 新田神社の境内まで下ると、JR土讃線の線路や国道32号を行き交う車が見えた! そして、四国山地を石鎚山系と剣山系の2つに分断する吉野川の急流が視界に飛び込んできた✨ ついにここまで歩いてきたのだ🤩 🗾地図通りに辿ってくれば、本当に着くんだなとあらためて感じた瞬間であった(笑) 時間はたっぷり余っているし、土佐岩原駅まで下っていくのが実に名残惜しい😭 それでも下方の吉野川ブルーを眺めつつ、ゴールに向かって残り僅かとなった行程を最後まで楽しもう🎵 国道沿いの神自販機にて、まずはコーラで前祝いの祝杯🎉 毎回思うけど、下山コーラの味は仕事疲れで家に帰って飲む晩酌🍺なんぞよりも遥かに旨いなと舌が感じるのはオレだけか?😁 そして昨年9月以来の土佐岩原駅に到着🚩 軌跡の隙間が無いように、キッチリと駅のホームまで追い込んでおく😆👍 こんな山奥の簡素な無人駅に感動して記念ポーズまでするヤツらは、我々ぐらいのもんだろうな🤣🤣 そして待望の「きっちんなかとよや」に到着。4日間も人間らしい生活をしてない小汚い還暦ジジイどもが綺麗で小ジャレた店内に入るのは躊躇われたが、どうぞどうぞ構いませんよと、我々を温かく迎えてくださった。 看板メニューのオムライスにしようかと思ったが、ハンバーグステーキ定食に惹かれた。子供の頃に母親が作ってくれたような優しい味がする。 またこのお店に必ず戻って来るよ。だってオレも元は同じ高知県民だもん😁🎵 【エピローグ】 いつか歩いてみたい、と数年前から考えてた四国山地最奥部の縦走ルートだった。 しかしアクセスは悪いうえに、いざという時のエスケープも限られ、最難関と言われている四国山地横断トレイルの核心部。 有人の山小屋があるワケでもなく、水場も少なく情報も乏しい。 ここを一気縦走されるのは、TJARや100mileレース出場するような選手に、何泊ものロングトレイルやアルプスの岩稜帯をこなす山屋さんなど、本格的な強者の方の記録ばかりが出てくる。 まるで「軟弱者は縦走をお断り申し上げます」とでも言われている気分だったが、二次元地図で起伏を想像する地形マニアは、その先のまだ見ぬ景色を目撃して、脳内三次元との擦り合わせをしてみたいのだ(笑) しかし、年々体力が低下していく一方の、アラ還を迎えた慢性腰痛持ちが、重荷を背負ってスズタケ藪漕ぎの不明瞭な踏み跡、エビラ山~二ツ岳のようなアップダウンの激しいヤセ尾根岩稜帯を越えていけるのだろうかと不安であった。 急峻な四国山地の縦走路は、長く厳しい道のりでもあるが、幻想的な新緑ブナ原生林のフォレストワンダーランドに癒された🍀 くっきりと澄んだ青空は、石鎚山から三嶺や剣山に瀬戸内海に浮かぶ小島まで、四国の魅力をギュッと凝縮したように遥か遠くまで見渡せて、淡いピンクのアケボノツツジやミツバツツジ🌺の美しさをより一層際立たせていたのがとても印象的だった。 あとで思い返すと、前述の藪漕ぎやテクニカルな岩稜帯等の未整備ゾーンも、五感を研ぎ澄ますようにピリッと辛くて程よい山旅のスパイスとなっていた🎵 ラストの大砂子集落の神社境内からJR土讃線と吉野川ブルーを見下ろした時、もうすぐ皿ヶ嶺~石鎚山~剣山までが繋がる高揚感と、楽しくもあったロングトレイルの旅が終わってしまう一抹の寂しさ🥹が入り混じる複雑な感情になった。 天候にも恵まれ、予期せぬ印象的な出会いもあったりして、今回またしても心に深く刺さる山歩きとなった。 3人用のテント本体を担ぎ、車も出して4日間を一緒に同行していただいたBさんに深く感謝申し上げます。 詳細版に興味のある方はコチラ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-9674675.html
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