節刀ヶ岳・破風山・足和田山(山梨)
2026年9月24日 (木)日帰り
⛰箱根駒ヶ岳、神山(はこねこまがたけ、かみやま)
〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖町
〒409-3703 山梨県笛吹市芦川町中芦川
〒409-3701 山梨県笛吹市芦川町上芦川
◇駐車場:大石峠入口駐車場
◇トイレ:ない(´・ω・`)にゃん・・・
◇ルート中トイレ:ない(´・ω・`)にゃん・・・
◇概要等:
① 金山――御坂の深い森にひっそり佇む山 🐾🌲
標高1,686mの**金山(かなやま)**は、節刀ヶ岳と十二ヶ岳を結ぶ御坂山地の稜線上にある山にゃ。
山頂そのものは樹林に囲まれ、節刀ヶ岳のような華やかな大展望はないけれど、そこがまた金山の渋いところにゃん♪
金山から節刀ヶ岳へ向かう道は、わずかな距離の中に小さなアップダウンと岩場が現れ、単なる「山頂から山頂への散歩」では終わらないにゃ。
森の中を進んでいると、突然視界が抜けるところがあり、御坂山地の山深さを感じさせてくれるのも魅力にゃ。
そして何より面白いのが、金山そのものより、ここから見えてくる節刀ヶ岳の存在感にゃ。
「この先に、あの三角形の山頂が待っているにゃ……」という期待を胸に進む時間も、山歩きのごちそうにゃん😽🌿
② 金山~節刀ヶ岳――短いけれど、山らしさが凝縮された稜線 🪨🐱
金山から節刀ヶ岳までは距離こそ長くないものの、道は次第に岩混じりとなり、最後は山頂直下の岩場+トラロープが現れるにゃ。
最近の2026年9月13日の登山記録でも、節刀ヶ岳山頂直下で**「岩とトラロープ」**が確認されているにゃ。
ここは「ロープがあるから簡単」と考えるより、まず自分の足で岩の段差を確実に拾い、ロープは補助として使うのがおすすめにゃ。
この短い区間に、樹林帯 → 稜線 → 岩場 → 山頂という山歩きの変化がギュッと詰まっているにゃん✨
特に岩場に入ると、さっきまで森の中を歩いていた雰囲気が一変。御坂山地らしい「山の骨格」に直接触れているような感覚があり、節刀ヶ岳の山頂へ登り詰める最後のアクセントになっているにゃ。
③ 節刀ヶ岳――御坂山地の中でも、とりわけ姿の美しい峰 🏔️🗻✨
そして、このルート最大のお目当てが**節刀ヶ岳(せっとうがたけ)**にゃん!
標高は1,736.4m。山梨百名山の一座で、どこから見ても整った三角錐の姿を見せることから、笛吹市の観光案内でも、その山容の美しさが特徴として紹介されているにゃ。
ところが、この山の本当の魅力は「形」だけではないにゃ。
山頂へ立つと、
・富士山 🗻
・河口湖
・西湖
・十二ヶ岳
・鬼ヶ岳
・御坂の山々
が一気に視界へ飛び込んでくるにゃ。
晴れた日の節刀ヶ岳は、まるで御坂山地の展望台そのもの。
笛吹市の観光案内でも、山頂から富士山、西湖、河口湖、十二ヶ岳、鬼ヶ岳を望む絶景が紹介されているにゃ。
しかも、山頂は大きな観光地の展望台とは違って、静かに山頂から景色を独占するような山らしさがあるにゃ。
富士山が大きく見えるだけではなく、「富士山の手前に湖があり、その周りを御坂の山々が取り囲んでいる」
という、富士五湖地方ならではの立体的な景観を味わえるのが素晴らしいところにゃん🗻🌿
④ 節刀ヶ岳から大石峠――山頂の感動を抱いたまま歩く稜線 🌲🐾
節刀ヶ岳で景色を楽しんだら、大石峠方面へ向かうにゃ。
この区間は、山頂直下の岩場を抜けたあと、沢妻ノ頭、金堀山、大石峰山などの小ピークを越えながら大石峠へ向かう流れになるにゃ。
YAMAPの標準モデルコースでは、大石峠 → 大石峰山 → 金堀山 → 節刀ヶ岳で、往復8.3km・累積標高差951m・標準コースタイム5時間20分。山頂だけをピストンする場合でも、意外にしっかり歩くコースになっているにゃ。
この稜線の魅力は、単純な「ずっと絶景!」ではないところにゃ。
森の中へ入ったと思えば、木々の隙間から富士山が現れ、また樹林に包まれ、しばらく歩くと別の方向の山並みが見える。
そんな**「見えたり隠れたりする展望」**が、かえって山歩きを楽しくしてくれるにゃ。
最近の2026年7月の記録でも、この周辺では樹林帯の快適な道と、ところどころ開ける展望が交互に現れ、富士山や富士五湖、周囲の山々を楽しめたと報告されているにゃ。
⑤ 大石峠――富士山を正面に迎える、山旅の名場面 🗻✨
そして最後にたどり着くのが大石峠にゃ。
標高はおよそ1,562m。古くから御坂山地を越える峠として利用されてきた場所で、現在は登山道の重要な休憩ポイントになっているにゃ。
ここで特に素晴らしいのが、富士山の眺めにゃん!
笛吹市の観光案内でも、**「大石峠から望む富士山」**が紹介されているほど、この峠は富士山の展望地として知られているにゃ。
節刀ヶ岳で大きな富士山を見たあと、稜線を歩いて、最後にもう一度大石峠から富士山を眺める。
この流れがとても美しいにゃ。
山頂で派手に「ゴール!」となるのではなく、「山を歩き、峠に出て、富士山を眺めてひと息つく」
という、日本の山旅らしい情緒が残る場所にゃん(=^・ω・^=)☕️🗻
⑥ このルートの素晴らしさ――「富士山を見る」だけでは終わらない山歩き 🌿🐈
金山 → 節刀ヶ岳 → 大石峠という区間の魅力を一言で表すなら、
「静かな御坂の山歩きの中に、岩と絶景が絶妙な割合で詰まっていること」にゃん。
金山では深い森の静けさを味わい、節刀ヶ岳へ向かえば岩場が現れ、1,736.4mの山頂では富士山と富士五湖の大景観が待っている。
そして帰路は、いくつもの小ピークを越えながら樹林の稜線を歩き、最後に大石峠で再び富士山と向き合う。
派手な険しさを売り物にした山ではないけれど、「歩いている途中の変化が楽しい」という意味では、非常に完成度の高い山歩きにゃ。
特に、十二ヶ岳のような長大な鎖場が連続するコースとは違い、今回の区間は岩場やロープはあるものの、御坂山地の自然と展望をじっくり味わえるルートとして楽しめるにゃ。
秋なら紅葉、春ならミツバツツジ、冬なら冠雪した富士山と、季節ごとに表情が変わるのも魅力。
「富士山を眺めるために登る」というより、「御坂の森を歩いていたら、最後に素晴らしい富士山が待っていた」
――そんな山旅にぴったりのコースにゃん✨
(=^・ω・^)ノ゙ 金山で静けさを味わい、節刀ヶ岳で絶景を楽しみ、大石峠で富士山に別れを告げる。
この流れ、なかなか味わい深い山歩きにゃん♪ 🐾🗻
◇附言:
最後に、金山~節刀ヶ岳~大石峠の素晴らしさを深田久弥風に表現してこの山行を締めくくるとするにゃん。
御坂山地の山々は、富士山の名声の陰に隠れている。
けれども、その陰にあるからこそ、静かに山そのものの味わいを持っている。
金山から節刀ヶ岳へ向かう道も、その一つである。
金山は、ことさらに人目を惹く山ではない。
深い樹林の中にひっそりと頂を置き、訪れる者を大げさに迎えたりはしない。
しかし山歩きというものは、こうした控えめな山にこそ趣がある。
木立の間を抜け、わずかな起伏を越えながら歩いていると、やがて道は岩を帯びてくる。
森の静けさの中に、山の骨格が少しずつ姿を現すのである。
そして節刀ヶ岳に近づくにつれ、山はようやくその本性を見せる。
岩場を越え、最後の斜面を登りきると、空が大きく開ける。
そこに立つ節刀ヶ岳は、御坂の山々の中でもひときわ整った姿をしている。
標高はそれほど高くない。
それにもかかわらず、ここから見る富士山は実に大きい。
富士山は、遠くから眺めると一個の独立した山である。
しかし節刀ヶ岳に立つと、その富士山を取り巻く湖と山々とが一つの大きな景観となって現れる。
河口湖や西湖、その向こうに重なる御坂の峰々。
富士山だけを見るのではなく、富士山を中心として広がる土地の姿を見るのである。
これが節刀ヶ岳のよさである。
名山というものは、必ずしも自身の姿ばかりが立派なのではない。
その山に登ることによって、周囲の山々の関係まで見えてくる山がある。
節刀ヶ岳はそういう山である。
山頂を辞して大石峠へ向かう。
下山路には、いくつかの小さな峰と起伏が待っている。
沢妻ノ頭、金堀山、大石峰山。いずれも世間に大きく名を知られた山ではない。
しかし、山歩きの楽しみは、名のある頂だけを拾って歩くことにはない。
名もないような峰を一つ越え、一つ下り、そのたびに森の表情が少しずつ変わってゆく。
その時間にこそ、山の静かな魅力がある。
やがて大石峠に出る。
峠は山頂とは違う。そこには「登りつめた」という緊張よりも、山を越えてひと息つくような安らぎがある。
そしてここで再び富士山を見る。
先ほど節刀ヶ岳から見た富士山とは、どこか趣が違う。
同じ山を見ているはずなのに、歩いてきた道の長さだけ、こちらの心も変わっているからである。
金山の森から始まり、岩を踏み、節刀ヶ岳の頂で大きな空を仰ぎ、いくつもの小峰を越えて大石峠に至る。
この道には、名山らしい華やかさを一面に押し出すところはない。
しかし、その控えめなところがよい。
御坂の山々は、富士山のために存在しているのではない。
富士山を仰ぎながら、それぞれがそれぞれの山として静かに立っている。
金山も、節刀ヶ岳も、大石峠も、その山の国の一員である。
そして歩く者は、その一員たちの間を縫うようにして進む。
山とは、高さだけで測るものではない。
歩いた時間、踏んだ岩、森の静けさ、峠で見た富士の姿――そうしたものが一つに重なったとき、その山はようやく心の中で名山になる。
金山から節刀ヶ岳を経て大石峠へ至る道は、まさにそういう種類の山道である。