🇹🇼台湾・雪山(シュエシャン)⛰️
雪山
2026.05.07 (木)3 日間
現地のタイヤル族が「セコアン」と呼んでいた山を音訳した「雪高翁山」が略され、現在は「雪山」と呼ばれるようになったそうです。 【1日目】 関西空港 → 桃園空港 → 台北 → 羅東 → 羅東夜市で爆食 【2日目】 羅東 → 武陵農場 → 雪山登山口 → 七卡山荘 【3日目】 七卡山荘 → 雪山東峰 → 雪山主峰 → 雪山東峰 → 七卡山荘 【4日目】 七卡山荘 → 雪山登山口 → 武陵農場 → 宜蘭 → 礁渓 → 礁渓温泉公園森林風呂 → 台北 → 桃園空港 → 羽田空港 当初は玉山を計画していましたが、抽選に外れてしまい、急遽雪山へ変更しました。 雪山も山小屋の予約が埋まりつつあり、何とか滑り込めました。 現地に着いてから知ったのですが、ちょうど学校登山のシーズンだったようで、多くの学生たちが登っていました。 初日は台北で魯肉飯を食べ、その後は羅東夜市へ。いろいろ食べ歩きましたが、特に煎餅菓子が絶品でした。 他のYAMAP投稿では、武陵農場から登山口まで車で送ってもらえたという記録をよく見かけましたが、今回はそのような機会はなく、登山口まで歩きました。もしかすると有料の周回バスがあるのかもしれません。 登山口では入山許可証を提示して押印してもらいます。下山後は窓口横のポストに許可証を投函する必要があります。 七卡山荘までは登山口からすぐです。到着したら青い服を着た協作スタッフを探し、利用案内を受けます。説明はほとんど理解できませんでしたが、同行していた香港人の友人にすべてを託しました。 しばらくすると、小学生から中学生くらいの子どもたちが大勢下山してきました。どうやら学校登山の団体だったようです。この標高差と距離を学校行事で歩くとは、本当に驚きました。 夕食時には愉快な台湾人のおじさんに話しかけられ、いろいろな話を聞かせてもらいました。ほとんど理解できませんでしたが、「玉山」や「阿里山」という単語が聞こえたので、台湾の山の話をしていたのだと思います。ちなみに台湾人同士の会話は、香港人の友人でも全く聞き取れなかったようです。 日本と台湾では登山文化にも違いを感じました。日本では山小屋泊でも簡単な食事で済ませる人が多い印象ですが、台湾では食事にかなり力を入れているようで、大きな鍋を囲んで本格的な料理を作っているグループもいました。 協作の食事も非常に充実していました。高カロリーで行動食として優秀なうえ、野菜もしっかり入っていて栄養バランスも良好。香辛料や油も控えめで、日本人でも食べやすかったです。 天気予報は雨でしたが、早朝はかなりの好天でした。その後、一気に雲が湧き上がってきたので、悪天予報の日でも早朝なら絶景を楽しめるかもしれません。 また、標高3,000mを超えると雲の上に出て、雨予報にもかかわらず晴れ間が見えました。下山時には登山道がかなり濡れていたので、雲の下では雨が降っていたようです。 台湾の山は、日本の高山とは植生が大きく異なり、とても新鮮でした。標高2,500m付近までは熱帯・亜熱帯らしいジャングルのような樹林帯が続き、その後は徐々に針葉樹林中心の景観へと変わっていきます。 さらに驚いたのは樹林限界の高さです。日本では2,500m前後で森林限界に達しますが、雪山では3,500m近くまで森林が続いていました。 森林限界を超えても独特の景色が続きます。日本の高山帯といえばハイマツですが、台湾ではシャクナゲが主役。ちょうど開花期だったこともあり、標高3,600mを超える場所にまでシャクナゲのお花畑が広がっていました。 途中では雪山圏谷と呼ばれる見事なカール地形も見ることができます。 そして山頂からの展望は圧巻で、雪山北峰、武陵四秀、大霸尖山、南湖大山、中央尖山など、台湾を代表する名峰群を一望できます。 また、2,000〜3,000m級の山々がはるか南まで連続している光景から、台湾が巨大な山岳島であることを実感しました。 山頂でも愉快な台湾人のおじさんグループとご一緒し、リンゴもいただきました。 さらに夕食や下山でもご一緒させていただき、登山口からバス停まで車で送っていただくなど、とても親切にしてもらいました。 台湾の山と人の温かさに触れられた、素晴らしい山行でした😊 次こそは玉山、あるいは南湖大山に挑戦したいと思います!🇹🇼🏔️ ■登山予約サイト 雪山の入山申請は「雪霸國家公園管理處」を選択し、登山ルートを指定して行います。 今回は台湾登山が初めてだったため、スタンダードな「雪山主峰線(多日行程)」を選択しました。 三六九山荘は工事中だったため(テント泊は可能かもしれません)、七卡山荘に2泊する計画にしました。登山口~バス停周辺にも宿泊施設はいくつかありますが、余裕を持った行程にしたかったためです。 入山日の5日前になると許可証を印刷できるようになります。登山口で提出するほか、予備として複数枚印刷しておくと安心です。 https://hike.taiwan.gov.tw/apply_1.aspx ■協作 台湾の山小屋は日本の営業小屋というより避難小屋に近い施設が多いです。 今回は「布農卡里布灣登山隊」を利用しました。 2日間(夕食・朝食付き)+寝袋レンタルで1人1,600台湾ドルでした。 公式LINEがあるので、ChatGPTを使いながら中文でやり取りしました。予約確定には事前入金が必要とのことでしたが、振込先が日本でいうJAバンクのような金融機関だったため国際送金ができるか不安でした。相談したところ、当日現金払いで対応していただけました。 食事は汁物とご飯ものが提供されるため、お椀型の食器があると便利です。 朝はコーヒーや紅茶も用意されていました。また、お湯も提供されるため、バーナーがなくても安全な飲料水を確保できます。 ■入国・帰国手続き 台湾入国前 https://twac.immigration.gov.tw/ 日本帰国前 https://www.vjw.digital.go.jp/ ■悠遊卡(EasyCard) 地下鉄やバスを利用する際に便利な交通系ICカードです。 バスでは乗車時と降車時の両方でタッチが必要です。 ■バスアプリ「Bus+」 Googleマップでも十分利用できますが、「Bus+」を使うと乗りたいバスや乗車中のバス番号を入力するだけで、現在位置や到着予定時刻を確認できます。 ■利用したバス路線 1764(羅東 → 武陵農場) 当日は羅東バスターミナル窓口で乗車券を購入しましたが、悠遊卡のみでも乗車できるかもしれません。 1751(武陵農場 → 宜蘭) こちらは悠遊卡で乗車しました。 どちらの路線も途中の南山村でトイレ休憩があります。 また、車内にはフリーWi-Fiがあり、座席ごとにUSBポートも設置されていました。ただし一部故障しているものもあったため、バスでの充電を前提にするのは少し危険です。 ■七卡山荘 避難小屋とはいえ非常によく整備されています。 協作スタッフも常駐しており、日本の営業小屋に近い印象でした。 トイレにはトイレットペーパーがないため持参が必要です。ゴミ箱は設置されています。 水道と電気も通っています。トイレや食堂は夜間も照明が点灯していました。 水道水は煮沸推奨です。 周辺にはサルが生息しているため、出入りの際は必ず扉を閉めるようにしましょう。 ■礁渓温泉公園森林風呂 宜蘭近郊にある温泉施設で、台北からのアクセスも良好です。 入浴スタイルは日本と同じ全裸入浴で、体を洗ってから湯船に入るなど基本的なマナーもほぼ共通でした。 館内には給水設備がありますが、日本のような直接飲むタイプではなく、容器に水を注ぐウォーターサーバー形式なので容器を持っていきましょう。





