妙高山・火打山(新潟,長野)
2026年9月22日 (火)3日間
キラキラしてる北アルプスについつい目移りしてしまうけれども、妙高・火打を始めとする頸城山塊の魅力は刺さる人には刺さります。
一部書籍には北信五岳のひとつの山とか、大まかにまとめた表現をされたりするけれど、一座一座がそれぞれ魅力を放っているのでそれを知ってもらいたい。
このSWはひとり静かにテン泊予定でしたが、hirosyさん・NatuMounさん双方から頸城五山行きたいとお声掛け頂いたので、地元民としては是非その魅力を伝えねば、そう考えて公式ガイドとは逆周りの雨飾山から妙高山へ縦走するプランを計画しました。
DAY:1
燕温泉の駐車場に合流して車2台を残置、糸魚川市の雨飾山荘へ向かいここからスタート。
小谷村からのスタートではないのは、駐車場の制限が厳しい事、何よりもこの山行では初日が一番ハードなので、少しでも早く一座目をクリアする為でもあります。
とはいえ薬師尾根はたった約3キロ歩いて標高を約1,000m上げるので優しくないですし、むしろ小谷側のほうが斜度が緩かったりします。
全員2日弱分の水を背負っているので、ザックは20キロ超えなのでなかなかペースが上がらない。
(我々はお楽しみをたくさん背負いがちなので)
やっと笹平へ着くも山頂は雲の中、でも少し待てば雲が切れそうなので出待ちしていると空が明るくなった、おかげで例の横顔を見せる事も出来て一座目の名所をお届けでき、後は悪名高いシゲクラ尾根へ向かう。
歩きやすい道もここまで、これでもかというくらいに滑りやすい道を大曲分岐まで激下りして、激しいアップダウンのシゲクラ尾根へ、頸城五山のルート上にはまともな水場がなく、地図に載ってない水場が3ヶ所ある事を過去に歩いた時に確認していたのですが、枯れてたりするので今回あてにはしておりません。
そのうち2つ、大曲分岐・白倉峰のコルはこの日しっかり水が出ておりました。
お世辞にも良いとはいえない道を登り詰めて頸城山塊最深部の金山に到着、ここからは北アルプス南部までの峰が雲上に浮いていて、明日・明後日と繋ぐ頸城三山が望めた。
確かにこの眺望も素晴らしかったが、ここから富士見峠までの路が気持ち良く草原に走る一本の道とそこからの絶景が、いつまでも歩いていたいと思わせる区間であった。
お待ちかねの泊岩は、三条市からいらした方一名と我々のみで、快適に眠りにつけた。
なお、富士見峠の水場もしっかり水が出ておりました。
DAY:2
昨日と違って難路も少なく、私が五山の中で一番好きな新潟焼山からスタート。
泊岩の扉を開けると日本海に海谷山塊、雪倉・朝日が朝焼けに輝いている、これはかなり期待出来る。
焼山はこの頸城五山の中間にあってかつ、山頂がせり立っているので抜群の眺望がある。
何度も振り返りながらも山頂へ着くと昨日まで見えなかった志賀高原、遠く守門岳まで遠望出来た。
ふたりこの大展望にはご満悦のようで、結局1時間半も山頂で景色を楽しんでしまった。
火打山へ行く前に胴抜ケ切戸へ急降下するとさらに紅葉が進んでいるよう、影火打・火打と登ってしまえばこの日は登りはない。
影火打手前から振り返ると、山らしいと言える山体の焼山が美しい、ここが一番大好きな場所からの新潟焼山の姿でもあります。
火打山に到着すると今までなかった人の姿で、やっとメインストリートに着いたようだ。
高谷池ヒュッテを目指して下ると山体は雲の中に消えてしまったので、お気に入りの方角からの火打山は見えなかったけれども、草紅葉の木道歩きをじっくり楽しめたから、火打山をおがむのは明日の楽しみとしました。
さて、予約最難関の高谷池ヒュッテに到着、憧れのテント場に設営を済ませて宴会を楽しんでいると、予報通りに17時頃から雨が降り始め、平地で快適なテントに籠り、最終日に備えました。
DAY:3
昔なら全行程を2日で済ませたろうけど、高谷池の朝も楽しみたい、そして迎えた最終日は、雲こそあるものの穏やかな天気で、散歩がてら天狗の庭に向かい少し待つと火打山がお目見え、雑誌でお馴染みの景色が目の前に。
たっぷりこの景色を堪能して大倉乗越へ向かう。
黒沢池ヒュッテまでの森林歩きも気持ち良かったが、黒沢池湿原が見えると素敵な建物と草紅葉がなんとも見事、ここも是非泊まってみたくなった。
大倉乗越から妙高山までの100下りて500登る高低差はなかなかだったが、登りはここが最後、南峰へ到着。
新潟に赴任して最初に登った妙高山で一番感動したのはここからの火打・焼山で、必ず縦走しようと決意した場所でして、その景色を見せれるか不安でしたが、さすがは晴れ男、焼山は見えないものの、火打山まではしっかりと見ることが出来た。
あとは燕登山道をすたこら歩いて、私のリクエストの野湯にドボンをするも無事に達成、個性的な各山を歩き見て感じる頸城五山縦走は無事に達成出来ました。
3人の好みが全て詰まった今回の縦走、どうやら頸城の山を好きになってくれたようなので、大成功と言えると思います。
⚫︎大倉乗越の水場も出てたので、5つ全ての水場が使えました。
⚫︎下山後は秘湯花文に再入浴♨️
⚫︎ラーメンみずさわで背脂を給油🍜
でも、へぎそば食べて欲しかったなー