山と陵/付録編2・霊仙山
(山と陵を巡った関西ウォークの後は地元滋賀の史跡を歩きます) JR柏原駅からスタート。駅前を通る中山道を東に行けば美濃に入って関ヶ原、壬申の乱以降に設けられた不破関がその名の由来らしい。今回は街道を横切り南へ歩いて霊仙山を目指す。 滋賀のこのあたり、伊吹山から藤原岳までは石灰岩から成る山が続く。今回の霊仙山にはカレンフェルトが山頂に広がり、南の御池岳にはドリーネが見られる。 元々カルスト台地のため草木が少なかったが近年の豪雨とシカによる食害のため半ばハゲ山になったのに驚きながら山頂に到着、琵琶湖その向こうに前回の比良山地が望める。下山は以前の主要ルート、汗ふき峠から醒ヶ井方面が通行止めなので岩だらけの稜線を今畑登山口まで下り、そこから大きくまわり道することに。 ふもとを行くと天野川に架かる息長(おきなが)橋を渡る。橋の名前にある息長氏はこの一帯を本拠地とした古代の豪族、(山と陵27で訪れた)忍阪を大和における拠点とし大王や天皇に后妃を入れる有力な皇別氏族であった。前回歩いた高島生まれの継体天皇の祖先の母系も息長氏であったと伝わり謎の大王の即位を経済的にサポートしたとされる。 最後にゆかりの前方後円墳を訪れたら、隣の息長小学校バス停がゴール。






