南昌山の写真
読み方:なんしょうざん

南昌山

848 m
  • 岩手

コース定数

528

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南昌山の基本情報

出典: Wikipedia

  • 宮沢賢治の童話「鳥をとるやなぎ」に登場するなど、賢治が幾度となく訪れた山
  • 東根山、赤林山と合わせて志波三山とも呼ばれている
  • 気軽にハイキングを楽しめる都市近郊の名山
南昌山(なんしょうざん)とは、岩手県岩手郡雫石町と紫波郡矢巾町との境にある、標高848.0mの山岳。岩の鐘を伏せたような均整のとれた形をしている山で、坂上田村麻呂の時代から霊山として敬われたほか、宮沢賢治が何度も訪れていたことでも有名である。 南昌山は盛岡市西方に鎮座し、付近の赤林山、箱ヶ森、毒ヶ森などと連山をなしている。また、南昌山と東根山、赤林山などの山域を総称して志波三山とも呼ばれている。 山麓には幣懸の滝(落差7m)、北ノ沢大滝(落差13m)、南昌大滝(落差7m)などの瀑布や、幣懸の滝由来の湯脈を持つ温泉(矢巾温泉)が存在する。岩崎川は南昌山麓に端を発し、紫波町内で北上川に合流する。 南昌山は、かつて活動していた火山が風化浸食を受け火道が露出した岩頸と呼ばれる地形で、約439-461万年前の鮮新世に基盤に貫入した主に石英斑岩からなる岩体と推定される。 南昌山は古くから天候を司る霊峰として地元の信仰を集め、この地方では「南昌山が曇れば雨が降る」と言い伝えられている。麓にある南昌山神社は、元は山頂にあり水源守護の青竜権現を祀ったお宮であった。この神社は、延暦年代に志波城を築く際、天候不順で工事が難航したために征夷大将軍・坂上田村麻呂が南昌山の頂上に祈願したところ、雨がやんだことからお宮を造営したのが始まりと伝えられ、嘉永2年に山麓に移されて現在に至る。山頂には現在でも、天候の安定を祈願して奉納された石柱があるほか、雨乞いの儀式に使用される全国でも類を見ない6体の獅子頭石仏が奉納され、南昌の権現様として親しまれている。岩手の語源になった鬼の伝説では、石神の「三ツ石様」に退治された鬼は南昌山へ逃げ去ったという伝説がある。 前九年の役において、安倍貞任が衣川から源義家に追われて南昌山の麓までたどり着き奮戦したが、安倍側に多大な犠牲が出て、安倍側の名のある武将たちが亡くなったと云われる。 南昌山の山中には白竜が棲んでいて、暴れると雲が峰を覆い、毒気で人々を苦しませたという伝説があった。元禄16年(1703年)に天候不順が続き、空念という僧が竜を鎮めるために頂上に青竜権現の祠を建て、それまで毒ヶ森と呼ばれていた本山を、空念の推挙によって南部藩主南部信恩が南部繁昌を願って南昌山と改名したとされる。山中にある幣懸(ヌサカケ)の滝は昔マタギが猟の安全を願って、幣と呼ばれる札を納めたことから名づけられている。 江戸時代の画家谷文晁によって『名山図譜』のひとつとして選ばれた他、松本竣介も1934年(昭和9年)に水彩画『南昌山』を描いている。 宮沢賢治は、南昌山を童話「鳥をとるやなぎ」に登場させている。「鳥をとるやなぎ」に登場する石原は、賢治が藤原健次郎と石を拾い集めた場所で、現在は煙山ダムの湖底に沈んでいる。また、河袋(南昌山麓の地名)の場面に登場する楊はドロの木、ギンドロなどと言い、実際に河袋付近にはドロの木やポプラの木が生えている。 また、賢治は南昌山でのろぎ石を採集した思い出を「のろぎ山 のろぎをとりにいかずやと またもその子にさそわれにけり」「のろぎ山 のろぎをとればいただきに 黒雲を追ふ そのかぜぬるし」という詩に残している。その他、賢治が記した「東京ノート」の盛中二学年一学期の欄に「藤原健次郎 南昌山 水晶」というメモがある。南昌山の山頂にある天候の安定を祈願した石柱は、銀河鉄道の夜に登場する「天気輪の柱」のモデルとされている。 また、経理ムベキ山の32山のうちの1座に選ばれており、他の31山と同様に賢治の没後に山頂に経典が厳重に埋蔵された。

南昌山周辺の地図

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南昌山のモデルコース

レベル代表的なモデルコースコース定数
やさしい〜11
ふつう12〜24
きつい25〜

コース定数は、目安となる体力度の指標です。11以下を「やさしい」、12〜24を「ふつう」、25以上を「きつい」の目安としています。

南昌山 往復コース

行程日数

日帰り

コースタイム

01:15

距離

1.2

km

上り

229

m

コース定数

コース定数

5

やさしい

短時間

南昌山は、岩手県盛岡市に位置する親しみやすい里山で、標高は約850m。宮沢賢治が愛したこの山は、登山者にとっても魅力的なスポットです。5合目まで車でアクセスできるため、初心者やファミリーにもおすすめのコースです。整備された登山道は、階段が続くため歩きやすく、特にこの季節にはトリカブトやベニテングダケなどの美しい花々が楽しめます。 登山道は、樹林帯を抜けると徐々に視界が開け、山頂からは盛岡市や周辺の山々を一望できます。特に、東側の展望台からは美しい景色が広がり、晴れた日には遠くの山々も見渡せます。ただし、深緑の季節には木々に遮られ、眺望が限られることもあるため、訪れる季節には注意が必要です。 登山中は、静けさと自然の美しさに癒される一方で、時には急な階段に苦しむことも。特に、下山時には足元に注意が必要です。登山者同士の交流も楽しめ、すれ違う人々とのお声掛けが嬉しい瞬間となります。 南昌山の魅力は、登山だけでなく、周辺の楽しみも豊富です。下山後には、矢巾温泉でのリフレッシュや、地元のグルメを楽しむことができます。特に、福田パンのあんバターや、雫石町の美味しいラーメンは登山の後のご褒美にぴったりです。 この山は、初心者から健脚者まで楽しめるコースで、特に家族連れや友人同士での訪問に最適です。自然の中での達成感や開放感を味わいながら、南昌山での素晴らしい体験をぜひお楽しみください。

赤林山矢巾温泉登山口-南昌山 往復コース

行程日数

日帰り

コースタイム

03:52

距離

8.9

km

上り

684

m

コース定数

コース定数

16

ふつう

温泉

南昌山は、岩手県矢巾町に位置する美しい山で、特に春の訪れを感じる登山に最適な場所です。登山口は矢巾温泉からアクセス可能で、五合目までの道路は冬季通行止めとなるため、静かな環境での登山が楽しめます。登山者の多くは、スノーシューを利用して残雪の中を歩くことが多く、特に2月から3月にかけてはスノーシュートレッキングが楽しめるでしょう。 登山の所要時間は約2時間半から3時間で、六合目から山頂までの道のりは階段が続くため、体力に自信のある方におすすめです。登頂後は、早池峰山や周囲の美しい景色を楽しむことができ、特に晴れた日にはその眺望が素晴らしいと評判です。登山者からは「木の影が美しい」「天気が良くて気持ちがいい」といった声が聞かれ、開放感や達成感を味わえる場所です。 また、南昌山は四季折々の魅力があります。春には花々が咲き誇り、特にふきのとうやタニウツギが見られます。秋には紅葉が美しく、登山道を彩ります。注意点としては、冬季は雪が残るため、アイゼンやスノーシューの準備が必要です。特に階段部分は滑りやすく、注意が必要です。 登山後は、近くの矢巾温泉での入浴が楽しめ、疲れた体を癒すことができます。温泉施設には食堂もあり、地元の名物であるしいたけソフトクリームなども味わえます。登山と温泉を組み合わせた一日を過ごすのも良いでしょう。 南昌山は、初心者から健脚者まで楽しめるコースがあり、特に家族連れや友人同士での登山にぴったりです。静かな自然の中で、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい体験が待っています。

南昌山へのアクセス

  • 南昌山五合目登山口

    Google Mapsを開く

    南昌山五合目登山口は、車でアクセス可能で、駐車場には4台程度の駐車スペースがあります。仮設トイレが設置されています。ここから山頂までは1kmとされていますが、林道歩きや階段が続く区間があります。和賀岳の駐車場よりもアクセスが楽という情報もあります。

    この登山口を起点とするコース

    • 南昌山 往復コース
  • この登山口を起点とするコース

    赤林山矢巾温泉登山口-南昌山 往復コース

  • 料金:不明 駐車台数:不明 補足情報:矢巾温泉の登山者用です。トイレ(ウォッシュレット)併設、奥に駐車場があります。冬季は閉鎖します。

    この駐車場から登れるコース

    スタート地点(赤林山矢巾温泉登山口)まで直線で約79m

    赤林山矢巾温泉登山口-南昌山 往復コース

  • 料金:不明 駐車台数:約10台 補足情報:舗装(除雪あり)。ダム横の広い駐車場で管理道は一般車不可です。

    この駐車場から登れるコース

    スタート地点(赤林山矢巾温泉登山口)まで直線で約1.1km

    赤林山矢巾温泉登山口-南昌山 往復コース

季節別の活動日記

山頂からの景色

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南昌山の年間登山者分布

※年間の登頂者総数を100とした場合の各月の割合を%で表示

年間登山者分布
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
5.47%1.71%1.37%5.81%24.92%18.09%8.2%7.51%13.66%3.76%9.22%0.35%

南昌山周辺の天気

天気予報

- 10日間

日出/日入

日出
/
日入

南昌山を含む流域

YAMAP流域地図 地球とつながる、流域地図。

流域地図とは、地域の生命圏である流域を見える化した地図になります。この山を含む流域を確認してみましょう。

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南昌山周辺の山

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