【南伊豆ロングトレイル】試しにいくつかの遊歩道を歩いてみた
伊豆西南海岸
(静岡)
2026年05月16日(土)〜17日(日)
2日間
ずっと行ってみたかったのである。
しかし 伊豆半島 は遠い。
今回は1泊しかできない。
なので本番ではなく下見。
言い換えれば偵察である。
「偵察」という言葉を使うと急にかっこよくなる。
地図で見ると近そうなのに、実際はなかなか着かない。
伊豆という場所は、距離ではなく“気合い”で遠い。
計画自体は数年前に立てていた。
2泊3日で石廊崎から松崎まで歩く。
ただ歩くだけである。
しかし「ただ歩くだけ」が人間いちばん難しかったりする。
ずっとタイミングが合わなかった。
休み。
天気。
体力。
財布。
人間の予定というのは、だいたいこの四天王に邪魔される。
宿は民宿を使えばいいと思っていた。
真夏以外なら。
伊豆の民宿という言葉には妙な安心感がある。
魚が出そうなのである。
たぶん実際に出る。
ところが調べていくと、野営している人もいるらしい。
「ほう」
と思った。
しかし6月から9月末までは野営禁止とのこと。
なるほど。
となると真冬は寒そうだ。
やはりベストは5月か。
……と思う。
だが5月にはゴールデンウィークがある。
これが曲者なのだ。
G.W.で遠征登山へ行く。
疲れる。
帰ってくる。
「もうしばらく山はいいかな」となる。
ところが数日するとまた山へ行きたくなる。
登山者というのは反省が長続きしない。
しかもG.W.以外に5月の3連休を取るのは難しい。
さらに「よし、今度こそ行くぞ」と決めると雨が降る。
自然は時々、人の決意を試してくる。
それでもテントを張るなら吉田の浜かな、と漠然と思っていた。
その先の子浦の浜に設営する人も多いらしい。
「らしい」という情報が増えてくると、人は急に詳しくなった気になる。
ちょっと頭の中を整理したかったので、野営についても書いてみた。
電車を使って山行計画を立てるとき、私は ジョルダン を使う。
前回関西へ行った時もそうだったのだが、国分寺駅からだと1本早い電車に乗れそうなのだ。もちろん、それを計画に組み込むのは危険である。
「乗れたらラッキー」くらいがちょうどいい。
しかし早めに目的地へ着けるのはありがたい。
今回は早めに 熱海駅 に着けたので、電車の席を確保するのが楽だった。
旅というのは、座れただけで成功感が出る時がある。
ちなみに 伊豆急下田駅 から石廊崎オーシャンパーク行きのバスは、頑張れば10時発に乗れることもわかった。
「頑張れば乗れる」という情報は大事である。
だいたい頑張らないけど。
で、トレイルについてである。
海辺のルートは、登って下っての連続で結構しんどい。
地図に名前が載るような山ではない。
なのに妙に足を使う。
海を見ながら優雅に歩くイメージだったのだが、実際は「ハァハァ、ゼェゼェ」である。
おまけに2回尻もちをついた。
海辺の砂というのは曲者で、石が足の下に入り込んできて実によく滑る。
もうアウトソール性能がどうとかいう話ではない。
自然側が「まあ転べ」と言っている。
ただ、この2回の尻もちで私は確実に戦意を喪失してしまった。
人間、尻を打つと急に弱気になる。
今回登らなかった高通山は、次回スルーハイクするときにはちゃんと登ろうと思う。
たぶん。
そうそう、今回はお泊り登山なのに1泊だし下界だし、ストーブを持っていかなかった。あった方が良かったか?
水の補給も失敗したな。
P.S.
今回、2つ失くした。
①トレッキングポールの石突
②熊鈴の消音用Oリング
どちらも「まあ困るけど、予備はちゃんと持ってきてるし致命傷ではない」という絶妙なラインである。
山では時々、少しずつ装備が減っていく。
ただ、これ以上貧乏になるのは避けたいところだ。
【再訪するときの自分のためのメモ】
交通費
〈往路〉
国分寺→伊東 ¥2,420
伊東→下田 ¥1,856
下田→石廊崎オーシャンパーク ¥1,190
往路計¥5,466
(石廊崎上までなら¥1,150)
ちなみに新幹線を使うと+¥2,733
〈復路〉
雲見下谷→松崎小学校 ¥650
松崎小学校→落合 ¥1250
稲梓→伊東 ¥1,764 (下田からの差は¥92)
伊東→国分寺 ¥2,420
復路計¥6,084
トータル¥11,550
やっぱ伊豆は奥多摩行くのとはわけが違うね。
〈もし修善寺経由だとしたら〉
雲見下谷→松崎 ¥650
松崎→修善寺 ¥2,620
修善寺→三島 ¥550
三島→国分寺 ¥2,750 復路計¥6,570
ちなみに新幹線を使うと+¥2,379
ちなみに特急踊り子を使うと¥1,949
帰りにバスで通った県道15号は30年くらい前に観音温泉に行った時の道だった。