斑尾山・信越トレイル(斑尾山・赤池・希望湖)(新潟,長野)
2026年9月21日 (月)日帰り
今年のメインレース。去年のリベンジ(笹ヶ峰DNF)を果たすべく頑張ったんですが、127km地点の大橋林道でリタイアしました。
・距離:129.6km
・タイム :25:58
・累積D+ :5,541m
・DNF地点:大橋林道(127km)
■ 準備
エントリーのクリック合戦になんとか勝利してリベンジの機会を得てからは、週100km/D+2,500mを目標に練習。
・土曜:高尾トライデント(33km/D+1,100m)
・日曜:LSD(20〜30km/D+500m)
・月曜:レスト
・火曜:60〜70分ジョグ(10〜11km/D+200m)
・水曜:坂道インターバル10〜12本(11〜12km/D+200m)
・木曜:90〜100分ジョグ(15〜16km/D+400m)
・金曜:レスト
6月からこのベースで練習してきました。信越五岳を意識して、がっつりトレイルの練習というよりは「下りをしっかり走れる脚を作ること」を目的にしていました。
一昨年・去年は走れなかった黒姫〜笹ヶ峰区間の下りを今年はしっかり走れたので、練習の成果はあったと思います。ただ、ドロドロ&ツルツルのトレイルを走る力が足りていなかったので、悪天候時にトレイルに行って経験を積んでおけば良かったとも感じました。
■ 装備
去年から大きく変えたところはなし。
今回使って良かったのは「Olenoのカーフプロテクション」。これなしだったら膝下が泥につかってもっとキツイ状態になっていたはず。あれだけ泥の中に入ったのに、カーフプロテクションが守ってくれたおかげで不快感はだいぶ軽減されました。
(詳細は画像を参照)
■ 補給
補給のメインは今回もANDO。
(詳細は画像を参照)
レース2日前から消化に良いもの・エネルギー源になるものを意識して摂りました。
・豚生姜焼きとご飯
・うどんとおにぎり
レース中
エイドでの補給はシンプルに以下のみ。
・シャリ玉
・パン
・バナナ
・まんじゅう
・コーラ
・麦茶
ANDOは時間で決めてとるのではなく、登りが続くタイミングなど「ここで入れておこう」と感じた場面でとるようにしました。お腹が空いたと感じる場面もあったので、もう少し早めに補給できれば良かったとは思いますが、いつものように食べられなくなるということはありませんでした。
また、いつものレースでは数回はある「レース中の大」が今回は一度もなし。補給・腸の状態ともいつもより上手くコントロールできたかなと感じます。
■ レース前
有料仮眠に申し込んだけど今年は外れてしまい、当日朝は家でゆっくりしてお昼前の新幹線で移動するプランにしていました。
ただ、台風接近で当日移動に不安が出てきたため、直前に長野前泊へ変更。結果的に当日移動でも問題なかったとは思いますが、前泊したことでホテルでゆっくり休めたので、この変更は良かったと思います。
当日は13:10発のバスで斑尾高原へ。100mileは受付終了間際ということもあり、混雑もなくサクッと完了。ニューハレのブースでちゃんぷさんにテーピングしてもらえてテンションUP。
斑尾高原ホテル内の無料仮眠所は既にいっぱいでしたが、ホテル内で座って待機できたのでそこでレース準備。16:00頃には準備完了してドロップバック・荷物を預け、スタート地点へ移動しました。
受付時はまだ雨が降っていなかったものの、この時間帯は小雨。スタート直前まで屋内で待機でき、雨を避けられたのは助かりました。このタイミングでRuntripメンバーとも会えて、スタートまでリラックスして過ごせました。
■ レース
(タイムや順位、実績vs計画の比較は画像参照)
### START 〜 荒瀬原(14km)
雨の中でのスタート。荒瀬原までは周りに惑わされず「心拍数145以下」で進もうと決めていました。心拍数もOKで、多少の渋滞がありつつもほぼ予定通りのタイムで荒瀬原WS着。
### 荒瀬原 〜 バンフ(19km)
トイレを済ませていざ斑尾山へ、と思ってコースに目を向けると登山道入り口で渋滞。登り下りとも雨の影響で滑りやすい箇所が多く、この区間は想定以上に時間がかかってしまいました。木の枝や草を掴んで進む場面も多く、上半身の筋肉も消耗。
バンフ到着で予定より30分以上の遅れ。タイム表は「これより遅いと完走が厳しい」という設定ペースで作っていたので、開始早々ヤバいなと思いました。エイドの滞在時間はなるべく短くしようと、バンフはサッと出発。
### バンフ 〜 赤池(33km)
走れる区間なので挽回しようと思ったものの、ここも滑りやすくて走れず、さらに遅れが増す…。
### 赤池 〜 アパ(53km)
この区間の途中で雨が上がりました。アパエイド手前でボランティアさんに「星空がきれいですよ!」と声をかけてもらって、レース開始以来初めて空を見上げました。ずっとドロドロの登山道ばかり見ていたなとw さっきまであんなに雨が降っていたのに、こんなにきれいな星空なんだとビックリ。
そして星空を見上げた直後、アパへの下りで足を滑らせてコケましたw
アパではドロップバックを受け取り、ウェアを着替え、補給食を補充して約20分滞在。予報より早めに雨も上がり、これから日も昇ってくるのでここからは気持ちよく走れるだろうと信じてエイドを出発。
### アパ 〜 自然の家(69km)
淡々と進む。まだまだ前半なのにペースの割に疲れは結構あり——ドロドロ&ツルツルのトレイルを走った影響かなと感じました。ただ、脚攣りやケガはなし。
自然の家エイドで水分補充していると、両隣にTabisuke TabizoのザックのTシャツの方が。思わず声をかけてみると3人とも色違いのT2 Ultraでした。こういう出会いは嬉しい。
### 自然の家 〜 池の平(87km)
ゲレンデの急坂にだいぶやられました。歩みを止めることはなかったけど、ゆっくりしか登れず。この辺は練習不足だったかなと反省。
ゲレンデを登った先でラン仲間のボランティアを発見!少し会話して元気をもらって、今度は激下りへ。去年はここを全然走れなかったなと思い出しながら、今年はゆっくりながら走れたので少しは成長できたかな。下った先には私設エイドで水と麦茶を出してくれている女の子がいて、ありがたく麦茶をいただきました。
池の平エイドでかんずりラーメンを食べようと思っていたら、タイミング悪く調理中だったのであきらめて出発。
### 池の平 〜 黒姫(99km)
淡々と。この区間後半では110kmとの合流ポイントがあり、110kmの選手たちはまだ元気だなあと思いつつ、たくさん声をかけてもらって元気をもらいました。
宴会隊エイドの手前でガンバフンバくんを手拭い振ってアピールしようとしている人がいたので、追いついて一緒に手拭い振ってアピール。宴会隊エイドのしそジュースは今年も最高に美味かった。
黒姫ではウェア着替えなしにして少し時間を短縮。ラン仲間にも会えて「まだ行けるよ!」と声をかけてもらえてありがたかったです。
### 黒姫 〜 笹ヶ峰(111km)
過去2年苦しんだ区間。登りは歩き・下りは走りをしないと完走は難しいとわかっているのに、去年はこの下りが走れなくなっていました。今年は登りもしっかり歩けたし、「下りも走れた」——ここでも成長を感じることができました。
このペースなら笹ヶ峰に16:00くらいに着けるかなと思って進んでいたら、吊り橋手前で渋滞。そっか、ここは渋滞ポイントだった…。約20分待って吊り橋を通過し、笹ヶ峰には16:20着。
バンフでの遅れを取り戻すことはできず、32:30設定ペースから約30分遅れのまま。しっかり走っていただけに、吊り橋渋滞で少し心が折れました。
### 笹ヶ峰 〜 大橋林道(127km)
笹ヶ峰を出発——去年越えを達成。
最低限の目標だったので少しホッとしましたが、この時点で完走は難しいだろうなとも思っていました。
完走が難しいという思い、脚の重さと痛み、体の冷え、110kmの選手にどんどん抜かれる状況……いろんなものが重なって体も動かず、メンタルもずたぼろに。下りもついに走れなくなり、大橋林道に向かう途中でリタイアを決意しました。
今振り返ると、もっと前向きな気持ちを維持できていたらまだ先に進めたかなと思うので、気持ちの弱さを感じました。
■ レース後
大橋林道エイドでリタイアを申告し、1時間半ほどバスを待ってゴール地点の飯綱へ。ドロップバック・荷物を受け取ったのが23時半ごろ。
宿泊先へのバスは2時まで来ないため、それまでの時間で着替えや荷物整理。売店の豚汁うどんが冷えた体にしみました。
アパホテル妙高に着いたのは3時ごろ。ホテルの大浴場は24時までで湯舟にはゆっくりつかれなかったけど、シャワーで泥と汗を流して4時に就寝。あっという間に寝落ちして、起きたら8時半でした。
朝食会場はかなりの混雑で20分ほど待ち。ゆっくり食べる時間がなくなってしまったのが残念。
10時にホテルをバスで出発して表彰式へ。去年はトップ10全員にインタビューしていて少し間延びしていたけど、今年はトップ3のみになってテンポよく進んで良かったです。
100mile完走者がバックルを受け取っているのを見て「やっぱり諦めるんじゃなかった……」という悔しさが。
13時に表彰式会場をバスで出発、長野で新幹線に乗り換えて帰宅したのは17時ごろ。泥と汗にまみれたシューズ・ザック・ウェア類を洗濯する気力はなかったけど、つけ置きだけしてこの日は早めに就寝。翌日、もろもろ洗濯してやっと信越五岳2026が終わりました。
ソックスとカーフプロテクションの泥が一番手強かったw 何回すすいでも毎回泥水が出てきて、一生きれいにならないのかと思いました。