日光白根山・五色山・錫ヶ岳(栃木,群馬)
2026.05.30 (土)2 日間
関東最長と呼ばれる袈裟丸山から日光白根まで続く“両毛国境”を分割でいいから歩いてみたいという想いがあり、前回は皇海山経由で西ノ湖まで歩いた。
〈前回の活動日記https://yamap.com/activities/48436428〉
その続きということで、袈裟丸山から北上するルートと迷ったが、今回は金精峠から錫ヶ岳、宿堂坊山と進み、赤岩滝を訪ねてから再び西ノ湖にて下山、という計画を立ててみた。
理由は、こっちの方が涼しそうだったから(о´∀`о)
一日目
①金精峠→白根隠山
前回に引き続き好天であり、駐車場は満車まであとわずかというところ。スタートから金精山までは急登で梯子や岩場もある。一部雪渓もあるが、滑り止めの類は特に必要なかった。
五色山からは素晴らしい山岳風景が待っていて、まるで日本アルプスに匹敵するほどの素晴しさ。フワフワした気持ちになり、幸せを実感。
②白根隠山→白檜山→水場
ここから人がぐっと減り、笹薮の密集する上級ルートに入る。不明瞭な箇所が多く、足元に気をつけながら自分で歩きやすいところを探して進まなければならない。ルーファイ能力、体力、天候に不安があるなら挑戦しない方が無難。
人を寄せ付けないコースだけど、先人たちがつけてくれた目印やテントスペースが点在する。今回は錫ヶ岳北側の水場にて幕営。
二日目
③水場→錫ヶ岳
相変わらず不明瞭さは続くが、山頂までは思ったより斜度はキツくない。山頂直下の北側の景色が絶景!ここで朝食を摂りながら日の出を待つ。こんなところで朝を迎えられるなんて、本当に嬉しいな。
④錫ヶ岳→宿堂坊山
不明瞭&笹薮が延々と続く。忍耐力が必要だが、錫ヶ岳直下と宿堂直下以外は比較的緩やかな斜度でありがたい。引き続き目印を探しつつルーファイしつつ進む。
⑤宿堂坊山→赤岩滝
山頂から廃林道に降るコースは不明瞭を通り越して不明でしかない、赤線ではなくバリエーションと思ったほうが間違いない。GPSがないと本当に分からない。何度も何度も地図アプリとコンパスを確認しながら道なき道を延々と下っていくと、やがて廃林道に出る。何度か渡渉を繰り返した先にある赤岩滝は圧倒的存在感!これを見たら、ピークハントだけの登山では勿体無い。価値観を変えてくれるほど素晴らしい滝だ。
⑥赤岩滝→西ノ湖→西の湖バス停→赤沼茶屋
渡渉すると林道に出る。この林道は長いが大変歩きやすく、スニーカーでも全然問題ないくらい。西ノ湖は大変静かで幽玄な雰囲気。原生林が残っている。この辺になると山に登らない一般の人たちも軽装で歩いている。
あとはバスに乗るだけ。あらかじめ赤沼茶屋のタイムズPに車デポしておいた。土曜日の朝〜日曜日の午後までで1000円。前回は硬貨しか使えなくて焦ったけど、今回はお札も使えて安心。
湯元温泉は混雑して入れなかったから、また次の機会に。
破線の理由は不明瞭な藪漕ぎが延々と続くから。
ほとんど人が歩かない上級者ルートだと思うけど、山に慣れ、藪に慣れ、ある程度の地図が読め、健康で体力があり、天候に恵まれたなら挑戦できると思う。
また、ここからしか見れない景色があり、そして静かな静かな登山が楽しめる。普段の山歩きとはまた違った世界に足を踏み入れる。それはそれは格別な思い出になるし、確実に自分自身を大きく成長させてくれる、険しくも素晴らしいルートだと思った。
🚻トイレ
赤沼茶屋、三本松園地
※金精峠含めコース内にトイレなし
🚰水場
・五色沼近辺
・錫ヶ岳北
・錫ヶ岳北の登りに差し掛かるところの池塘
・宿堂坊山西のコルから10分の地点(看板有り)
・廃林道脇の沢
・赤岩滝までのコース上の沢
📶携帯電波
ソフトバンクはずっとダメ
⛺️ビバークポイント
・五色沼避難小屋
・白檜山南面に一張
・錫ヶ岳北の水場に一張
・錫ヶ岳山頂に数張
・錫ヶ岳と宿堂坊山のちょうど中間辺り、標高2055m付近
・宿堂坊山西のコルに数張
・宿堂坊山山頂付近
・赤岩滝と林道の分岐付近の堰堤に数張
🏃♂️➡️エスケープルート
・前白根→五色沼
・白檜山→五色沼
・白檜山→錫ヶ岳の間から赤岩滝へ(不明瞭、折口見つけられず)
・錫ヶ岳から沼田方面
⚠️危険箇所
・金精峠→金精山までの急登にハシゴやロープ、岩場あり。他は特になし。
・白檜山→宿堂坊山→赤岩滝方面の廃林道までは道迷い注意。特に宿堂→廃林道
その他
・長袖長ズボン、手袋、ゲイター
藪漕ぎが長く続くので耐久性の高いウェアもしくは傷ついても気にならない服装が良い。
・枝に引っかかるのでザックはできる限り小さいもの推奨。外付けのマットも枝に引っかかって破損する。
・地図アプリ、コンパス必須
・動物避け対策必須
・電波通じないのでバスの時刻表をスクショしておくと便利。
良き人生を。