不動山城 雪で撤退!(糸魚川早川)
鉾ヶ岳・権現岳
(新潟)
2026年03月23日(月)
日帰り
晴れ
気温15℃くらい
去年から計画していましたが、クマが怖くて延期になってしまった不動山の城山歩き。
そろそろ雪も溶けてるだろう、と3月下旬に計画しましたが舐めてました…
不動山は糸魚川早川近くにある独立峰で上杉謙信時代の家臣のお城です。春日山城の西にあり、守りの要所でもありました。
とはいうもののかなりニッチな山城なので地元の人か、この地域の歴史好きがときどき来るかな?という感じです。正直お誘いが無かったら自分で行こうという発想も無かった笑
誘っていただけたことが幸運です。
アクセスは車のみ。
誘ってくれた方曰く、「道が途中から無いので1人では登れない」とのことで、登山をされない方だったのでならば一緒に行きましょう、となった次第です。
とりあえず、登山口に駐車場があるということでそこへ向かいます。登山口からは急斜面で、YAMAPにはログ無し。山と高原地図も対象外。ヤマレコさんにわずかな軌跡あり。しかも多分夏山用のみ。
とはいえ、雪さえなければ巻いてカニ歩きすれば行けるようなのでそのつもりで準備しました。
しかし登山口に着くまでにも困難が…
ちょうど登山口付近の除雪をしてくださっているタイミングに車で乗りつけた我々。
電気工事の車も来る、ということで一旦下山。
何せ道が車一台分しか幅がありません。雪ですれ違うことも不可能なため早々に撤退するしかありません。
とはいえ、今回の目的はこの山ですし、せめて登山口だけでも拝みたい…!
ということで麓に車を置き、徒歩で登山口まで戻ることに決定。
当初1時間と考えていた登山が往復4時間になった瞬間でした。(一応そういうことも想定して装備準備してました)
麓から独立峰なので山の姿はよく見えます。
夏山の道の方が近道ですが、車で登った感じ多分雪が積もって雪漕ぎの可能性もあるので安全をとって車道で進みます。
しかし本当に今日が最初の除雪だったらしく、ちょっとしたショートカットも雪と倒れた竹やらで難儀な道になっていました。
先程撤退したところまで戻ってきたころには完全に登山モードです。作業の方も「そんなに登りたいのか〜」と半笑い。「困ったら大声だせよー!」と温かいお言葉で登山口へ送りだしてくれました。
登山口からは雪がガッチリなのでチェーンスパイク装着。正直アイゼンが欲しかった。
「無理はしない!」心に決めて歩きます。
看板まではかすかに誰かの踏み跡あり。
ありがたいトレースを使わせていただきます。
そして看板から先。
「道がない」といっていた登山道です。
見たところ分かりにくいだけで踏み跡はあるのですが、地図通り急登です。
チェンスパですがキックステップを作って行きます。雪が少し溶けたところで階段が見えたのでそこを頼りにさらに進みます。
雑木林の分岐で一応本道?の急斜面を確認しましたが、そもそもこの急斜面は雪が無くても登りたくないぞ?という感じでした。
どこから取り付いてるのか…夏はロープついてるんでしょうか…
予定通り二の丸方面へ…と思ったら木が雪で倒れてて塞がれてる。ちょっといじったら木が戻ったのでその隙間から二の丸の方へ。すると雪も溶けてぽかぽかの暖かい道に出ました。
景色もよく、向こうの雪山の美しさに惚れぼれします。
しばらく行くと井戸と公民館の柱が。
公民館あったんですか?こんなところに?
まぁすぐそこまで夏は畑のようなので、一休みする場所があったのかもしれません。
さらに進むとひらけた土地にでます。
全面雪があり、獣道もあいまって道が不明に。根元付近の踏み抜きだけはしないように少しずつ登りました。
そして左手には二の丸、右手には本丸の急斜面。
予想以上に急。しかも谷側で滑ると止まれるところがない。
階段は見えましたがさすがにこれ以上は装備も技術も足りない、と判断して撤退決定。
二の丸だけ拝むことにしました。
二の丸はお地蔵さんのお顔がちょっと雪から顔を出していて、来た甲斐があった〜と嬉しくなりました。
帰りも雪の急斜面を慎重に降ります。
登山口に着くと舗装路ギリギリまで除雪されており、作業の方のお気持ちを感じました。ありがとうございます。
3月はまだまだ日本海側は難しい季節なんだなぁ、と良い経験ができました。
また機会があればチャレンジしてみたいものです。
時々、登山講習会に参加していますがこういうとき、本当に講師の方々の言葉が蘇って判断の元になるので受けて良かったと思います。
本格的な雪山はいまのところする気は無いですがまた次のシーズン講習会は行こうかな、と思ったりしました。