06:37
16.3 km
1096 m
榛原→井足岳→高峰山→室生寺
伊那佐山・井足岳 (奈良)
2026年01月18日(日) 日帰り
室生火山群の三郎ヶ岳に登った時に見えた北方向の稜線。是非歩いてみたいと思いながら早半年。この冬は無理かな?と考え、リストから外していましたが、暖かい週末がやってきました。天気も申し分なく、7:41榛原駅に降り立ちます。 駅を出ると、いきなり奈良交通の方に声を掛けられ、見ると「霧氷バス・三峰山」の幟。首を横に振り、横の観光バスに乗っているのは5人程。この陽気では霧氷は無理っぽいよね〜と思いながら宇陀川を渡り、登山口の法清寺へ。 巳・稲荷・天狗に挨拶して山に入りますが、登山道とズレてる(笑)植林帯を彷徨いながら、GPSを見て修整し登山道を見つけ合流。グレーの山は入口さえ侮れず、注意が必要と改めて肝に銘じ登り始めます。次第に南西側に音羽山稜線が見えてきます。 昨年夏に井足岳に来た時にはYAMAP認定されていなかった岳山。10km程南方にある「宇太水分神社」の雨乞場であったという山頂。名残か、大きな窪みが残されています。南方には龍門岳でしょうか。眺望良し。一旦急降下し、急勾配を直登。 岳山から10分で井足岳。こちらからは東方・三郎ヶ岳や住塚山等、室生火山群の眺望です。左折して植林帯を降りていき船尾集落へ。ワンコに激しく吠えて追い立てられ(笑)国道369。弘法大師ゆかりの湧水場所(有料)を横目に見て西進。 宇陀川沿いを歩き、南垣内地区の田園風景を愛でながら上ると、伊那佐山〜井足岳稜線。舗装道の峠にある鳥獣供養塔の先に擁壁の切れ目。階段上がって左。踏み跡を探り笹薮を抜けると、植林帯に踏み跡あり。そして彫り込まれた道と合流。 地形図の点線とはズレていますが、明らかな旧道に間違いなく、標高500近くの台地状の高みが見えたら直登。右折すると再び踏み跡と出会い、雑木林の尾根筋を辿って行きます。双耳峰の手前のピークを越えると間もなくで山頂稜線。 上がるとビックリ。幅2-3mはある参道奥に御社。ココも岳山。石柱には「嶽明神」とあります。雨乞いの儀式でも行われていたのでしょうか。「聚落山」のプレートもあり、その裏には「坊世尊」(お釈迦様)。今でも大事な信仰の場所ではないかと思われます。 三角点もありますが眺望無し。直進して下って岩ゴロゴロを登り返し、なだらかなピークに「高井岳605m」の木板。あれ?と思いながら次のピークには「宮田山605m」の新しい木板が落ちてます。YAMAPでもこちらにピークマーク。 木にしっかり取り付けたつもりですが、また落ちちゃったら御免なさい。この辺りは植林境界稜線。南側が雑木林となっていて、樹間から山並みチラリ。直進して植林帯に入ると、礎石のような石に遭遇。高井からの登山道と合流して左折。 右カーブしながら尾根筋を上がると、伐採現場が現われ、打ち捨てられた木々が散乱。跨ぎながら進み、次の岩場を左から巻いて雑木林。標高700の小ピークを越えると目の前に高み。登って高井岳。こちらが正真正銘。標高710の山頂です。 こちらは植林帯に囲まれ眺望無し。北側の深い谷を東方向から迂回して、NTT施設残骸がフェンスに囲まれたタダボシ山。ここに辿り着く途中にも伐採現場を通過。潜ったり乗り越えたり苦労しました。今後の植生健全復帰のためにも、お片付けをお願いします。 分岐に戻り南東へ。下って峠道を横断します。木に岩田山の文字。10分程急勾配を登り返し大平山。眺望は霞んできました。今日も黄砂の影響でしょうか。三角点ありでプレート鈴なり。直進して左カーブしながら植林境界を下ります。 登り返すと、木々が南方向に沢山倒れています。昨年の台風の影響でしょうか。右カーブで跨ぎながら進みます。標高750辺りで正面に最後の山の姿。まだ遠い〜ここからが一番の難所。地図には、はっきりと表れていませんが、4-5回の厳しいアップダウン。 植林境界の素晴らしい稜線ですが、息も絶え絶え。大平山から半時間。双耳峰の西峰を乗り越え、ようやく高峰山山頂(東峰)です。霞む南側の眺望がかろうじて見える程度。樹木の下に笹が茂っています。少し右手に急降下。 コルから左手に登り返す道が、植林帯の中を真っ直ぐに延びていて綺麗。間もなく笹に埋もれかけた三角点。点名・桃木谷とあり、プレートも掛かっていて嬉しい。スグに右に折れてトラバース道を降りて陽当たり良い場所で昼食休憩。 時折小鳥の囀りが聞こえるだけの静寂。見上げると真っ青な空。最高の空間ですね~リラックスし過ぎて尾根筋を間違って直進(笑)慌ててUターンし、南方向に下ります。なんと5分で舗装道。室生古道の峠ということで、観音さん?と地蔵さん?の社があります。 峠からは西側の景色。先程の大平山の向こうに伊那佐山でしょうか。霞んで見えます。今日は誰とも会いませんでした。室生古道を30分程で腰折地蔵。良く見ると、腰辺りで真っ二つに。下半身の病気に御利益があるそうです。随分降りてきたようですが、まだ標高500。 2つ目の岳山の標高と同じぐらいあります。向かいの室生連峰を見ながら急降下。道標から室生集落に入り散策。樹齢400年の枝垂桜のある西光寺から地蔵院のある場所まで降りますが、ここも未だ標高400。さらに公園を降りて名刹・室生寺の入口です。 標高350程の、室生川が造った谷あいに門前町が連なり、朱色の橋と合わせて独特な景観が広がります。前回室生寺は参拝したので、今回は時間の許す限り、日本の原風景の様な場所をゆっくり散策。よもぎ餅のお土産を買い、1時間に一本の奈良交通バスを待って、室生口大野駅へと向かいます。
