権現山・汾陽寺山・水道山
汾陽寺山・権現山・柳島山
(岐阜)
2026年04月05日(日)
日帰り
春嵐は去り、水面に当たる光が眩しい、良い朝だ。
今日は舞踏会だから。
まずは紫色のドレスを纏った君の許へ。
おや、晩餐会の洋酒が抜けないのかこの時間ではまだ眠ったままのようだ。
では、先に桃色のカーディガンを纏った貴嬢の許へ向かう事にするよ。後で必ず戻るから。
雨降りの土曜日、都合良く舞い込んだ車両定期点検の待合中の事。
手にした新聞の地方面において、カタクリの群生地として紹介されていた場所。
「(一色)保木山カタクリの里」は、桜で有名な「寺尾ヶ原千本桜公園」に近く両方歩けそうだと思い、行ってきました。
貴嬢の許へ向かう前の試練として権現山を越える事を自分に課しましたが、敗れました。
下山時に急斜面で滑って転倒した際に左腕を強く突いてしまい、痛みで全く動かせない状態に。
これはヤバイ。右手一本で左ポケットよりスマホを取り出し、まずは google先生 へ尋ねます。
「脱臼 治し方」 ... 検索! ... 「自分で治そうとするのは止めましょう」 ... 分かりました。
「整形外科 近所」 ... 検索! ... 「営業時間外」 ... 日曜だから当たり前ですね。
うーん、自力で下山はできそうだけれど、どうしようかな…。痛っ…。
まだ続く急斜面、尻を地面に付けながら安全に、安全に、少しずつ前進します。
救助要請も頭を過りましたが、まずは下山を優先させました。
ところが、その道中で奇跡が起こります。
痛みに耐えきれず小川の畔で蹲っていた時、左肩で、まるで桜の蕾が開くかのようにそっと暖かな感覚が広がり、痛みがすっと消えたのです。
それまで全く動かせなかった腕も、恐る恐る動かすと肩が回りました。
その後、散り始めとはいえ見事な千本桜の下で団子を食べたら完全に復活!
残り予定していた行程も、歩く気になりました。
さすがに気をとられ、「きのこの山・たけのこの里」看板がある場所へ行くのは忘れました。
他の方のレポにもある通り権現山の西側は取り付き部分が工事中であったり、急斜面であったりするので、私が通ったYAMAPの細線ルートではなく太線ルートの方が良さそうです。
山頂は、奥社のような祠があるのみなので地味ではあります。
せっかくなので、汾陽寺山経由で南側へ戻ります。
こちらも地味な山ですが、途中上から眺める千本桜は良い眺めでした。
ここを訪れるなら、桜の時期が適していると思います。
さて、充分に日も登ったし約束通り紫色輝く君の許へ。
おぉ、起きてる^^。たくさんの人々を惹きつけていました。
この山は(一色)保木山という名称があるようですが、何故かその記載が地図上にはありません。
一応、現地にコースはあったので登りましたが、山頂標識もありませんでした。
周回を終え駐車場へ戻ったら、最後に水道山。
ここからは武儀川の流れと、武芸川町の街並みを望むことができます。
頂上は、蝶々たちの楽園でした。やっぱり、整備された山はとても登りやすいです。
今日は、山というよりは花が目的でした。
では何故、山へ登ったのかと問われれば、そこに山があったから。
ありきたりな答えですね。