焼石岳・東焼石岳・六沢山・岳山
焼石岳・兎森山・鷲ヶ森山
(岩手, 秋田)
2026年05月06日(水)
日帰り
14の山々が連なる焼石連峰、渓谷や湖沼などバラエティーに富んだ景観。
残雪期の焼石岳1547m・東焼石岳1507m・六沢山1470m・岳山970mに行ってきました。
岩手側の最短コース(中沼コース)は現在冬季通行止め。ロングとなるが「つぶ沼コース」を利用しました。
残雪は、金山沢手前から徐々に増え、金山沢の渡渉は雪渓のトラバース&スノーブリッジで対岸へ。ツボ足で渡れましたが、暖かい日が続くと近いうちに雪渓自体が崩れ落ちそうです。ここが本日一番緊張した場所。銀明水まで樹林帯歩きが長いがマイペースで歩けました。
石沼を過ぎた辺りから残雪歩きが続く。
銀明水避難小屋まではツボ足、そこからは急登の大雪渓が始まり、眼下には奥州市の展望が開けます。先行数名の常連さんは終始ツボ足でしたが、大雪渓から6本爪軽アイゼンを装着。長い大雪渓を安定して登れました。
姥石平までは、何度か夏道が出てきますが、多くは雪渓を歩けます。
今の時期は先行者のトレースがすぐに融けて不明瞭になり、時折ルーファイして進みました。
姥石平の周辺は残雪が無く、代わりに登山道は雪解けの水で川や泥濘となり、石の上を飛びながら進むが、気を抜くと、たまにドボン!と落ちる。水深が浅いのが幸いですが靴が泥だらけです。
焼石岳山頂への取り付きからは雪は無く、山頂まで夏道で登れました。
焼石岳山頂からは想像以上の景観に驚く。
ここから見る鳥海山は、まるで富士山のような左右対称の裾野が広がり、美しく見惚れるほど。視線を左に向けると神室連峰と月山が折り重なり、さらに左には栗駒山が聳えます。
そして振り向く先には岩手山と秋田駒ヶ岳に連なる山々。いずれもゼブラ模様で美しく、今の時期ならではの景観。誰もいない静かな山頂をゆっくり堪能できました。
東焼石岳へ。
一度姥石平に降りて北へ進むと、登山道に少し雪が残るが泥濘を避けて快適に登れます。周囲には高山植物の葉が数多くあり、花の季節はさぞかし綺麗だろうと想像できます。花の季節にもぜひ訪れたい。
東焼石岳には緩やかな登山道を登ると到着します。山頂標柱はなだらかな丘の上に立つ感じですが、360度の景観が楽しめます。振り向くと、焼石岳から連なる急峻で存在感のある横岳と獅子ヶ鼻岳が残雪を纏って美しく見えます。ここは登山ルートが無いため、積雪期に一度登ってみたい山です。
そして、東焼石岳から北東方面を眺めると、金明水・経塚山を経由し夏油温泉まで続く稜線が手招き✋しているかのように惹きつける。
これはたまらん!とばかり、予定を延長し先のピーク「六沢山1470m」まで足を伸ばし、素敵な稜線歩きを楽しみました😊余裕があればぜひ足を伸ばしたいポイントです。
帰りは大雪渓でヒップソリを楽しみ、笹藪が強い「岳山」を経由して予定時間には下山できました。
残雪期に登りたかった焼石岳。登山者も少なく、雄大な山域を楽しめた満足の山行でした。
ありがとうございました。