ようきな城山・高社山
春日井三山・弥勒山・大谷山・道樹山
(愛知)
2026年03月07日(土)
日帰り
三月のやわらかな陽気に誘われて、多治見市の里山を歩いてきました。今回歩いたのは、根本城跡として知られる城山(根本砦跡)と、そこから尾根続きにある高社山です。出発点は高社神社の鳥居の前。小さな神社の入口に車を止め、そこから静かな里の道を歩いて登山口へ向かいました。
神社の鳥居をくぐると、まず目に入るのは落ち着いた山里の風景です。多治見というと、夏の暑さで有名な町という印象を持つ人も多いと思いますが、周囲にはこうした穏やかな里山が広がっています。昔から人の暮らしと山が近い場所で、山の尾根は見張りや城として利用されることも多かった地域です。今回向かう城山も、そうした歴史を持つ場所の一つです。
私は神社の前から舗装道路を少し歩き、根本城跡の登山口へ向かいました。山に入る前のこの道路歩きは、登山というよりも散歩のような時間です。道のわきには畑や民家があり、生活の気配が感じられます。こうした場所を歩いていると、山が特別な場所というより、地域の暮らしの一部であることがよくわかります。
やがて登山口に着き、そこから山道に入りました。前日に雨が降っていたため、地面は少しぬかるんでいました。落ち葉の下が柔らかくなっていて、足を置く場所を選びながら歩く必要があります。しかし三月の空気はとても心地よく、湿った土の匂いと春の気配が混ざったような、山ならではの雰囲気がありました。歩いているうちに体も温まり、自然と足取りが軽くなっていきます。
城山は標高の高い山ではありませんが、歴史を感じられる場所です。この山にはかつて根本城(根本砦)と呼ばれる砦が置かれていたそうです
周囲を見渡せる場所に砦を置くことで、敵の動きや街道の様子を確認できたようです。
実際に山頂付近に立ってみると、木々の間から広がる景色は想像以上に開けていて、この場所が見張りに適していたことがわかります
山頂ではしばらく景色と史跡の雰囲気を楽しみました。
はっきりとした石垣などが残っているわけではありませんが、
堀跡や曲輪の跡らしきものが残っていると看板が教えてくれます
まあ、よくわからないんですけどね
城山を楽しんだあと、尾根をたどって高社山へ向かいました。この区間はいわゆる縦走になります。尾根道は比較的歩きやすく、ところどころで森が開け、周囲の山並みが見える場所もありました。
時々、反対側のゴルフ場から明るい声が聞こえてきます。
里山らしい穏やかな尾根道で、急な登りや下りはそれほど多くありません。春の気配を感じながら歩くにはちょうどよい距離と雰囲気でした。
高社山に近づくにつれて、山の雰囲気は少し変わります
こちらは神社の奥山のような落ち着いた雰囲気があります。
高社神社の名前が山の名にも残っていることや、愛宕神社、秋葉神社があることから、この地域では古くから信仰の対象として見られてきた山だったのかもしれません。
高社山まで歩いたあと、私は来た道とは別のルートで下り、高社神社の鳥居の前へ戻りました。歩き終えたころには、朝よりもさらに春らしい空気になっていました。地面の状態はあまり良くなかったものの、その分、山の湿った匂いや静けさを強く感じることができました。
のんびり歩くことができました
鎖場や岩場などの派手さはありませんが、緩やかで景色もいい山なので、
また来たいなあと思える山でした
お疲れ山でした