多摩丘陵散歩
多摩よこやまの道
(東京)
2026年02月14日(土)
日帰り
ニーナ・シモンの Ain't got no - I got life という曲をご存知か。
人生であの曲ほど胸を打った曲はない。
聞いたことがない人は、是非YouTubeで検索して聴いてみてほしい。
なぜそれを引用したかというと、今日まさにそんな気持ちになったからだ。
歳のせいか薬のせいか、この頃体調を崩すことが多くなって、山にも街にも簡単に行くことができなくなってきた。昔はちょっと無理しても平気だったことが、抗えなくなってしまった。その時々の調子によってできること、できないことがある。
今日は心の調子が悪いので人に会えないし街にもいけない、そして体の調子も病み上がりで少し不安がある、でも山の空気が吸いたい。心も体も、本当は自然を求めている。ではどうしたらいいか?
私は普通の人が当たり前にできることを当たり前にできない。すれ違う人の目も見れない。調子が悪い日は漠然とした不安感に常に包まれてるから遠くの山や高い山に行く勇気もない。ソロで雪山に登れるほどの技術もない。ツアーに参加する社交性もない。根暗だから友達もいない。でも私には30km歩ける足がある。幸い明日も休みで時間がある。バスは無理だけど電車は乗れる。必要最低限の社会的マナーくらいはある(たぶん)。そうだ、近所にしよう。人の少なそうな多摩丘陵にしよう。
自然はどんな自分も迎え入れてくれるし、朝陽は誰にでも平等に降り注ぐ。そしてたくさんの癒しと気付きを与えてくれる。勇気を出して朝早く起きてこの日の山行を無事に終えた自分を優しく撫でてくれる。
私は私にできることをやればいい。
今日できることだけをやろう。